【お題】王手、そして

博士課程に在学しています。査読についてききたいですけど、別の人との共同研究としての査読は例えば連名者として査読として出して自分の業績にもなるのですか?
もちろん自分自身(自分の研究)も別の査読をだします。

A 回答 (4件)

博士の学位取得の論文ではなく、研究業績の評価のような気がしますので。

それも、連名、のようなので、理系だと仮定しての話です。

 理系の研究は、医学部の博士号の取得目的を除くと、連名がほとんどです。大学で研究すると、教授の指導の下、になりますから、教授の名前をつけます。また、一人ですべてをするのは、不可能の状況ですから、協同で実験した人の名も共著者にします。
 サンプルの測定を依頼しただけでも、今後の協力関係を配慮したりする、あるいは相手から共著者を要求されることもあります。
 これは、最近は業績が求められるからです。それに、共著者の数が増えたからといって、また、名前の順番で業績の評価に影響するということが少ないからです。

 理系の場合、重要な論文は、引用回数が多くなります。その引用回数に基づいて、インパクトファクターで評価する場合が多いのです。その場合、一人で書いていても、10人名前があって、同じ評価になります。たとえば、インパクトファクターが10なら、全員が10の得点を貰えます。
 
 業績を求められることが増え、論文の著者の数の多少に評価は影響されないことが、共著者の数が増える背景にあります。

 採用の時の業績評価でも、どの論文に掲載されているかは見ますが、何人で書いてあるかは見ません。それでなければ、この人は、この研究の中でどのような役割、あるいはどのデータをだしたかまでチェックすることになり、ノーベル賞級の制度が必要になり、それほど暇では・・・。
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論文に投稿した場合,連名であっても(筆頭著者でなくても),もちろん研究業績になります.



ただ,それを博士論文の審査に使う場合,分野・専攻などによって扱いが異なります.単著あるいは筆頭著者でなければカウントしないところもありますし,連名著者でもカウントするところもあります.あるいは,筆頭著者なら1ポイント,連名なら0.5ポイント,などのようにカウントするところもあります.

また,博士論文の審査の場合には,博士論文に直接関係ない研究論文は,筆頭著者であっても業績としてカウントしない場合もあります.

学会での口頭発表や国際会議での発表&proceedings掲載などの扱いも,分野によってまちまちですね.指導教官や先輩などに確認するのがいいと思います.

あと,「査読」という用語の使い方に気をつけた方がいいですね.No.1さんのおっしゃる通り,「査読」というのは論文の審査をすることです.審査(査読)のある学会誌と,ほとんどフリーパスの学会誌があり,査読のある学会誌でないと業績にならない場合が多いので,よく「査読が3つ以上必要」というような言い方をします.

この場合,「査読のある学会誌への論文掲載が3報以上」という意味ですね.
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分野にもよるかと思いますが、審査があり世に認められているような論文誌への投稿であれば、たとえ共同研究であったとしても業績として認められると思います(私の分野では認められています。

ちなみに文系)が、研究業績とする場合には、きちんと連名であることを明記しなければなりません。

大学の講師職などにつくときに、研究業績の基準(たとえば論文何本以上かなど)として認められるかは、大学によるとは思いますが、業績として履歴書などに書くのは別に問題ないと思います。
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お書きの査読の意味がよく解りませんが,博士論文の事を言ってるのでしょうか? それでしたら,連名はダメだと思います。



 違うのであれば「査読」の意味を補足下さい。

因に,「査読」とは『論文などを審査するために読む事』です。

参考URL:http://www.jiep.or.jp/journal/toukou/sadoku.html

この回答への補足

博士論文ではなく。論文誌へ投稿の意味です

補足日時:2003/12/18 23:09
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