重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

 佐藤栄作の次の田中角栄から、日本の総理大臣の任期が短命化しています。戦後の総理大臣で言えば、佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎、中曽根康弘の順だそうですが、自民党の総裁任期満了で終わった小泉氏らと佐藤氏らを同列に比較するのもおかしな気がします。佐藤氏らのときは、党の任期による首相としての任期の終了はなかったのでしょうか。お詳しい方、ご回答をお願い致します。

A 回答 (3件)

必要に応じて党規約を変更する。



自由民主党は、党規約をその時の政治状況で自由に変更します。
党規約の順守は重要ではない。

中曽根が五年総理大臣をしたのは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9B%BD% …
「党規約改正による総裁任期1年延長という実利を得た」引用
とあるように改正したから伸びた。伸びた理由は、総選挙で圧勝して、後継者をどんぐりの背比べにしたからです。

福田赳夫が総裁になったのは、二年やったら大平に譲るという密約があり、その密約を公式に記録するために、任期を三年から二年に変更しています。
密約があっても、「世界が福田を求めている」と選挙に出ますが負けます。

党規約に任期の制限があっても有名無実です。

負けない限りやり続けるというのが政治家の本能です

戦後の総理の中では、鈴木善幸が唯一、「次期総裁選に不出馬」という形で任期満了によって総裁を辞めています。
佐藤、中曽根、小泉の三人が、十分に長期政権をやったので辞めたという感じ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いろいろとご教授くださいまして、ありがとうございます。佐藤栄作のときは、総裁任期の制約はあったのでしょうか?

お礼日時:2012/04/10 23:12

佐藤栄作



少なくとも小説吉田学校の中には、佐藤栄作の総裁時代の最後で角福戦争があり、4選に出馬させて佐藤派内での勢力拡張を目指した田中の策動がありましたが、四選出馬のための規約改定の動きに関しては、読んだ記憶がありません。
今の政治家の動きや、佐藤以降(私は中学生になっていたので新聞で政局は追っかけていた)でも、改訂できる規約でも、その規約を立てにとって、大騒ぎするのが政治家です。
けど 話がつくと、ころっと規約とか変えちゃう。

なので、出馬制限の規約はなかったと考えるとが妥当かと思います。
※ まぁ あっても ころっと変えちゃいますが
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ありがとうございます。小説吉田学校ですか。映画は見ました。(佐藤政権)当時は、総裁選出馬制限の規約はなかったのですね。逆に、田中角栄以降は、中曽根・小泉を除いて、みんな短命ですよね。各国の首脳に比べて、なぜこうも日本はころころと変わってしまうのか、と思ってしまいます。

お礼日時:2012/04/27 23:43

 総理大臣の任期は,当時の政治情勢に大きく左右されており,自民党内部の規約がそれほど大きな役割を果たしていたわけではないと思います。

自民党の総裁が任期2年とは言っても,実際には任期満了まで務められた人の方が珍しいという状態が続いていますし。
 基本的に,与党の有力な政治家であれば一度は総理になりたいと考えるものなので,自民党内である程度有力な政治家がどんぐりの背比べをしている状態の時は,派閥順送りの人事を円滑に運用するためにも,総理大臣は頻繁に交代させられます。ただし,以下のような例外もあります。

佐藤栄作→特に国民の人気が高かったわけではないが,自民党内のライバルであった池田勇人,大野伴睦,河野一郎といった有力者が相次いで病死したこと,高度経済成長期で国民の不満も少なかったことが,7年8箇月という稀に見る長期政権を実現できた背景とされている。自民党総裁には4期連続当選。

中曽根康弘→当時の最大派閥でありながら自ら総理を出せない状況にあった田中派の支持を取り付けるのに成功したこと,大統領型と言われるトップダウンを標榜した政治姿勢によりその指導力が高く評価され,1986年の衆参同日選挙で自民党を圧勝させたことが,5年近くに及んだ長期政権の背景とみられる。

小泉純一郎→「自民党をぶっ壊す」「私の政策を批判する者はすべて抵抗勢力」といった熱弁を振るい,改革者というイメージをアピールして大衆の圧倒的な支持を受けた。2003年の総選挙で圧勝してからは,自民党内にも対抗できる人物はいなくなり,結果として長期政権の維持に成功した。

 なお,小泉氏以後は「任期1年」とでも表現するしかない短命の総理大臣が続いていますが,その背景についての分析は後世の歴史家に委ねるしかないでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ありがとうございます。佐藤氏、中曽根氏、小泉氏の長期政権の理由が、簡潔にまとめられていて、とてもよく分かりました。
 小泉氏が圧勝した総選挙って、2005年のことではないでしょうか。2003年にも総選挙があったのであれば、済みません。

お礼日時:2012/04/11 18:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!