プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 年末はなぜに格闘番組が重なったのでしょうか。
格闘番組が最近視聴率が高いからでしょうか。
とても気になっています…。(-_-;) 
ご存知の方はご回答お願いいたします。

A 回答 (3件)

去年のK-1の中継が比較的高視聴率を上げたので言葉は悪いですが安易に同じ路線に走ったのだと思います.



結果,どれも中途半端になって面白くなかったですね.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

去年のK-1中継が高視聴率を上げたことは知りませんでした。
「プライド」と「K-1」の違いがはじめてわかりました。(恥)
 アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2004/01/03 19:41

ずばり、一昨年にTBSで放送した「猪木ボンバイエ2002」が、大晦日民放歴代2位の視聴率16.5%をたたき出し紅白歌合戦に肉薄する大成功を収めたからです。


しかし、昨年末は2000年以来4回目を数えるこの恒例ビッグイベントに、大異変が起きました。
これまで共同歩調を取ってきた主催者グループが、突如三つに分裂。各個に同日年越しイベントを開催、TV放映も地上波三局が、ほぼ同時にこれらを中継するという異常事態となったのです。
この三派とは、、、、
(1)アントニオ猪木&Kコンフィデンス派「INOKI BOM-BA-YE 2003」…日本テレビ系列
(2)FEG派(K-1)「DYNAMITE !!」…TBS系列
(3)DSE派(PRIDE)「PRIDE男祭り」…フジテレビ系列
何故こんな奇妙な分裂劇が生じたのか?
もともと、「INOKI BOM-BA-YE」というイベントはPRIDE運営会社のDSEが中心となって2000年末の世紀越えイベントとしてスタート。後に、日本格闘技界の二大メジャーK-1とPRIDEとが手を結び、“夏のDYNAMITE! 冬の猪木祭”という流れで年二回のオールスター的祭典を行っていくというコンセプトが売りとなった。
2001年の夏のDYNAMITEにてK1、PRIDE両陣営は初めて交流戦を開催。この大会が幕開けとなって、この年末の第2回「INOKI BOM-BA-YE 2001」は“K-1vs猪木軍“の対抗戦というリアルファイト路線に転向。リングの上のフォーマット変更もさることながら、大会中継が関西ローカル局からキー局のTBSへと移ったことも 「INOKI BOM-BA-YE 2001」の大きな特徴であった。
格闘技イベントの成功は常に地上波放送との提携がキーとなると言われるものだが、逆にこのとき支払われる莫大な放映権料をめぐる確執が、しばしば団体分裂の大きな原因になるのも事実である。後に“猪木祭分裂劇”の大きな要因となった、フジ/TBS/日テレの三すくみ構造は、この時のTBSの猪木祭獲得が元でくすぶり始めたものなのである。
当時、これといった格闘技コンテンツを持たなかったTBSは、K-1、PRIDEと二大イベントを成功に導いたフジの後塵を拝する形になり、格闘技コンテンツの獲得を迫られている状況であった。その後、日本テレビはK-1 JAPANを獲得。さらに情勢は逼迫する。元々UWF系の放映をショットで行うなど、格闘技シーンの動向には敏感なところを見せてきたTBSだが、スポーツ部門がプロレス放映に対して抵抗を持つ老舗の体質もあり、ここ十年のリアルファイトビジネスへの取り組みの足を引っ張っていたのである。
しかし、勢力拡大を狙う石井館長はこの流れの中で、TBSの人気番組「筋肉番付」を大成功させたプロデューサー樋口潮氏との交流を進め、「K-1 MAX」という大ヒット商品を生み出す黄金タッグ結成することになる。
元々K-1には、World GPシリーズの成功を支えてきたフジとの濃厚な関係があり、従来なら考えられない展開ではあるが、JAPANシリーズを立ち上げ日テレに預けるというアクロバットを見せた過去もある。さらに「INOKI BOM-BA-YE」、「K-1 MAX」と大会コンセプトを切り分けることでTBSに比重を移し、多局展開を狙うK-1の戦略は、フジには決して面白くないものだったに違いない。さらに、最初にJAPAN大会で「K-1vs猪木軍」の対抗戦を放映した日テレにしても、目前でとんびに油揚げを浚われた思いがあったであろう。


前年のフォーマットを引き継ぐ格闘技オールスターイベントとなった2002年大会は、まさに「Dynamite!冬バージョン」。メインを張ったのは、2002年シーズンK-1シーンを引っ張り続けたボブ・サップであり、最後はなんと苦手なはずのグラウンド技腕ひしぎ十字固めでフィニッシュを飾るという“ビッグサプライズ”で締めくくってみせた。2002年の中継視聴率は、まさかの14.9パーセントをマーク。関係者の度肝を抜くことになった。「金になるコンテンツ」として、格闘技は完全に地上派TVのフォーマットに乗ったのである。こうなってしまえば、パクり、引き抜きは当たり前の数字至上主義のTV界の論理が幅を利かす事になる。そして各局の反目や思惑のすれ違いが、最終的に今年の三分裂劇を生み出す伏線となっていくのであった。
そもそも、今年の「INOKI BOM-BA-YE」中継に関してはかなり早い段階から、TBS以外に移動することになるのではないかという風説が関係者の間を飛び交っていた。
K-1 MAX中継の爆発的成功などもあってK-1と蜜月関係にあるTBSを離れて、「INOKI BOM-BA-YE」の中継をフジに移行する考えをDSEは持っていたのである。8月10日の「PRIDE GP開幕戦」のリング上に登場したアントニオ猪木氏の口から「今年は日本で一番高い山の上からやるのもいいな」という謎掛けのような台詞が聞かれたのも、要するに放送局をフジに移管しますよという、影の表明だったのである。それから三ヶ月足らずの間に、どうして猪木氏がフジ&DSE陣営を離れ日本テレビとの契約に傾いていったか、それは芸能プロダクション、Kコンフィデンスを中心とした新たな格闘技組織が生まれようとしていたからに他ならない。

尚、本文はALLABOUTJAPANのコラム「大晦日3大興行激突!」を要約、加筆したものです。詳細には下記URL参照してください。疲れた。

参考URL:http://allabout.co.jp/sports/k1/closeup/CU200312 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはり視聴率の関係があったのですね。
格闘技世界とテレビ局の関係を熱く語っていただきありがとうございました。
ご回答、お疲れ様でした。

お礼日時:2004/01/03 20:56

話題性?

    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうかもしれませんね。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2004/01/03 19:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!