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会社四季報をみていると○○信託信託口という株主が出てくるのですが、これはどういう株主なのでしょうか?

A 回答 (4件)

国民年金などの公的年金、厚生年金基金などの企業年金、また、投資信託などは、集めたお金を主に有価証券で運用していますが、これらの基金は有価証券の運用および管理を信託銀行に任せることが多いです。


信託銀行はこれらの有価証券を基金から預かる際に信託契約を結びます。
信託契約というのは特殊な契約で、委託者がなにか(この場合は有価証券)を信託すると、その名義は信託を受託した者の名義にかわります。
具体的にいうと、A年金基金がその財産であるB株式をC信託銀行に信託すると、この、B株式の名義がC信託銀行のものになります。名義はC信託銀行のものにかわりますが、C信託銀行は自分の都合でそれを処分・売買できるのではなく、あくまでもA年金基金のために、自分の名義で行う売買・処分できるようになるだけです。

このようにして信託銀行は集めた有価証券を、それぞれの信託の委託者(年金基金など)のために運用・管理するのですが、信託の際、名義がすべて信託銀行のものになるため、株式を発行する企業側の株主名簿上はすべて信託銀行のものと記載されます。
四季報などの大株主名簿では、信託銀行自己分(信託銀行が自分のお金で買ったもの)と、信託分(他人から預かって管理している分)が分けて開示されます。それをご覧になったのだとおもいます。

ですから、ご覧になったXX信託銀行信託口は、すべてその信託銀行の者ではなく、実質的にはほかの人から預かって管理している株式の合計、ということになります。年金基金や投資信託はほとんどすべてが信託銀行に信託されるので、その額も大きくなり、結果、大手信託銀行と資産管理専門の信託銀行はしょっちゅう大株主名簿に載ることになります。
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投資信託の買い物とかです。


運用中のファンドを見てください。

持ち株会
社員の積み立て投資です。

○○銀行
銀行の系列会社

株式会社○○
グループ企業の可能性。
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投資信託とか、買ってませんか。


信託銀行に金銭信託していませんか。
 これら一万程度の寄せ集めなのです。

もちろん、下記のものもありますが。
下記のものは、
○○信託銀行トヨタ自動車信託口とかになりますので
社名がないものは、上の寄せ集めです。
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年金基金や外国人投資家、投資信託といった機関投資家は、投資している株券を信託銀行の信託口座に預けて管理しています。


大株主欄に記載されているのは、そうした機関投資家がその信託銀行に預けた株数の合計です。
信託口の内訳で、誰が信託したかについては、原則として公開されていませんが、株主1名で5%を超えている場合には、大量保有報告書が提出されますのでそれを見れば分かります。
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