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今夜、NHKクローズアップ現代でも取り上げられるようですが、ネット上の自分の情報についての「忘れられる権利」について、あなたのご意見を教えてください。

ネット上に一度出回った自分の情報は、現時点では一生残ると解釈されています。

実際、数年前、ネット上に見られたくない自分の姿を流出してしまったある方は、おかしなあだ名をつけられて今でも話題にされています。忘れられていません。


そしてそれは、自己責任と解釈されています。

これに対して「忘れられる権利」が出てきたわけですが、あなたはどう思いますか?

私は賛成です。

A 回答 (6件)

例えば、こんな例を考えてみましょう。



ある男性が孫を自分と同じ中学校に入れたとしましょう。
その中学校には昔いた生徒のある伝説というか武勇伝があり、代々言い伝えられていたとしましょう。例えば理科室で爆薬を作り、教室を破壊した、とか近くの学校を全てしめた、とかいう類のものです。
実はそれはこの男性が行った行為が広まったものでした。しかし、この男性以外、その経緯を覚えているものはもう一人もいません。伝説だけが残っています。

さてこの場合、伝説は残っています。しかし、伝説とこの男性は完全に切り離されています。したがって、この男性は忘れさられていると言っていいでしょう。


これをネットの情報と比較してみましょう。
質問文にあるような写真、これがこの物語の「伝説」に相当します。写真の被写体だった人、これがこの「男性」です。
写真は、いつまでもネット上に残り続けるかもしれませんが、何年か経つと、この両者は切り離されるでしょう。本人はその写真を見て恥ずかしく思っても、その写真と被写体だった人をつなぐ人は時間とともに少なくなります。

ということで、プライベートに属することであれば、忘れ去られる権利は問題にはならないように思います。


一方で公けに属する話は、例えば50年前の国会での発言を「忘れ去られる権利がある」といって消してはならないように、いつまでも残すべきものです。したがって、変な発言をすれば自己責任、ということになり、こちらも問題にはならないように思います。


したがって、総合すると忘れ去られる権利は、問題にならないように思います。
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この回答へのお礼

よくわかりました。

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/05 15:33

「忘れられる権利」は認められることがあるかもしれませんが、「忘れる義務」を課すことは思想信条の自由に抵触するので無理でしょう。


インターネットでは安易に個人情報さらして公開する、恥をかくことが多いですが、それは実社会でも大差ありません。学校時代の文集に恥ずかしいことを書いた思い出がある人は少なくないはずです。
もし「忘れられる権利」を認め「忘れる義務」を課せば、文集や卒業アルバムの回収や一部修正さえもしなければならなくなります。(まぁこれは極論ですが)
それに仮にインターネット上の情報を完璧に消すことが出来たとしても人の記憶から抹消することは無理です。その意味でも「忘れる義務」は課せられません。
「忘れられる権利」はあってもよいですが、他にも回答があるように「現実的には不可能」ですから意味がないというのは間違いありません。
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この回答へのお礼

なるほど

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/05 15:32

> 技術的に可能なのかは疑問ですね。



不可能です。

保管場所は個人レベルのPCに及びます。
そこに侵入など、ハッキング行為であり、別の問題が生じます。


> 「ただ、一度消えても、何度もアップされる可能性がある」については手が打てます。
> それを禁止すればいいのです。法律で罰すれば誰もしなくなるでしょう。

そんな簡単な話では無いでしょう。

「忘れられる権利」と言う受動的(消極的)な権利を保護するために、「表現の自由」など自発的な権利を侵害する法律を作ると言うことですから。

また、ある個人の過去の写真などの転用などを、どうやって違法か合法か告知するのか、ちょっと方法が判らないですね・・。
誰が忘れられる権利を主張しているのか?などの見極めが難しく、たとえ故意でも、全て過失になってしまうのでは?と思いますよ。
全面禁止などは・・有り得るのかな?

また技術的にも。
記録媒体の発達やPCの普及で、ネットカフェなどからでも簡単にアップ出来ますし、現在のWEBだけでは無く、SNSなどフィールドも出来ており、拡大・変化・複雑化しています。

禁止したところで・・・取締りが不可能かと思いますよ。
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この回答へのお礼

そうですね。

ただ「忘れられる権利」は個人的には大切と思いますので、
それが認められるような技術とかが出てくるといいなと思います。

お礼日時:2012/06/26 20:04

たとえ権利が存在するとしても、行使出来ない権利は無意味では?と思います。



海から指輪でもを落として、その所有権を主張してもいいですけど、実質的な所有能力が無い様なモノかと。

現実問題として、web上に蔓延・頒布された情報を、完全に消去することは・・おそらく不可能でしょう。
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この回答へのお礼

そうですね。
技術的に可能なのかは疑問ですね。そのあたり、今夜のクロ現が取り上げてくれると良いのですが…。


「ただ、一度消えても、何度もアップされる可能性がある」については手が打てます。それを禁止すればいいのです。法律で罰すれば誰もしなくなるでしょう。

ですから技術的に心配なのは「再アップ」ではなく、まず「巨大なネットの海からの除去が可能か?」ということでしょうね

お礼日時:2012/06/26 17:09

保護も保障も行使もできないような権利、意味がないんじゃないかなと思います。


一生残ると言っても“なかなか消えない”というだけであって、スキャンダルのように誰にも注目さなければ、情報の海に沈んで“消えたも同然”になるわけですしね。

ツールがネットかヒトかの違いであって、情報に対して「忘れられる権利」を行使するのって変でしょ。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました

お礼日時:2012/06/26 17:10

>あなたはどう思いますか?



恥ずかしい過去がいつまでも衆目にさらされる危険性がある。
というのは非常に嫌なことで、
そういうこと自体は別に構わないと思うのだけど、

実際問題として、どのようにその権利を行使するのか。
そのあたりをはっきりさせてもらわないと、
何とも言えませんね。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りですね。

そのあたり、今夜のクロ現に注目ですね

お礼日時:2012/06/26 17:10

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