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Alcohol, DNA and disease というNatureの2011年の7月7日の記事の一部改編された文章を読んでいます。

(1)A clue about potential endogenous DNA-damaging agents associated with FA came from work showing that cells carrying FA-associated mutations are exceptionally sensitive to the crosslinking agent formaldehyde, which ― like most other aldehydes ― is highly reactive.

ファンコニ貧血に関連した内在性DNA損傷因子の手掛かりは、他のアルデヒド基でも似たような構造が見られるホルムアルデヒド架橋剤という非常に高い反応性を持つものが例外的に感受性を持つFA関連性変異を持った細胞が示されたという実験から生じた。

とやくしてみましたがダッシュ以降の訳がどうつなげていいかわからないので不安です。

(2)Langevin et al. used ethanol, the immediate precurosr of acetaldehyde.
のimmediate precurosr とは直接の前駆体という訳からどういう風に訳すのが的確なのでしょうか。

(3)the researchers then investigated the effect of ethanol exposure through drinking water on double-mutant mice born to mothers that had not been exposed to ethanol, and before they developed leukaemia.

という文章でmice born to mothersの訳がつまずいています。

研究者らはその後、母親が白血病にかかる前にエタノールの暴露があったものから生まれた二重変異を持つマウスにおいて水を飲ませる行為を介してエタノールの効果を調査した。
でいいのでしょうか。

(4)metabolically produced acetaldehyde is a potential driver of endogenous DNA damage, which is normally counteracted by acetaldehyde detoxification,in conjunction with DNA repair through the FA pathway.

代謝的に賛成されたアセトアルデヒドは内在性DNA損傷の潜在的な駆動体であり、これは通常FA経路を介してDNA修復に併せてアセトアルデヒド解毒によって反作用されるものである。
でいいのでしょうか。

A 回答 (2件)

 どうやらネットでは、無料では原文が読めないようです。

お示しの文章からだけで試みてみます。FAはファンコニ貧血以外にも遺伝性疾患がありますが、ファンコニ貧血だとして訳しています。

>(1)A clue about potential endogenous DNA-damaging agents associated with FA came from work showing that cells carrying FA-associated mutations are exceptionally sensitive to the crosslinking agent formaldehyde, which ― like most other aldehydes ― is highly reactive.
>

「ファンコニ貧血に内因性原因として可能性があるDNA損傷物質の手掛かりは、次のような研究により発見された。ファンコニ貧血随伴性の突然変異を媒介する細胞が、その橋かけ剤となるホルムアルデヒドに特異的に反応性があり、他のアルデヒド同様、そのホルムアルデヒドは高い活性があることである。」

>(2)Langevin et al. used ethanol, the immediate precurosr of acetaldehyde.
のimmediate precurosr とは直接の前駆体という訳からどういう風に訳すのが的確なのでしょうか。

「ランジュバンらは、アセトアルデヒドの直接前駆体であるエタノールを用いた。」

 まあ、エタノール飲みはアセトアルデヒドで何度も懲りています(=酒飲みは二日酔いで懲りています)。エタノールを酸化するとアセトアルデヒドになるんですね。

>(3)the researchers then investigated the effect of ethanol exposure through drinking water on double-mutant mice born to mothers that had not been exposed to ethanol, and before they developed leukaemia.

「彼ら研究者らは、エタノール曝露の影響について、エタノール曝露されたことがない母マウスから生まれた二重変異体(=二つの遺伝子が異常の)マウスが白血病を発症する直前までを、その飲料水を使って調べた。」

 born to ~で、~から生まれた、ですね。飲料水にエタノールを混ぜたのかもしれませんね。

>(4)metabolically produced acetaldehyde is a potential driver of endogenous DNA damage, which is normally counteracted by acetaldehyde detoxification,in conjunction with DNA repair through the FA pathway.

「代謝により(エタノールから)産生されたアセトアルデヒドは、内因性のDNA損傷の原因物質の可能性があるが、通常はファンコニ貧血経路を通じたDNA修復機構と共に働く、アセトアルデヒド解毒作用により分解される。」

 ちなみにアセトアルデヒドを分解(酸化)すると、酢酸になります。

 余談ですが、エタノールの分解には、二つの酵素が関わっていて、一つがエタノールをアセトアルデヒドに分解、もう一つがアセトアルデヒドを酢酸に分解します。
 アセトアルデヒドはエタノールより有害なくらいです。アセトアルデヒド分解酵素を持たない人は、あまり酒に強くなく、エタノール分解酵素も持たない人は、酒を一口飲んだだけで気分が悪くなります。これは遺伝性です。
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この回答へのお礼

今回もご指導誠にありがとうございます。
この文章からエタノールは分解酵素により何になるかということを聞く問題が問われていました。
文章中のimmedeate precurosrなど代謝経路の正確な説明は補足で示してくださったようにエタノール→アセトアルデヒド→酢酸ということが重要なことを文で主張しており、最終的にはアルコール摂取は考え直すべきじゃないかなという作者の意図がおかげさまで明確に伝わりました。

母体がアルコールを摂取すると子供が水頭症など頭部に疾患を持った子供が生まれるケースが多い(水頭症だったかは忘れてしまいましたが)という記事を見たことがあります。

代謝経路がこのように体の影響に大きくかかわっているのですね。
いつも日本語訳のおかげですっきりできます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/28 19:11

(1)A clue about potential endogenous DNA-damaging agents associated with FA came from work showing that cells carrying FA-associated mutations are exceptionally sensitive to the crosslinking agent formaldehyde, which ― like most other aldehydes ― is highly reactive.



ファンコニ貧血に関連した内因性DNA損傷因子であろうと予想される物質の手掛かりは、FA関連性変異を持った細胞が、他のほとんどすべてのアルデヒド基と同様に非常に高い反応性を持つホルムアルデヒド架橋剤に対して例外的な感受性を持つ、と言うことを示した研究からもたらされた。

(3)the researchers then investigated the effect of ethanol exposure through drinking water on double-mutant mice born to mothers that had not been exposed to ethanol, and before they developed leukaemia.

研究者らはその後、エタノールにさらされておらず、また白血病を発症する以前の母体から生まれた二重変異を持つマウスを使って、水を飲むことによるエタノール暴露の効果を調査した。

(4)metabolically produced acetaldehyde is a potential driver of endogenous DNA damage, which is normally counteracted by acetaldehyde detoxification,in conjunction with DNA repair through the FA pathway.

代謝的に産生されたアセトアルデヒドは内因性DNA損傷の潜在的駆動体である。内因性DNA損傷は通常アセトアルデヒド解毒と通常FA経路を介したDNA修復との共同作用で中和される。

専門知識は持ち合わせていませんので、あくまで英文の解釈だけしました。
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この回答へのお礼

早速のお返事誠にありがとうございます。ダッシュの部分はカンマ分のように先に約したりするのではなく強調的なものだとか詳細について説明をするときに用いられるというのがおかげさまでよくわかりました。

英文の解釈だけでここまで丁寧にかつ長期にわたりご教授下さり誠にありがとうございます。

お礼日時:2012/06/28 19:03

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