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以下の状況での会計処理についてご教示いただきたいと思います。
基本的な内容も含まれていると思いますが、ご対応いただけると幸甚です。


【前提条件】
・7~10月はサービス利用無料お試し期間。
・11月以降は有料(\10,000)。
・お客様からは、7~10月の無料お試し期間の申込書を頂いている。(先方押印/サイン済)
・無料申込書の中に「無料期間終了後は、継続利用を希望して翌月分を振り込んで頂いた方のみサービス提供。その際の料金は\10,000。」という記載もあり、無料申込書に押印/サインして頂く段階で確実に説明・合意している。
・通常は\10,000を頂くのですが、無料お試し期間にサービスを利用して頂き、その間の効果を考慮して、現実的にいくらなら払えるかを顧客にヒアリングしている段階。
・会計年度の期末は12月31日とする。

【質問事項】
■以下の仕訳処理は正しいでしょうか?
(1)ある顧客が\7,000なら払えると言って、11月10日に入金してきた場合。(振込手数料は当方持ち。振込手数料は\525とする。)
 → 普通預金 6,475 / 前受金 6,475
(2)11月30日にサービス提供が完了する場合。
 → 前受金 6,475 / 売上 10,000
   売掛金 3,525 (振込手数料\525 + 売上値引\3,000)
(3)会計年度の期末(12/31)の処理。
 →<期末に纏めて処理する場合>
   売上値引 7,050 / 売掛金 7,050 (振込手数料\525+値引\3,000の合計 × 2か月分)
 →<月末に都度処理する場合>
   売上値引 3.525 / 売掛金 3,525 (1ヶ月分)
■売上値引と支払手数料について
・振込手数料を当方負担とする事と、当初契約したサービス利用料金よりも少ない値段で請求する場合、売上値引と支払手数料のどちらで仕訳を作成するのでしょうか。?
・また、それぞれを使用した際は、最終的な結果は異なるのでしょうか?

ご教示、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>(1)ある顧客が\7,000なら払えると言って、11月10日に入金してきた場合。

(振込手数料は当方持ち。振込手数料は\525とする。)
 → 普通預金 6,475 / 前受金 6,475

前のご質問に対して「売上はその役務の全部を完了した日に計上する」と記しました。それが原則(教科書的)なのですが、実務のテクニックとしては、当月中の入金であれば(特に返金を求められるような見込みがない場合など)、
  11月10日 普通預金 6,475 売上 6,475
で処理してかまいません。教科書的な処理が希望であれば、入金時はやはり「前受金」として、月末に「売上」に振り替えます。
 ただ、11月分の入金が10月中にあった場合は、月次損益の観点から、入金時は「前受金」、翌月になってから「売上」への振替をすべきです。


>(2)11月30日にサービス提供が完了する場合。
 → 前受金 6,475 / 売上 10,000
   売掛金 3,525 (振込手数料\525 + 売上値引\3,000)

上でもいいですが、1の方の回答にもあるように、値引きの3,000円分を売掛金で残さなくても問題ありせん。ただ、「通常は10,000円なのだが、特別に3,000円値引きした」という事実を重視したい場合はやはり「売上値引」で処理したほうがいいでしょう。損益計算書または収支内訳書に記録として残るメリットがあります。
 (どちらでも、所得(利益)金額は同じ、所得税も変わりません)

>振込手数料を当方負担とする事と、当初契約したサービス利用料金よりも少ない値段で請求する場合、売上値引と支払手数料のどちらで仕訳を作成するのでしょうか。

 値引きは「売上値引」、振込み手数料は「支払手数料」として区別したほうが記録としては適切です。
 
〔1回ごとの仕訳例(売掛金で残したりしないで、年末にまとめずその都度処理)〕  
普通預金 6,475 売上 10,000 
売上値引 3,000
支払手数料 525


>また、それぞれを使用した際は、最終的な結果は異なるのでしょうか?

消費税の免税事業者とお見受けしますが、消費税の課税業者であったとしても消費税の納税額は同じ、また「所得金額」も同じ、したがって所得税も同じです。
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この回答へのお礼

前回に続き、ご丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。
今回も非常に参考になりました。

色々と混乱をしていたところ、段々と頭の整理が出来てきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/24 15:34

まず値引き分ですが、顧客との契約上最初からその値引き後の金額で受注するのであれば、値引きや手数料ではなくその契約金額が売上高で良いと思います。


値引きは一旦契約した後で、その後事後的に値引きする場合を言うと思って良いでしょう。
お試し期間中の合意は完全に買取の意思表示とはいえない内容を含んでいますから、実際のサービス開始時の合意が契約金額と思われます。ご心配ならば、その値引き後の金額を了解することをMailや手紙で相手に伝えてその写しを保存すれば良いと思います。

また、その入金が当月内にサービスが終わる部分に対応していることが明らかであれば前受け処理も不要と思います。
従って(1)は
 → 普通預金 6,475 / 売上高 6,475
だけで良いと思います。

値引きが決まっていて回収できないことが明らかなものを売掛金に計上する必要はありません。

実務的にはこの取引方法であれば、入金時に上記の売り上げ仕訳をして、期末にまだ前受状態にある入金分だけを
 売上高  999/前受金  999
と言う仕訳で修正するほうが簡単だと思いますがいかがでしょうか。
(これは10000円が常に1月分の料金であると言うことを前提としています)
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答、ありがとうございました。

>また、その入金が当月内にサービスが終わる部分に対応していることが明らかであれば前受け処理も不要と思います。
この考えは頭にありませんでした。
大変助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/24 15:31

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