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 今日、NHKの平清盛の番組で、源頼朝が雨の中で髭切の太刀を抜いているシーンがありましたが、

 細かいこと言っちゃいますが

 (1)当時の太刀があんなに刃紋があるでしょうか?すごく刃紋が目立っていましたが
  平安時代の作り方では、刃紋があんなにできるはずないとおもうのですが

 (2)刀剣の形も太刀ではなく、明らかに打刀のように見えましたが
 
  どう思われましたか?  

  ※平清盛の番組は批判していません。視聴率は低いですが、近年まれに見る傑作と思っております。

A 回答 (4件)

 僕は平清盛を見ていないのですが、刀の形とは反り深さのことで言っているのでしたら。


 
 昔兄が(念流だか何だか? をやっていた)話してくれたのですが、あの時代はまだ直刃から太刀に移行し始めたばかりだったようです。
 そのため、鎌倉後期の太刀などと比べると随分浅いそうです。例えば、平家の宝剣小鴉丸は随分反りが浅いそうですよ。

 刃文に関しては、その頃は刀は武器としての面が大きかったので、切れ味優先で直刃(すぐは)の場合がほとんどだったらしいです。
 互の目刃紋がなかったわけでもないようですが、劇中に出てくる刀全てに互の目刃文が入ってたらちょっとおかしいんじゃないでしょうか?

 

 
 
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テレビはテレビ そもそも髭切の太刀すら伝説の剣

この回答への補足

 髭切は重要文化財で現存してませんでしょうか?

 古刀はあまり、刃紋が動かないように思えるのですが。

 まあ、テレビはテレビではありますが。

補足日時:2012/10/29 21:26
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刀剣の写真を見ていますが、



御物 太刀 無銘 伝天国(名物小烏丸)
「平家重宝と伝え…この太刀は反りが深く、
両刃が半分以上となる異形で、その製作は
平安初期と見られる」と解説があります。

国宝 太刀 銘 備前国友成
平安末期の刀工
「腰反りが高い太刀姿に、…沸(にえ)づいた
小乱れに小丁字(ちょうじ)の交じった刃文(紋)
がいかにも古雅であり」とあります。

源頼光の大江山の鬼退治に使用の太刀も
反り高く見事な刃文が見られます。

「日本刀完成期の作刀の標本と見られる」と
書かれています。

いまでもよく見られる後世の刀のスタイルは
当時完成していたと考えられます。

上記の刀の多くは刃渡り約80cmと大きく
太刀といわれますが、小烏(鴉)丸は刃渡り
62cmと、小さく打刀に入ります。
それで「小」がついたのでしょうか。

この回答への補足

 ご回答ありがとうございます。

 日本刀の原型は完成していたと思います。
 でも、古刀、新刀、新々刀と差があって
 
 平安の太刀なんだから、切っ先はもっと細いはずだし、
 反りも手元で大きく反って、切っ先はもっとまっすぐ

 刃紋も古刀はもっと小乱れか直刃紋に近く、あんなに大きく
 ギラギラしないんじゃないかな・・・とおもったんです・・・。 

補足日時:2012/10/29 21:36
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 髭切(太刀 銘 國綱(鬼切) 重要文化財)って画像のだと思いますが、そんなに違ってましたか?


 (NHKの平清盛は見てなかったので、それ以上の回答ができず申し訳ないのですが…。)

 最近の大河ドラマの歴史考証ってチョット…。

 まあ、高橋昌明(神戸大学名誉教授、時代考証担当)が苦言を呈したそうですし…。

参考URL:http://samidare.jp/yoshiaki/note?p=log&lid=71765
「平清盛の番組の太刀の波紋」の回答画像4
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