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DV加害者の方はDVした相手を本当に愛してましたか?
好きでしたか?好きだからこそ、支配したくなるのですか?

言葉の暴力をする人は、どういった気持ちなのですか?
優越感を味わっていたりするのでしょうか?

また、付き合う前から、この人なら逆らわなそうだな。と思いながら
パートナーを探したりしますか?教えてください。

A 回答 (2件)

No.1です。


前回の回答をご覧になった方は、「何か知らないけど、随分能書きの多い人だな。結局は言い訳ではないのか?」と思われたかもしれませんね。
質問者さんも、これをどう判断してよいのか、「はいそうですか。」と割り切れず、迷う所かもしれませんね。

実は、その後「DV加害者更生プログラム」の担当者とお話しして、この原稿を見せ、どう思われるか、何か違和感がないか、聞いてみました。
私は、かねがね、「私のDV」は世間によく見られる典型的な「わかりやすいDV」ではなく、前回答でも書いたように、
大半のDV加害者とは、次の4点において180度異なる「わかりにくいDV」だと思っており、そのことを繰り返し、その方にも述べています。(裏返せば、「わかりやすいDV」がどんな状態かもご理解いただけると思います。)
1)表立ったジェンダー・バイアスを持ち合わせていない。
2)自分のDVの原因が妻の行動に起因するとは思っていない。
3)自分は妻より優れているとは思っていない。(却って自分の劣等感を前面に出し、居直り、それに対する癒しや慰めを妻に要求した。)
4)DVをやっている時は、それを自覚していた。(ただ反面、「暴力を振るう」ことに快感を持ち、確信犯のように、居直っていた。)
こうした「差異」のため、私には、他の一般のDV加害者とは「一緒にしてほしくない。」という気持ちが人一倍大きいのです。(DVをやったという「結果」は同じでも、その経緯については、どうしてもこだわってしまうのです。)

これに対して、その方の反応としては、
1)やはり、私にはジェンダー・バイアスはある。なぜなら、
(1)家事は、結局ほとんど妻に任せ、「家事をしなくてもよい」という「男性の特権」を利用していた。
(2)身近な存在である妻に対し、やりたい放題のわがままや暴力を振るっていたのは、やはり妻を支配し、私物化していたことに他ならない。(それは、その「身近な存在」が偶々女性であり、妻であっただけで、父や兄弟や息子だったとしても同じことをやっていた。ジェンダー・バイアスとは関係ない。」と反論しましたが、「お母さんにも同じことをやっていたでしょ。」と言われました。
(3)上記3)のように自分を貶めていたとしても、妻に対し癒しや慰めを要求したり、妻は夫の面倒や世話をして当然というのは、ジェンダー・バイアスに他ならない。又、妻や女性を、母親やマリア様や観音様のように崇めたてまつることも、形を変えたジェンダー・バイアスである。
そして私自身自覚があるのですが、
(4)年齢を重ねるに連れて、女性や若い人に対して「ため口」を使う傾向がある。一方、男性に対しては、若い人でも敬語を使う傾向がある。などの面もある。(私は親しみを込めているつもりなのですが・・・)
(5)そもそもジェンダー・バイアスがない人などこの世にはいない。

2)自分のDVの原因が妻の行動に起因するとは思っていなくても、妻が自分の面倒を見てくれないことに対して私が不満を持っていたことは事実。

・・・といったお見立てになりました。

まあ、自分の思いはともかく、専門家や被害者に言わせれば、やはり違う見解になるのは当然であり、加害者としては、認めたくない部分があっても、謙虚になるべきだという見本ですね。

最後にまだ答えていなかった点につき回答します。

・言葉の暴力をしていた時、優越感を味わっていたりするのでしょうか?
→私のDVは「劣等感やコンプレックスの裏返しだったと思いますが、確かに暴力を振るっていた時は「征服感」(優越感とは少し違うと思う)を感じていたと思います。

・また、付き合う前から、この人なら逆らわなそうだな。と思いながらパートナーを探したりしますか?
→これはないと思います。妻は、はっきり物を言う女性で、私はそうした「頼りがいのある、頼もしい女性」が大好きです。私のDVに対してもはっきり文句を言う女性でした。
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この回答へのお礼

二回もご回答ありがとうございます。

やはり、色々な考え、見方があるのですね。

それにDVにも様々なタイプがあり、様々な経緯があるのだと、改めてわかりました。

私の彼がどう思ってDVをしたのかは、私の彼にしか分からないのですね。

付き合う前からDVをすることを考えて選んで居ないことが分かって、少し嬉しかったです。
私の元彼も私を少しの期間でも好きでいてくれたという事実だと、私はしんじたいです。

私も彼にはっきり言えば、更正しようとしてくれたのでしょうか…

彼の真実が何がなんだか分からなくて、なかなか前に進めません。

今は接触禁止ですが…仕方ない事ですよね

お礼日時:2012/11/13 23:59

10月のご質問にも回答したDV元加害者です。


どうも、こういうアプローチだと名乗り出る加害者は少ないようですね。
なかなか自分のことを加害者と認識している人間は少ないと思われるので、回答が少ないのも仕方ありませんね。

さて質問に答えますが、前段は言い訳がましく聞こえるかもしれませんね。しかし、この部分は、結果的にDVを行ってしまった私の気持ちとして「そんなはずではなかったのに・・・」という大きな悔恨の思いの表明であり、これを書かないと先に進めないという意味で、ご容赦頂ければと思います。

1.私は、DVした相手(妻)を本当に愛していたと思いますし、今でも愛しています。
先ず、人間的に、生理的に「好き」であり、その心に偽りはありません。(これは理屈ではありません。無条件に「好き」であることが、結婚のための絶対の条件です。)
 又、妻には今でも心から感謝しています。私と結婚してくれ、生活上・健康上のインフラやサービス(衣食住の世話)を提供してくれ、より良き人生・生活を送るための良きアドバイスや癒しや励ましを与えてくれ、子供たちを産み、育ててくれたことに心から感謝しています。

 結婚生活は、夫婦のどちらか一方のためだけのものではなく、お互いに相手が幸せになるために出来ることを行い、幸せを2倍に、不幸を半分にするために努力することだと思います。つまり、ギブ&テークの世界であることに私も賛成するものですが、私の場合は、圧倒的に私がテークするものが多く、妻に対してギブできたものは少なかったと思っています。
 妻は、よく出来た人で、結婚前に勤めていた会社でも「仕事ができる人」で通っていましたし、専業主婦になっても、家事・育児で不都合な所は全くなかったと思います。
 多くのDV加害者は、妻の家事能力や生活態度に疑問を呈したり、そもそも自分が妻に「食わしてやっている」のに、妻がそれに見合った対応をしてくれない、などといったことを理由に、専制君主になり、妻を使用人のように見下げて、虐待に走る、という面が見られると思いますが、私の場合は、初めから妻の人格や社会への貢献度も、私より上と思っていましたから、その点が圧倒的多数の加害者と大きな違いだと認識しています。
 
 又、DVの主な原因には、(1)ジェンダー・バイアス(女性を男性の格下と捉える性的偏見)、(2)自己中心的考え、(3)暴力肯定の考え、の3つがあるといわれていますが、この内、私には当時も今も、(1)があまりなかった、と認識しています。つまり、男尊女卑の考えには、常に大きな反発を感じており、家事や育児も当然男性が加わるものと確信していますし、選択的夫婦別姓制度も支持しています。
 
 更に、もう一つ、大半の加害者は、DVをしていることを自覚していないと言われていますが、私は常に、自分が妻に身体的暴力や言葉による暴力を振るっていることを自覚していたと記憶しています。唯、問題なのは、いわゆる「確信犯」であり、暴力を振るうことに快感を得ていたという部分があります。 

 ここまでの回答に対しては、質問者様は、或いは拍子抜けされたかもしれません。もっとひどい加害者像を想定されていたのではないでしょうか? しかし、以上は偽りのない私の本音であり、実態です。

2.さて、それでは、私がDVに至った原因、背景についてお話ししましょう。
 私は、過保護であった成育環境が災いしたのか、学校でいじめに会ったり、スポーツの上達が極度に遅かったり、会社員として仕事がうまく出来ないといった多くの「失敗経験」にまみれていました。そのため、普段の妻の言動とは関係なく、自分の失敗のうっぷんを妻にぶつけ、妻をマットレスのように、身体的・精神的な暴力で痛めつけることで、かろうじて自分自身の心身のバランスを保っていたと思います。 又、妻は、私のことを何でも受け止め、なだめ、許してくれる防波堤のようなものだと、私が勝手に信じていたのも大きな要因です。当時の私の考えを振リ帰ると、妻の唯一の「落ち度」を挙げるとすれば、その私の「わがまま」に妻が十分答えてくれなかった点が挙げられると思います。

3.以上のように、私は、多くの加害者と違い、(1)妻の直接的な「落ち度」に不満を持った訳ではなく、(2)ジェンダーバイアスがあった訳でもなく、(3)暴力をしているという自覚もあった、・・・・にもかかわらず、DVを犯してしまった、ということに、非常に不可解且つ不本意な思いを強く持っています。
 結局、最初の私の気持ちとして、妻のことを好きであり、愛していたからと言って、結局一番かわいいのは、自分自身だったのです。結果的に、私は、妻は何でも自分のことを聞いてくれると思い、わがままのし放題、専制君主になっていたと思われても仕方がありません。

 結局、この文章は、私の言い訳と責任転嫁を述べたものにしか聞こえないのかもしれません。
しかし、私としては取り返しのないことをやってしまったという「結果」とそれに対して負うべき私の「責任」はいささかも変わることはありません。

 唯、DV加害者は、そこに至った経緯をいつかは分析し、説明する責任があり、その辛さを甘んじて受け入れる必要があるのです。加害者のそうした辛さに比べれば、人生を破壊された被害者の辛さの方が何倍、何十倍、いや何百倍も大きいことを、加害者は思い知る必要があるのです。

最後に、私が最近加害者を前面に出した本サイトでのQ&Aをいくつか挙げておきます。

DV加害者
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7741493.html(回答No.6)

DV夫
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7727354.html(回答No.6)

これはDVですか?病気ですか?嫉妬ですか?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7421476.html(回答No.3)

DVの加害者の方へ。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7057880.html(回答No.2)

DV加害者更生プログラム
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7019826.html(回答No.4,5) 
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