以下の記事がありました。未だに解消されていないのでしょうか?学歴って何なのでしょうかね?こういう人たちを活用する社会の仕組みはできないのでしょうかね?
確かにうちの会社で中途採用するのは20代までがほとんどで、30代皆無です。派遣で実績積んだ人が一部採用されるだけです。意外と、偏差値の低い大学卒・専門卒の方が頑張りがすごいので中途採用されていて、5年経てばタダの人と言われて久しいですが、学校で頑張るより、社会で頑張る方が良いということですかね?
研究成果で社会貢献できない大学教授の無駄な研究費と給料に消えるだけの学費と、本当にやる気のある実力のある人材がもったいないですね。
**************************************
「一度レールを外れるとバイトにすら就けない!
高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実」
私は、博士なのにワーキングプアの状態を隠していたので何も言えなかったのですが、「大学院はやめたほうがいい!」と止めたくてなりませんでした。正規の仕事を持っている人が、仕事上のステップアップの手段として、修士や博士をとるのはありかもしれません。ただ、中高年の求職者が学位を取っても、何の役にも立ちません。逆に、まともな職に就く機会が遠ざかるばかりです。
大卒→正規採用→定年という安定コースから外れた場合、新たに修士や博士をとったとしても、元の安定コースに戻る助けにはなりません。助かるのは、授業料を受けとる大学院だけというのが真実です。
http://diamond.jp/articles/-/28112
A 回答 (15件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
あなたの質問は無視させて頂いて、ワーキングプアについて
今の大学・大学院を出たからといって、手に職となるような資格がなければ
話にならない、という事実は存在します。
私は55男ですが理系の大学を出て食品会社に就職した物の
倒産してからはあちこち転々として最終的にはポリテクセンターというところで
年齢的な物も有り、ビル設備管理の勉強をしました。
そこでは卒業したからといって資格を与えられるような所では無く、
資格を得る為の勉強方法を学ぶようなところでしたが、お陰様で
6つの資格を得て、47の時に駅ビルの設備管理に就職が決まりました。
そのご色々あり55になっても給与は安いが職はある、というのが
現状です。4~5年もビル管理をやれば経験者になりますから、
採用する方も取れやすいかも知れません。
従って、大学が大学院が悪いとは言いませんが、必ずしもそれだけでは
飯は食えなくなってきている、という現実は否定出来ません。
下手に動くと学歴が邪魔をする、という事はあり得ます。
No.2
- 回答日時:
ドクターの資格を持っても、その資格を生かせる求人が少ない・狭き門ということでは。
単純に。就職の武器として学位を取るなら、取りに行く前にその点を確認するべき・自己責任だと思いますね。
>学校で頑張るより、社会で頑張る方が良いということですかね?
あの、すみません。
中途採用の就職戦線で言えば、それは当たり前すぎるほど当たり前の事実です。
そこを確かめずに退職するというのは、正直自殺行為だと思います。
学術振興のためには、その分野の大学で頑張る方は不可欠とは思いますが…
博士号は大学教授のための必要資格として考えるしかないとしても(博士号なくても教授をやっている人はいますが・・)、なんか勝者の回答ですね。各人、いろいろ事情があると思いますが。
No.4
- 回答日時:
大学や資格はすべて、社会が、一定の必要性があって作った制度です。
意味もないのに、これらを大量に作れば弊害をもたらします。
現在、あまりにも大学、大学院、国家資格の種類と有資格者がおり、過剰になっています。天皇の博士号のように、趣味の学歴や資格であれば、それでもよいのですが、学歴や博士、国家資格の多くは社会に役立つための制度のはずです。使えない学歴や資格は趣味や自己満足として意味を持ちます。そういう資格はあってもよいが、ほんの一部です。森林イスントラクター、クイズ検定など。
そのため、学歴や資格があってもそれを活用できない人が大量に溢れています。需要と供給のバランスが重要です。
日本は世界一の資格大国です。日本では、あらゆることが無意味な資格の対象となります。ドイツも資格大国ですが、ドイツでは資格が意味を持っています(昇進やポストには資格が必要)。オランダでは警察署長になるには法曹資格が必要とされるなど。
なぜ、今日、学歴や資格が必要性を超えて量生産されるのか。それは、教育産業が大きな経済的利益をもたらし、雇用する側が有資格者を買いたたくことができ、都合がよいからでしょう。
) なぜ、今日、学歴や資格が必要性を超えて量生産されるのか。それは、教育産業が大きな経済的利益をもたらし、雇用する側が有資格者を買いたたくことができ、都合がよいからでしょう。
それにも素人の無知さと弱者の弱みにつけこみ儲けようとする輩と利権が絡んでいるんでしょうね。
)日本は世界一の資格大国です。日本では、あらゆることが無意味な資格の対象となります。ドイツも資格大国ですが、ドイツでは資格が意味を持っています(昇進やポストには資格が必要)。
確かに、以前技術提携で訪問したとき名刺交換したドイツの会社の幹部の人は全てDr-ingを持った人が対応してきました。それが全てではないでしょうが、自分の会社には役職者に工博持っているひとがこんなにいなかったのでびっくりした記憶がありました。
今後のドイツと日本の国力の差につながる気がしますね。
No.5
- 回答日時:
「大学院重点化政策が敷かれた1991年から2010年までの,全国の大学院博士課程修了者の総数は242,343人です」らしいです。
年間約2万人の博士が誕生しています。再就職のため大学院に行くということは、ポストの数から考えると博士号を取って就職を有利にするということにはつながりにくいと思います。40%が無職者という数の信憑性はあながち誤りではなく、ストレートに博士課程で博士号を取った人を含んでいますので、博士号を再就職に活かすというのは非常に厳しいということが分かります。定年年齢が高齢で空きにくく、よほどのミスをしない限りクビになり難いのです。
http://tmaita77.blogspot.jp/2011/04/blog-post_04 …
http://hakasenoikikata.com/posdoc_report07.html
「大学教員公募についてのメモ」を書いた人がいました。こんなに涙ぐましい努力の結果を後輩のため書き綴っている人もいます。
http://www.geocities.jp/ryannmaryu16/
民間企業も博士号の待遇をもって採用できる企業は少なく、日本では、社会人ドクターとして、これまでの企業での実績をまとめるために取得する人くらいしか、本当は役に立たないのではと思います。
この問題は今に始まったことではなく、かなり昔から問題視されてきています。僕もこれらの人たちを活用しないのはもったいないことだと思います。確かに自己認識や調査が足りなかったという意見は分かりますが、理解し難いのではと思います。
そうなると、ポストを増やすか、博士課程の入試レベルを上げて諦めさせ、大卒や修士で就職させることを考えさせる方が良いのではと思います。
いいかげん、文科省は自分たちのためではなく、本当に学生のための対策が必要と思います。
田中真紀子さんが物議を醸した大学新設不認可問題から考えると、ポストを増やすのは難しいでしょうが、博士課程まで含めた高学歴ワーキングプア問題を、今後の課題として議論してほしいものです。
No.6
- 回答日時:
博士って、ヘンな言い方をすると、趣味を仕事にしている人たちです。
ただ、研究成果で社会貢献しない分野にどれだけ人材を割けるかに、その国の国力、未来への希望が存在しています。彼らは国にとって必要な人達です。近視的に見るのはお隣の国の人達だけで十分です。日本人がそれにつき合う必要はありません。私は、彼らがワーキングプアでもある意味で当然だと思いますよ。ただ、その人達の収入は低くても、その人達が仕事で使う研究費は潤沢にできるだけの余裕がこの国にあるといいのですが。
学歴が高いというのと、生産性が高い人材か、というのは、違うんじゃないかなぁ。中卒でもその道一筋で技術を磨いてきた人の方が、生産性が高いかもしれませんよ。
もし、学問の道で生産性が高い人材がいるとしたら、今の日本の制度だと、研究者も技術者も、国内にはいないと思います。日本の方が世界よりも先進的な研究ができている分野が一部ですよね。残りの分野は、海外に学びに出て、国内に成果を持って帰る必要があるはずで、20年前は、そういうのはわりと普通の話だったのですが、今は、ほとんどいないようですね。
ハーバード大学に留学する日本人の数を調べてみるとおもしろいですよ。
国内に閉じこもった博士レベルの人は、研究分野での働き蟻の役割になります。
「フリー」という本に、おもしろい話が書いてあるので、機会があったらご覧になってはいかがでしょうか。
なるほどと思う意見ですね。
確かに海外研究経験を経歴に書く人はいますが、海外の大学に入学して持ち帰る人は減ってきてますね。
しかも今の就職難で就職活動に支障を与える交換留学を希望する学生数も減ってきていると聞きます。
大学の金稼ぎのための社会人ドクター育成と、裾野を広げるための若手研究者の育成を分けて、海外の研究機関と共同研究して何本か論文出さないと准教授にしないとか、国内の働き蟻の社会人ドクターと、国内外の働き蟻の大学研究者とを大事にすることが肝要なような気がしました。
No.8
- 回答日時:
日本では、高学歴のシンボルが博士だとされています。
しかし、ヨーロッパの歴史的産物である PHD を日本の大学システムに移植しただけで内容が伴っていないのですね。実態は、日本の博士号は幻想であって、たとえば、平均的には、理工系では実業界の需要と乖離しています。したがって、産業界では博士号取得者への需要はあまりありません。にもかかわらず、年々、博士製造メカニズムが大量に博士号を大盤振る舞いし、ポスドクが溢れかえる背景です。
なぜこうなるのかといえば、日本の大学に本質的な問題があるのです。しかし、従来、文科省は大学(院を含む)を聖域扱いし、大ナタを振りませんでした。
現在大学にいる教授以下の教員に大きな責任があるにもかかわらず、治外法権並みに放置してきたのです。
最近、やっと日本の大学の国際比較が行われるようになり、中教審の答申を受けて文科省もグローバル化だと言い始めました。薄々弱みを感じていた大学は、やっと九月入学で代表されるような改善計画を出さざるを得なくなって来ました。刺激を受けたいくつかの大学でも右倣えをしないと乗り遅れるとの懸念から、我も我もと九月入学を言い始めたのはご存じの通りです。
しかし、九月入学だけで留学生が増えるとでも思っていると笑止です。
大学自体が変わらなければなりません。
かつて大学教員の任期制が導入されましたが、若手教員だけに留められました。教授/准教授などのテニュア保持教員には適用されません。つまり、教員の評価システムが存在しないか、機能していないのです。互いの保身に共同戦線を張り、傷を舐め合う風土が堅固です。
一つ例を挙げましょう。日本の大学教員の英語力を評価すべきです。このシステムがありません。グローバルに研究成果を発信したり、留学生の教育に英語は必須です。英語力の無い日本の大学教員は去るべきです。教員資格に英語力を含めるべきです。
また、日本の大学教員は教育より研究が大事と主張します。それをもって教育力のお粗末さを隠す傾向があります。その一方で、研究力はあるのでしょうか?
少しだけ内容を変えた論文を量産し、安定した位置を保っています。この身分保証は見直すべきです。
こうした体制から、研究技術だけを身につけさせて、テーマを自ら生み出す能力を育成しないで、自分たちの基準ののみで博士号を量産しているのは自己満足です。
あわれなのは、ただ一つの目標と教えられて苦しみながら獲得した博士号が役に立たないと知ったポスドクの人達です。博士号獲得に費やした時間だけではありません、視野が狭くなった副作用がまた大きいのです。現在の博士号は教員募集の足切りの役目しか果たしていません。一般の社会では尊敬の対象ではもはやないと言えます。
大学/院の革命的な変更が求められます。
まだ英語の出来ない博士が量産されているのですか。。。企業でもTOEICの点数が昇進条件の会社が増え、社内公用語が英語の会社も増えてきているのに。
理工系ニーズと大学が作る博士が産業界とマッチしないのに放置し、保身のための仕組みを充実させた結果ですか。そうかもしれませんね。
)現在の博士号は教員募集の足切りの役目しか果たしていません。一般の社会では尊敬の対象ではもはやないと言えます。
同感です。ただ学歴というものは持っている人が思う以上に持っていない人にインパクトがあるのは事実と思っています。良い面だけを活かして欲しいものです。
)大学/院の革命的な変更が求められます。
これは重要ですね。今の大学教員の使命ですね。
No.9
- 回答日時:
私も進んでいばらの道を進んだ過去を持つ馬鹿者ですが,
日本の現状を特に問題と思ってはいませんよ.
日本企業にとって博士の価値がないのは,
日本企業の人材評価のシステムからいえば当然のことだというのは
他の回答者が示した通りだと思います.
(とりあえずここでは人材評価のシステムが妥当かどうかは
議論の対象にしませんが.)
平たく言えば博士は日本に必要とされていないんです.
でも私から見れば,
「だったら必要とされそうな国に行けばいいじゃん」
でしかないんですよね.
きちんと勉強して学位を取ったなら,
少なくとも日常会話と論文執筆を英語でできるくらいの能力はあるでしょう.
それと博士としての能力があれば,誰からも見向きもされないってことはないでしょう.
私の諸先輩のほとんどは海外(外資系含む)の企業・大学・研究機関等に
行ってしまいましたし,
東南アジアなんかでは手っ取り早く学術レベルを上げるために
だぶついている海外の博士を取ってこようとするところだって少なくありません.
要は日本人がえり好みして日本にしがみついてるだけっていうのも
問題なんじゃないかなと思いますよ.
) だぶついている海外の博士を取ってこようとするところだって少なくありません.
日本の博士のレベルはどのくらいなのでしょうかね。それなりに評価されるのでしょうかね。
パイロットなら年齢を重ねればそれなりのベテランの力を発揮するので評価されて雇ってくれるかもしれないと理解できますが、日本の博士号を取っただけで評価されるのでしょうかね。
でもそれなりの給料もらって海外で研究できるチャンスがあるのなら、いく人はそれなりにいるでしょうね。きっと。
No.10
- 回答日時:
no.9です。
お礼に関して一つだけ。博士号を「とっただけ」の奴なんて原則いないんですよ。
質問者さんが博士かどうかは知りませんが
博士号はいまや4年間教室にお行儀良く座っていれば取れる学士と違って、
研究業績が一定以上のレベルに達した人が得るものです
だから最低レベルの保証しかありません。
詳しくは業績リスト見てね、というのが常識です。
(博士を取る場合主要な論文を履歴書に添付するのは常識ですが
学部卒を取る時に卒業論文を出させるところは稀でしょう?)
だから、博士はどこの国であっても
まさしく「それなりに」評価されます。
持ってるからどうこうではなく
持ってなければ始まらないのです
三つ葉葵の印籠にはならないけど
交通手形くらいの効力はあるでしょう。
博士号は就職活動の履歴書に書かれるか、名刺に書き挨拶するときには役に立つでしょうが、社会人である企業に就職している人がとっても自己満足なだけなのです。社内の昇進時に考慮されるかもしれませんが、仇となることもあります。
いろいろ努力して取得しようとしている人は見ていますので、活用されているかどうかとみると疑問を持っていて、未だに解決されていない記事をみて、どんどんひどくなっている現実を見て、疑問を書いてみました。
No.11
- 回答日時:
当事者(博士号取得したポスドク、社会科学系)です。
高学歴ワーキングプアの問題ですが、
1)マッチングの問題
⇒企業側:どういう人材が確保できるかわからない
学生側:どういう仕事で能力を生かせるかわからない
2)博士としての資質の問題
⇒調査能力や問題解決能力に欠ける博士号取得者が多い
(問題解決能力があれば、単純労働にすら支障をきたすという
ことはないと考えられる、院生生活で心を病み、そういった能力を
失ったという可能性はあるが・・・)
3)制度設計の問題
⇒やみくもに博士号取得者を増やしすぎ
学問の自由はあるとはいうものの、近年の院生増員枠につい
ては、たとえば、産学連携研究を行う研究室に限定する(企
業にとって都合の良い人材育成になるが、半面、使いやすい
人材が生産される)、といった制度にすれば問題は起こらな
かったかもしれない。
4)待遇の問題
⇒1)、2)をクリアしていても、待遇が良くない
理系の技術者一般に共通する問題だとは思われるが
が、ごっちゃになっているような・・・。
最近いくつか出版されている「高学歴ワーキングプア」を題材としている本では、2)に該当する人が良く紹介されていますが、資質に欠けている人は、高齢で職務経験の少ない人間の問題として、「博士」云々を抜きにして対応せざるを得ないでしょう(「博士」としての待遇を求めるがゆえに話がややこしくなる)。
マッチングの問題などは、解決は簡単なようで難しい問題ですが、ひとまず、問題整理をきちんとするというのが解決策へつながる糸口の問題かと思います。
※)私の場合は、該当する問題は1)、2)、残念ながら、圧倒的な研究者としての実力は持っていないので、しばらくポスドクを行って、芽が出なかったら民間でも使える分析ツールを手に就職、という方法になりますが、そういう割り切りもせず、民間で使えるツールも持たずに、大学周辺をさまよう人が多いように感じます。
マッチングの問題は大きいと思います。企業の欲しい技術と大学の研究テーマがマッチせず、なので企業が欲しい人材が育成できず、修士までの学生で素質(偏差値)を頼りに雇用をしようとするように思えます。
なので博士課程まで行って大学で教員になれなかった人は民間企業でも求められない人になってしまっているので、採用し辛い・・・。企業と一緒にやっているところはズレにくいのでしょうが。
文科省が本気で学生にことを思い、いろいろ頑張らないと、優秀なのに努力が報われない「大学周辺をさまよう人」が増えるのかもしれませんね。きっと。
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