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事業開始初年度の、新米社長です、皆様のお知恵をお貸し頂けたら、幸いです。


資金調達の目的で、新株発行を考えてます。

その新株を発行する金額なのですが、てきとうに設定してしまって良いのでしょうか?それとも適正価格を計算するのでしょうか?

疑問1
株価は、現在の業績から計算するものとか、調べたら色々文面が出てきましたが、それで適正な金額を税理士さんにはじき出してもらい、その時点での適正と思われる価格、または、多少ディスカウントした価格で、発行するべきなのでしょうか?

疑問2
仮にそうだったとします。
ただ、その業績、その業績で、時点ごとに発行するのであれば、不利益など、生じないと思いますが、設立時に発起人として1万円で設定しました。
この場合、計算結果として、発起人がものすごくラッキーの場合、または、逆にものすごく不利益が生じる場合があると思われます。
このあたりは、どのように対応すればよいのでしょうか?
現時点では、発起人しか株主はおりません。
株式分割などして、第一回目の計算結果の近似値まで、1万円の価格を下げれば、良いでしょうか?



ほんと、新米で、毎日勉強しながら頑張ってます。

アホっぽい内容の記載もあったかもしれませんが、温かくご回答頂けたら、嬉しいです。

A 回答 (2件)

まず、「株式」というのは会社の所有権を切り売りしたものである、ということを認識してください。

株式を売るということは、会社の所有権を切り売りするのだ、ということを認識してください。

株式会社の最高の決定機関である株主総会は、株主の多数決により議決を行います。この場合の「多数決」というのは、人間の数ではなく持っている株式の数です。一人の株主が株式の51%を持っていると、残りの49%を100人の人が持っていても、51%の1人の方の意見で決定されます。


株式の価格ですが、株式市場では、売り手と買い手との交渉で決まりますが、質問者さんの場合は上場企業ではありませんから、出資してくれる人との交渉で決めることになります。と言っても、あまりに安いと贈与とみなされて贈与税がかかるかもしれませんから、適正な価格の範囲でなければなりません。

質問者さんが発起人として1株1万円で会社をスタートさせたとしても、会社の業績しだいでは1万円よりも高い場合も安い場合もあります。これはしかたがありません。

ところで、株価は、会社の価値を株式数で割って決めます。業績等から考えた会社の価値が2000万円だとしたら、(ということはもしその会社を売った場合の価格が2000万円だったとしたら、という意味ですが)発行済み株式総数が1000株である場合、株式と言うのは会社の所有権を切り売りしたものですから、1株の価格は2万円になります。これは1株1万円でスタートした会社を質問者さんが1株2万円の価値のある会社に育てた、ということです。ですから、2万円で売れば良いのです。

起業時の株価1万円で1000株発行し、資本金1千万円で会社をスタートしたとします。そして、資金調達の必要から新株を発行することになりました。株価はいくらが適正な価格なのかを計算したら、1株が5000円でした、業績が芳しくなかったのでしょうね。そして1千万円必要です。1株5000円ですから、2000株を発行しなければなりません。知人のAさんが引き受けてくれました。

Aさんが出したのは1000万円です。質問者さんが出したのも1000万円です。しかし、株主総会の多数決では、「いくら出したか」ではなく「何株持っているか」で多数決を行います。質問者さんが持っているのは1000株ですが、Aさんは2000株持っています。多数決ではAさんの意見が通ります。たとえば「質問者さんを社長から退任させて、Aさんを新社長にしよう。」という動議をAさんが出すと、多数決でAさんが社長になってしまいます。

こういうことが生じないように、新株発行には注意をしてください。
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新株発行の際には適正価格を把握しておく必要があるぜ。

それをある程度以上にディスカウントした価格で発行する場合に、有利発行の手続きが必要となる場合があるからな。

ディスカウントするかどうかは、引受人となる者との関係などによる。主に経済原理で決まる部分だとでも言えばいいだろうか。

株価変動や評価額変動による発起人等の損益は、株式保有により生じる損益に他ならない。含み損益や売却によるキャピタルゲイン・ロスは株主として享受してよいものだ。ラッキー・アンラッキーはあって当たり前だってこった。
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