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(1)左上、左下、右下すみは初手ではあまり打たないですよね。どうしてでしょうか?
(2)右上すみ以外を初手に打たれたことはあるのでしょうか?(初手天元はしってます)

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ルール上はもちろんどこに打っても良いのですが、


「左上隅」はマナーが悪い、と言われています。
これは、左上隅は相手の右手の一番近くなので、
そこを開けて打つという意味です。

ところが、その左上隅を、依田紀基九段が名人戦で打って話題になりました。
これは一種のケレン(パフォーマンス)ですが。

右下隅、左下隅も、棋譜が残るような対局では、
マナー的に問題があるでしょう。

隅以外に打った初手としては、
白江治彦氏が「辺の星の2路上」に何回か打ち、これを「浮び」と名付けています。
「天元脇」も何局かあります。(天元を挟んで一間ジマリにしたりする)
あと、一局だけある例としては、
「天元の2路脇」
「辺の星下(江戸時代)」
「辺の星」
「辺の星の斜め上」などがあります。
(『囲碁データenjoyブック』より。)

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4818204 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

初手でも色々あるのですね。紹介された本いつか手に入れたいと思います。

お礼日時:2004/02/27 23:59

囲碁において、手を伸ばして打つのと手近な所に打つのでは当然手近な所に打つ方が楽ですよね。



さて、普通は黒を持つのは弱い方とか年下であるとか何らかの形で目下の場合が多く、白は年長者とか強い方が持つわけです(特に江戸時代ではそうした作法は厳格でした)。

その場合、黒は初手において白に敬意を示して相手の応手が楽な所に打つべき物とされていました。とすると黒から見て上に打つことになりますが、普通は右利きですので右上隅に打つこととなります。こうすると(白がすぐにカカリを打つことはまれですから)白にとって一番打ちやすい右下が空くことになります。

というのが右上隅から打ち始める理由です。なお、置き碁の場合でも、2子や3子で隅が空くような時は上手の右下があくように置くのが礼儀とされています。

(2)の質問に関してはおそらく実例はあると思いますが、これと指し示せるような対極を具体的に知りませんのでお答えできません。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
そういう理由があったのですね。すごく勉強になりました。m(_)m

お礼日時:2004/02/27 21:54

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