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決算整理前残高試算表中、保険料は441,000円となってます。

決算整理事項で「保険料は3年前より毎年7月1日に向こう1年分を前払いしている。なお、毎月の保険料はこの3年間一定である。」とあります。

会計期間は、10月1日~9月30日 です。

解答仕訳は、前払保険料189,000 保険料189,000
です。

私は決算整理前残高試算表中の441,000円は、当期分かと思ってしまい間違えました(>_<)

こういう場合は、3年分を試算表には記入してあ
るんだと言う認識でいいんでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



日商簿記の試験では、保険料や家賃に関してこの手の問題がよく出ます。

ポイントは、今まで保険に入っていなくて、当期になって初めて払ったのか、それとも過年度より継続して払っているのか、を見極めることです。本問で言えば、
「3年前より毎年」
がそこに該当します。

前期にも7月1日に1年分(前期7/1~当期6/30)の保険料を払ったのですから、当期首にはすでに当期10/1~6/30までの9か月分の保険料が支払われており、したがって保険料の中に計上されていることになります。
それに加えて当期7/1に1年分(当期7/1~次期6/30)の保険料を払った結果、試算表の借方には21か月分の保険料が計上されているのです。
決算整理とは当期分に該当する収益・費用を集計する作業ですから、当期分に該当しない金額(次期10/1~6/30の9か月分)をB/Sに計上することによってP/Lから除く仕訳が必要になります。

441,000X9か月/21か月=189,000
これを前払保険料に計上するのです。


>こういう場合は、3年分を試算表には記入してあ
るんだと言う認識でいいんでしょうか?//

これは違うということはもうお分かりでしょう。前期にも決算整理をし、上記に記載したような処理をしている訳ですから、本問の残高試算表には当期より前に関する金額は計上されていません。その意味では「3年」はひっかけ的な文言ですね。前期以前より継続していることのみが重要なのです。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。

独学のため聞きたいことがあっても、なかなかいい先生にめぐり合えません。。

今般の回答でピン!と分かりました。

また、よろしくお願いします。

お礼日時:2013/01/31 12:42

 期首は10/1


 期末は9/30
 保険支払日7/1

 期中に契約を結んだ保険だと推測されますので
 決算前T/Bには累計額が載るという考えで間違いではありません。

 よって、このような問題の場合は、何か月契約から経過し、何か月分を前払いになっているのかを数える必要があります。
 
 端数利息計算や
 地代家賃の計算と同様です。

 累計額と今期の発生計上額を算定する必要があります。

 決算前T/Bには今期決算仕訳伝票が加味されていないのは当たり前ですから、そこだけ押さえれば間違うことはなくなると思います。
 

 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

独学で勉強しておりまして聞きたいことが、たくさんあります。

また教えて下さい。

お礼日時:2013/01/31 12:39

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