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東シナ海の尖閣諸島周辺及び日中中間線で、中国人民解放軍と自衛隊が一触即発の状態にあります。
中国人民解放軍総参謀部が、「戦争にしっかり備えよ」と全軍に指示していたという情報も伝わって来ています。
それに伴い、「開戦のXデーはいつか」とか、「日中開戦シミュレーション」のような記事が見られるようになりました。
今まで「戦争なんて起きない」と高をくくっていたのが、「起きるかもしれない」という不安を感じるようになりました。

しかし、「日中開戦シミュレーション」でも日本が勝つと書かれてるし、ネット上の世論も日本が勝つという楽観論が主流です。
果たしてそうでしょうか?


まず、大方の日本人が勝てる根拠に上げるのが、「日米同盟」です。
しかし、1982年のフォークランド紛争では、アメリカの同盟国のイギリスがアルゼンチンから攻撃されたにも関わらず、参戦しませんでした。

また、ご承知の通り、中国はアメリカ国債の最大の保有国です。
アメリカは「財政の崖」から転落寸前で、中国がアメリカ国債を大量に売却すれば、アメリカはたちまち財政破綻します。

親日のクリントン国務長官から代わって就任したケリー新国務長官は親中派で、アメリカ議会の議員も在米中国大使館から多額の献金や接待を受けているそうです。

また、中国国内にはアップルやGMの工場があり、マクドナルドが1000店舗、ケンタッキーフライドチキンが3000店舗あります。
もしアメリカが中国を敵に回せば、中国国内で「反米デモ」が起き、アメリカ企業の工場や店舗が襲撃されるでしょう。

去年の反日デモの時には、在中アメリカ大使の車も襲われましたが、これは「尖閣問題にアメリカが加担したら、日本みたいになるぞ」という脅しだったのではないでしょうか。

アメリカがここまでのリスクを犯してまで、尖閣を守る価値があるのでしょうか?

現在の台湾総統である馬英九は大陸寄りで、中台FTAが締結されるなど、政治的にも経済的にも中台は緊密です。
アメリカが台湾有事を想定する必要もなくなりました。

アメリカの目的が尖閣諸島周辺の石油の採掘にあるのなら、尖閣が日本領であることにこだわる必要はありません。
(事実、1971年には台湾がアメリカのガルフ社に採掘権を与えました)

アメリカが参戦せず、結果尖閣が中国に奪われても、アメリカが参戦しなかった言い訳なんていくらでもできます。

アメリカが経済的な犠牲を払ってまで、日本に加担するとは思えません。

ここまで説明してもまだ「アメリカは絶対に日本を守る」と信じている人は、友達に貸した金は必ず戻って来ると信じているような人ですね。


次に、仮に米軍が参戦しなくても、自衛隊の装備は人民解放軍を上回っているから日本が勝つという主張についてです。

よくあるシナリオが、漁民を装った人民解放軍兵士が大量の漁船で尖閣に向かい上陸するというものです。
そもそもこのシナリオは、人民解放軍の内部から漏れたシナリオなのでしょうか?

中国が南沙諸島で、ベトナムやフィリピンが領有権を主張する島を奪う時に、そのようなやり方で攻めたからと言って、尖閣諸島でも同じやり方で攻めて来ると考えるのは短絡的です。

中国も、ベトナム軍やフィリピン軍を相手にするのとは訳が違うことくらい100も承知でしょう。

中国にとっては、日本は絶対に負けられない相手です。万が一負けたら中国共産党は崩壊します。
負けると分かっている戦を仕掛けるほどバカではありません。

日本が「漁民を装った人民解放軍兵士が大量の漁船で尖閣に向かい上陸する」というシナリオを想定しているのであれば、中国はむしろそのシナリオは使わないでしょう。
相手(日本)の思惑に乗せられるほど中国はバカではありません。

私は軍事マニアではないので、具体的な軍事シミュレーションはできませんが、日本が専守防衛である以上、初めに攻撃を受けるのは自衛隊側だということを知っておく必要が有ります。

例えば、中国側は「飽和攻撃」を仕掛けてくると言います。
日本側から先に手を出せないのをよいことに、日本側が迎撃ミサイルで反撃できる以上の数の攻撃を、中国側が先に仕掛けて来ると言います。
「飽和攻撃」で先に自衛隊の主要な装備を叩いてしまえば、自衛隊の戦争継続は難しくなります。

そもそもこの時点で、自衛隊員にどれほどの士気が残っているでしょうか?

福島の原発事故の時、自衛隊のヘリコプターで原子炉の上空から水を撒くよう指示がされました。
しかし、放射線の線量が高く、1回目は見送りになりました。
また、多量の放射線を浴びたと勘違いして泣き出した隊員もいたそうです。
(ソースは朝日新聞の記事)

このように、いくら自衛隊員と言えども、人命に関わる場合は慎重になるし、隊員もやりたくないのが本音です。

人民解放軍の兵士は、日本に勝てば「英雄」になれます。しかし、もともと軍隊ではない自衛隊には、「英雄」という概念はないでしょう。

人民解放軍に先制攻撃で自衛隊の主要な装備を叩かれ、不十分な装備で戦わなくてはならなくなった時、果たして「お国のために命を捧げてもよい」と考える自衛隊員がどれだけいるでしょうか?


そして見落としているのは、ネット上では「戦時下の国民の生活」が全く議論されていないことです。
ほとんどの国民は、本土から遠く離れた東シナ海でだけで起きる撃ち合いで、普段の生活には何の変化も起きないと思っている人が多いのではないでしょうか。

もし米軍が早い段階で参戦し、中国政府が早々と降伏すれば、日本人の普段の生活にはほとんど変化は起きないでしょう。
しかし、戦争が長期戦となった場合はどうでしょうか?

日本と中国が戦争になった場合、単に「尖閣の取り合い」だけのゲームで終わるはずがありません。
去年9月の日本政府による尖閣国有化で、中国国内にある日本企業の店舗や工場が襲撃されました。
日本の最高裁のHPが書き換えられるなど、日本に対してのサーバー攻撃も行われました。

中国と戦争になれば、日本国内でも中国人によるテロ事件などが起きるでしょうし、他にも国民が動揺する事件が次々と起きるはずです。

連日、「自衛隊員の死者○名」や、「地下鉄で中国人による爆弾テロ発生、死者○名」という報道を目にすることになります。

中国側も「日本に核ミサイルを打ち込む」「東京は火の海になる」というような脅し文句を頻繁に言って来るでしょう。
(もちろん実際にはやらないでしょが)

「自衛隊員がお国のために戦っているんだから」ということで、テレビのバラエティー番組などは自粛され、酒を飲んで騒ぐことも不謹慎だという風潮になります。

今は当たり前のように売られている中国製品の輸入がストップし、安い家電製品や雑貨、衣料品が店頭から消えます。
外食産業でもメニューがかなり変更になるでしょう。

誰しもが「いま中国と戦争をしているんだ」という実感を持ち、社会は重苦しい空気に包まれます。

もともと自分の生活と関係のなかった尖閣にこだわり続けることがバカらしくなり、そのうち国民に「尖閣さえ中国に渡してしまえば楽になる」という考え方が芽生えるようになるでしょう。


長くなりましたが、皆様のお考えをお聞かせ下さい。

A 回答 (15件中11~15件)

1,米国は日本を助けたりはしないでしょう。


 御指摘の通り、中国を敵に回すとは思えません。
 日米安保など守らないと思います。
 竹島や北方領土が侵略されても、米国は動きません
 でした。
 中国と手を結んで、台湾を国連から追い出したのは
 米国です。
 逆に言えば、中国が戦争を仕掛ける時は、米国参戦
 がない、と見切ったときでしょう。

2,通常兵器でやれば、日本が勝つでしょうが、
 中国は核を持っています。
 核を持たない日本に勝ち目はありません。
 習近平も公言しています。
「日本など、核で脅せば一発だ」

3,ただ、全面戦争は想像しがたいですね。
 せいぜいが、尖閣周辺の局地戦で終わると思います。
 戦争ではなく、紛争という形態になるでしょう。
 そういう場合は、日本が有利ですね。
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数週間程度の局地戦なら日本に勝ち目があるでしょう


しかし、私が中国の指導者で十分に事態を掌握しているならば、徹底的に武力衝突を長引かせます
五年でも十年でも、あるいはもっとでも、日本がギブアップするまで頑張ります
ベトナム戦争は10年以上続きました、そうなれば日本に勝ち目はありません

個人的には、それでも日本が戦って欲しいと思います
長期の戦争で消耗して、日本が今の北朝鮮の様になってもネバーギブアップで戦って欲しい
其の為に、不自由は甘受しますし 多少のドル預金もありますから 戦費として戦時国債を買います
希望としては、中国の指導者たちが、初戦の敗北で失脚して体制が変わる事を祈ります
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ながー



別に一触即発の状態ではありませんよ

どーやってそれを思ったんですか?


戦争をすれば負けますよ、日本は核を持っていませんから

この回答への補足

>別に一触即発の状態ではありませんよ

逆に、一触即発ではないという根拠は?

補足日時:2013/02/15 03:48
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 質問者さまの危惧するとおりだと思います。


 平気でウソを言う国家ですから、自分で仕掛けておいて「日本から攻撃してきた」って言い張ると思いますよ。

 民主党と違って、自民党は(一応)政治のプロなので、上手い事やってると信じたいですね。

 ただ、中国製品がストップといのは考えにくいです。
 中国は一枚岩ではないので、お金さえ儲かれば何でもする人々です。
 レアアースだって、日本が調達先を替えたら、向こうから安くするから買ってくれいう始末ですし…。

 最悪、東南アジア経由で輸入するなどして、中国製品は当たり前のように店頭に並んでると思います(若干、値段は高くなると思いますが)。

この回答への補足

>レアアースだって、日本が調達先を替えたら、向こうから安くするから買ってくれいう始末ですし…。

中国がレアアースを輸出禁止にした翌日に別の国に変えられたわけではありません。
長期間全くレアアースが日本に入って来なかった期間があったんですよ。

>最悪、東南アジア経由で輸入するなどして、中国製品は当たり前のように店頭に並んでると思います

貿易を宅急便とかと同次元で考えていませんか?
第三国経由の貿易に変更するのは、銀行決済や税関での手続きが2重になり、色々と面倒です。
中国が輸出禁止にした翌日に第三国経由で簡単に輸入できるわけではありません。

補足日時:2013/02/15 03:46
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中国が尖閣を支配する経緯や


何がキッカケで開戦するかはわかりません。

アメリカが日本を守る気が無いのは確かです。
守るメリットよりデメリットの方が大きいですから。
ただ、アメリカは尖閣を中国に奪われると
核武装した潜水艦が太平洋に容易に出ることを
許してしまうので、阻止するでしょう。

中国が太平洋に潜水艦を出したいってのは
すでに日本は眼中に無く世界の覇権を握ろうとしてるって事です。

日本人の世論が尖閣さえ中国に渡してしまえば楽になる
って動きになるとは思えません。(一部のバカを除いて)
それをやると沖縄も渡すことになってキリがありませんから。

日本は米対中の第三次世界大戦に巻き込まれた場合
一番被害が大きい国でしょうから
尖閣を守るって考えで終結せず
世界戦争の防止の観点から考えないと
取り返しの付かないミスを犯すことになりますね。

この回答への補足

>アメリカは尖閣を中国に奪われると
>核武装した潜水艦が太平洋に容易に出ることを
>許してしまうので、阻止するでしょう。

皆さんは沖縄周辺の地図って見たことありますか?
中国海軍の潜水艦が太平洋に出るときは、沖縄本島と宮古島の間の公海を通ります。
尖閣諸島が中国領になったからと言って、太平洋に出やすくなるわけではありません。

過去にアメリカが尖閣にこだわったのは台湾有事に備えてです。
中国の潜水艦が太平洋に出るのを阻止するためではありません。

補足日時:2013/02/15 03:25
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