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以前にも質問したことがあるのですが、なかなか納得できる回答が得られなかったので再質問です。

非産油国で貧困国の場合のガソリンの価格を知りたいです。
世界には、1月に100ドル稼げない国が多々あるかと思います。
しかし、どんな途上国でも、車が走り、漁船が往来しています。
どうなっているのでしょうか?

例えば、ソマリアの海賊など、無政府状態で生活か苦しく海賊で稼ぐしかない。
と聞きますが、その船のガソリン代は、高くはないのか?と思うのです。

日本の漁民は、少しの円安でヒーヒー言っているのに。
不思議でなりません。

どなたか、途上国のガソリン価格の秘密?について、教えてください。

A 回答 (4件)

途上国のガソリン価格は、最貧国といえども基本的に国際価格と大きく変わりません。

最貧国には製油所がないため、外国から輸入せざるをえませんが、輸出する方としては最貧国だからと言って安く売ってくれるわけではありません。彼らは慈善事業をやっているわけではないので当然、国際価格です。

輸入業者が国際価格で輸入した後、国によって課税されて高くなったり、逆に補助金がつけられて安くなったりすることもありますが、最貧国の場合は補助金をつける余裕はないでしょうし、課税したくても徴税システムが不完全ですから課税もないでしょう。したがって、最貧国のガソリン価格は「国際価格+輸送費用+輸入業者の儲け」で決まります。
(最貧国のガソリン価格はだいたい、日本のガソリン価格から揮発油税53.8円を引いた位の値段になると思います)

では月100ドル以下の稼ぎしかない国で、なぜそんな高いガソリンが使えるかということですが、最貧国ではほんの一部のお金持ちを除いて、基本的に個人が自家用車を持つということはありません。乗用車は主にタクシーか政府高官が乗る公用車です。タクシーは運転手がガソリン代を負担しますが、ガソリン代はタクシー代に含まれているわけです。公用車の場合は政府がガソリン代を負担します。

乗用車以外はバスやトラックです。燃料(軽油)代はバスの運賃や積み荷の運送費の中に含まれることになります。

それでもタクシーやバスが使えるのはまだ豊かな人々です。テレビなどでは途上国や最貧国で自動車が走りまわっている光景が映し出されますが、それは都市部だけのことで、農村部へ行くと、ほとんど車は走っていません。1日1ドル以下で生活している人はタクシーにもバスにも乗らず、移動するときは歩きです。煮炊きには薪を使い、電気も来ていないので、照明にはランプを使っています。(例えばミャンマーやバングラディシュなどでは人口の半数くらいがこんな生活を送っているのではないでしょうか。)

ちなみに、海賊が使うガソリン代は当然、外国船から奪い取った金品か身代金から出しているのでしょう。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり、失礼しました。
とても納得がいく回答をいただき、ありがとうございました。
胸のつかえが取れた思いです。

お礼日時:2013/03/02 01:33

原油や石油製品の価格はグローバルな取引によって決まっています。



現時点で日本が輸入している原油価格は約60円/L、精製費が10円程かかるので製品原価は70円程で、それに精製業者や販売業者のマージンが上乗せされます。

灯油が100円/L、軽油が135円/L、ガソリンが150円/Lと言うのが一般市況でしょうが、軽油には32.1円/Lの軽油税、ガソリンには53.8円の揮発油税と消費税が加算されています。

原油価格は場所によっては10円/L程度安い可能性が在り、製品価格は15円/L程安い可能性が在りますが、産油国でない限りそれ以下の価格、つまり55円/L以下の石油製品は存在しません。
税金に関しては上記の日本の税金は先進国並みと言えますが、米国などは極めて低い税率で油種毎の違いは殆どありませんし、開発途上国も国民に不満を与えない様(若しくは支配者層が使うものだから)それ程高い税率で無い事も多い様です。


あと自動車や船に関しての燃料はガソリン・軽油・重油と異なっていますので、一概にガソリン価格が安いかという質問は・・・。
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> ガソリンの価格を知りたい



「gasoline price Somalia」で検索するだけで、世界のいろいろな国のガソリン価格が出てくるページに1分で行き着きました。そのぐらいの努力や工夫はしたほうがいいですね。
http://www.numbeo.com/gas-prices/
http://www.numbeo.com/gas-prices/country_result. …

日本を含め、私が相場を知っているいくつかの国の価格で裏を取ってみたところ、大きく違いはないので上記のリンクは目安としてなら参考になるでしょう。

> どんな途上国でも、車が走り、漁船が往来

遊びじゃなくて業務で動かしているからでしょう。たとえばダンプカーとかトラックは大きなものなら1台の値段がメルセデスベンツの乗用車と同じぐらいか、それ以上します。しかし、個人でそれを持って業務に使っている人はそれなりにいるでしょう。でもその人が金持ちかどうかはわからない。そういう仕事があって、そのために必要なら高くてもしかたない、趣味や遊びの感覚でカネを出しているわけではないということでしょう。そういう仕事を選んで、経費(車体や船体を手に入れるというイニシャルコスト、燃料費や修理費などのランニングコスト)を差し引いても、長期的に見て自分が納得できる儲けが出るなら動かす人もいるでしょう。海賊船においてもしかり。

もうひとつ、貧困国というのはなぜそうなるかといえば、一握りの人間が富を奪ってしまうから残りの大多数が貧しいという構造になっているわけです。だから貧しい国には少数であるけど金持ちがいます。そういう金持ちの場合は気軽な気持ちでクルマぐらいは走らせるかもしれませんね。残りの人間は自分の足だけ。例外があるならば職場の乗り物(燃料代は雇用側の負担)を一部私用に使うのを大目に見てもらっているケース、現代の日本ではそういうのは少ないけど世界的に見ればけっこうあります(そのかわり給料は安い)。

> 日本の漁民は、少しの円安でヒーヒー

この数週間で石油関係が値上がりしているのは主に原油価格の高騰が原因で間違いないはずなので、いいかげんなことを書くのはやめるべきだと思います。
http://chartpark.com/wti.html
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海賊なら、燃料も強奪すると思いますけど?


Tシャツすら剥いでいくそうで。
せっかくタンカー襲って燃料抜かないのですか?ああ、原油は抜いてもしょうがない。近海輸送でガソリンや重油を輸送してるのを襲うのですよ。燃料が足らなくなったらね。
船ごと持って行って、ジャングルにでも隠しておいてスタンド代わり、空になったら解体して鉄くず。
乗ってた人?海へ捨てるだけ。もちろん金歯は抜く。指輪が抜けねぇ?そんなもん指ごと切り落とせばええやんか。

私が車解体屋でバイトしてた時は、ガソリンを買う事はめったにありませんでしたよ。どんな車にだって数L、多い時は何十Lも残ってます。捨てるわけないじゃん。
シートも剥がして、500円玉みっけ、w

最貧国には自動車なんか走ってません。
国連とか外国企業とか一部の金持ち、政府・軍隊だけです。
だから、水を汲みに子供が10kmも歩いていくとか、井戸を掘る寄付を募ってますよね?
フィリピンぐらいになるとバイクが主流です。
タクシーだってバイク改造してボディを付けただけとか。
(もっとも、マレーシア辺りで原油が出るので、日本ほど輸送費がかからない事もあります。日本はそれだけだと絶対量がまるで不足ですが)
中国ならちょっと前までは自転車ばかりですね。最近やっと車が増えてきたそうで、原油輸出国から輸入国へ転落してます。

日本は人口が多い上に贅沢に燃料使いますから。
(アメリカはさらに無駄遣いしてますけどね)
漁船だって良い漁場を探して全開じゃないですか?
第三世界だと、なるべく帆だけで走って、どうしてもという時だけエンジンをかけます、エンジンが付いているなら、ですが。w
http://www.stat.go.jp/data/sekai/06.htm
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.ph …
統計に出てくるのは先進国ばかり。他の国は全部まとめてやっとまとまった数字になる程度のレベルです。
http://nantokashinakya.jp/references/episode/rec …
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