この人頭いいなと思ったエピソード

興正寺という名古屋のお寺のことで質問です・・・
先日名古屋の興正寺というお寺に行く機会がありました。

興正寺では至る所に「八事山」と書かれていて、お寺の通称も「八事観音」と呼ばれていると聞きました。

「八事山」ってお寺がある山の名前ですよね?
僕が思うに、お寺の通称だったら例えば「興正観音」とかならわかるのですが。
何故お寺の名前より、山の名前の方が先行しているのですか?
深い意味とか無いのかもですが・・・素朴な疑問です。

A 回答 (2件)

興正寺は・・・


「八事山」が山号になります。

山号とは寺院に付ける云わば“称号”です。
寺院によっては山号がある所と、ない所がありますが、有名どころの寺院にはだいたいついていると思います。

その理由は、
寺院とは、元々修行や祈願の為の場所であったため、人里から離れた山中の勝地を選んで建立されてきました。そのため寺の所在する山名を冠して呼ばれたわけです。

分かりやすい例をあげますと
延暦寺は「比叡山 延暦寺」のセットの名称で有名ですよね。
延暦寺の名前は「比叡山寺」と称され、山号をもって寺名としていました。

つまり、興正寺の場合「八事山」は山の名前を指しているのではなく寺院名です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
お寺が山に多いのも以前疑問に思ったことがあったので、重ねて疑問が解消されてスッキリしました。

お礼日時:2013/03/13 17:37

いわゆる「山号(さんごう)」というやつですね。


密教や禅宗のお寺は,当初は山中に建築されることが多かったため,
例えば「比叡山」と言えば,「延暦寺」のことを指すようになりました。

※「延暦寺」のほうを寺号(じごう)と言います。

やがて山号・寺号をセットで揃えるのが流行し,
山がなくても「金龍山浅草寺」というように寺の名前を付けることが広まりました。

参考URL:http://kotobank.jp/word/%E5%B1%B1%E5%8F%B7
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この回答へのお礼

ありがとうございます!おかげですっきりしました。

お礼日時:2013/03/13 17:35

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