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自分はオタクだ!と思う方々に質問です。

「萌え」とは何か?と問われたら何とお答えしますか?
またどんな時、萌えと思ったり、使ったりしますか?

卒業論文で萌えについて研究することになり、萌えと一番深くかかわりがあるだろうオタクにとっての萌えとは何かを知りたいと思い、質問させていだだきます。
お答えしてくださる方、差し支えなければ性別と年齢(○代)も表記してくださると助かります。
ご協力ください。よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

お礼を拝見しました。



本当のところ、僕の書いた意見は、
ある研究家か評論家の言葉を
参考にしていますが、原典が何か
わからなくなってしまっています。
学生さんなら、そういう文献を
検索しやすいかもしれませんが…。

萌えの由来も、はっきりとはしませんが、
調べてみると面白いかもしれません。
それから、萌えという言葉の
元々の意味も興味深いでしょう。

他の方の回答にもあるように、
植物の芽生えを意味していて、
「萌す(きざす)」と
読んだりもするようです。

一般的には、単に好意や愛着のことを
指して萌えというようですが、
個人的な印象としては、完璧なものや
プロポーションに対して萌えるとは
言いづらい気もします。
以下、変なたとえかとは思いますが…。

巨乳萌えというものがあったとして、
セクシーボディやダイナマイトボディにも
普通に萌えると言うのかもしれません。
でも、自信満々にアピールするものや、
絶対的なものに対して湧く感情は、
西洋的なエロスであって、あまり萌えるとは
言えないのではないかと思っています。

自分の身体に戸惑っていたり、
コンプレックスを抱いていたりするような、
心のスキ(前述の欠けた部分)に
惹きつけられることを萌えると
言うのではないかと考えています。

対象が人間(キャラクター)だけではなく
生物やモノという場合もありますが、
そこには、日本人独特の臨在感というか、
感情移入のカタチがあるようです。

また、萌えを催す側にも優越感や
劣等感、あるいは心のスキが
存在することで、芽生える意識を
萌えや萎えと言うのではないかと
勝手に推察しています。

完璧さや唯物的なことではなく、
そういったナイーブでセンシティブな
状態(関係)にこそ、萌えという感情が
成立するのではないかと考えます。

余計なことですが、ご参考までに…。
長文で失礼しました。
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この回答へのお礼

再びのご回答ありがとうございます。
回答者様の回答を拝見した後、少し調べてみたら大塚英志氏や岡田斗司夫氏の著書の中で日本文化と関連づけているものがありました。
まだ詳しく読んでいないので、今後読み込んでいこうと思います。
完璧でなく、欠けているからこそ「萌える」という意見は初めてです。参考にさせていただきます。
再びのご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/11 10:15

僕なりに感じたことを書かせていただきます


もちろん今でもマンガやアニメは大好きです

僕は単純に「カワイイ」といった表現では収まりきれない
「心になにか芽吹いた・・・」と言った感じを表現したものではないかと・・・
「きゅん!」とした感覚と思うのですが、定義付けするのは難しいでしょうね

「萌え」の言葉には沢山の枝が付いていて、葉や花が付きだし(個人によって違う)
それが全部揃ったときに「萌え」る、感覚におちる気がします

綿毛でで包んだような「ふわっ」とした感覚・・・日本語の曖昧な表現のいい所の一つだと思います

ただ、「○○に萌えるわ~」だったり「○○萌え」と言うのとはちょっと
違うような感じがします 言葉が一人歩きして拡大解釈されているようにも思えますが・・・


僕が「萌え」と言う表現を頻繁に聞くようになったのは、「カードキャプターさくら」が
放映されていたころだったように記憶しています
僕の場合主人公よりも脇役に「きゅん!」ときましたけどw
※NHKで放映していました

この時の感覚で言えばW3(ワンダースリー)のボッコ隊長に感じたのが最初です
もちろんこの頃に「萌え」と言う表現はありませんでしたが今思えば~
あれが「萌え」だったのでしょう
※手塚治虫さんの古いアニメです(モノクロですw)

ゲームなのですが「ゼルダの伝説」マリンにも来ましたーw

最近では「君に届け」の「くるみちゃん」ですね

長々と書き申し訳ございませんでした
何かのお役にたてればと思います・・・失礼します
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こんなに詳しく書いていただけるとは思っていなかったので、とても感謝しています。
「きゅん」という感覚は確かにあると思います。(私も好きなキャラを見てそうなることがあるので…)また「萌え」という言葉自体に焦点を当てて調べることも重要かもしれないと、回答者様の意見を見て感じました。
卒論の研究に生かさせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 21:40

萌えアニメとか年甲斐もなく観てよろこんでいる40代男性です。



 改めて「萌え」とはなにかと問われると雲をつかむようでさっぱりわからなくなってしまうのですが。萌えについて考えると私が青春時代だった80年代との時代の差とか男女の感性の差とかについて考えてしまいますね。


 80年代に若い女性が「かわいい」という言葉を乱用して流行になり、それがけしからんとか奇妙なことだとかいう世論があったと思うのですが、今の「萌え」についてはそれとのつながりを感じますね。

 現在の「萌え」については女性の方が男性よりはるかに鋭く幅広い感性で萌えをとらえてるような気がします。ある女性声優がネットラジオで「アイスクリームなどを上手く食べられなくておひげにクリームがついてるおじいさんとかが萌える」と発言してました。逆の立場で男性がこのような感性を持っているかというと私は首をかしげざるをえません。女性ってすごいな、と。

 話はもどりますが、80年代女性が「かわいい」と戯れていたころ男性は「カッコイイ」一本槍だったと思います。もちろん女性アイドルを可愛いと感じてファンになったりすることはありますが、あくまで思考は直接的で「こんな彼女がいたらいいな」というもの、よくもわるくも遊びごころが足りないというか、文化的でない、耽溺とまでどうしてもいかない。どこかで男性としてのメンツを気にしている感じなんですよね。

 ところが女性が本格的に社会進出し始め、男って言うほどのもんでもないな、もう男だからってかっこつけてもしょうがないな、みたいな風潮が世に出始め、だったら男性も女性と同じようにカワイイものを愛でて「かわいい」と戯れたい。そういった流れが「萌え」というものを産んだのではないかと思っています。つまり感性的な意味で女性に10年も20年も遅れをとっていた男性が追いついた結果が「萌え」ではないかと思っています。


うーん、なんかこんなことを言うと逆に男尊女卑的な考え方だと思われますかねぇ。不快に感じた方がいらっしゃたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とても詳しく書いていただき、感謝しております。
「萌え」というのはやはり男女で違いがあるのかもしれない、ジェンダーの視点から研究してみるのもおもしろいかもしれない、と回答を見て発見することができました。
『男性が追いついた結果が「萌え」』というのはとても興味深いご意見です。
卒論の参考にさせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 21:44

30代の男です。



オタクではない(ハズ)ですが、オタク文化に
触れる機会が多いために、よくこの手の
ことについて考えたりします。

「萌え」とは、西洋の美学や理想のように
完全無欠の絶対的なものではなく、
日本古来の「わびさび」に連なる
情緒的な感覚だと思います。

完璧ではないとか、どこか欠けているもの。
そこに情緒的な価値を見出すのが、
「萌え」なのではないでしょうか。

ア二メキャラを引き合いに出せば、
「美人だけど天然ボケ」とか、
「胸はないけど女性的」とか、
あるいは、「普段はツンとしてるけど
好きなものの前ではデレる」など、
どこかが欠けているけど魅力的な
ものを持っている、それを「萌え」と
言うのではないかと思います。

個人的には、これと反対の価値観として
「萎え」を付け加えたいと思います。
魅力や価値を半減させたり、
相殺させてしてしまうようなものが
「萎え」の状態ですが、考えようによっては、
必ずしも負の価値ではないと思います。

「わびさび、もえなえ」と、こんな風に並べて、
風流について考えみたりしています。
こんな自意識過剰な考えを、「厨二病」とか
「痛い」とか言うのかもしれませんが…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。日本古来の「わびさび」に関連付けるという意見を拝見し、驚くと同時に納得してしまいました。日本人だからこそ、「萌え」という感情が生まれたのでしょうか。
卒論研究の参考にさせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 21:50

No1、No2のご回答に深く感銘しました。

なるほど~!
という事は、「萌え」は現代特有の感覚じゃなく、昔からある感覚なのかもしれませんね。
歌舞伎とかぜんぜんよくわからないのですが、もしかしたら「萌え」要素のかたまりだったりしてw
そう考えると伝統文化なんかも面白く感じられそうですねw
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「萌え」という言葉は最近の言葉だと思っておりましたが、皆様の回答を拝見すると、もしかしたら昔から存在していた感情なのかもしれませんね。アニメなどだけでなく、日本の伝統文化に焦点を当てることも重要かもしれません。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 22:08

私が考えるに、『萌え』とは『スイッチ』だと思います



オタクには、それぞれ違った『属性』と言う物を持っています
それが、人によっては、眼鏡っ子だったり、メイドだったり
妹だったり、ドジっ子だったり、ツインテールだったり、ツンデレだったり…(以下略)

まあ、兎に角、目標対象が属性外だと、スルーするのに対し
自分の属性にジャストミートすると、その対象に、異常なまでに高揚する訳で
そのスイッチが入った状態が所謂『萌え』に相当すると思います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「スイッチ」と「属性」….確かに人によって萌えるタイミングだったり対象は違ってきますね。人の数だけ萌えがある、といったら言い過ぎかもしれませんが、萌えの種類は多くあるという点に気づくことができました。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 22:04

オタが最高にテンション高まった時「萌え」といいます

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに「萌え」ると普段よりもテンションが上がった状態になりますよね。
卒論の参考にさせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 22:00

40代後半…萌などと称される以前からの存在であります(笑)


うちらの世代において萌えとは多分「郷愁」に近い感覚ではないかと判断してます。
簡単に言えばノスタルジーですね。
遠い過去の記憶。
でも、実際には存在しない記憶…ある意味で理想的な青春期なのかも知れません。
現実が悲惨(笑)であればあるほど、理想に憧れ郷愁を抱くのでしょうねぇ。

だから、若い人が使う「萌」とはちょっとニュアンスが違うんじゃないかと。
工場萌えなんてのも子供の頃の高度成長期への郷愁だと思うのです…
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ノスタルジーという言葉が出てくるとは予想していませんでした。今と昔で「萌え」のニュアンスが違うのかもしれない、という点を視野に入れてみます。ご協力ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 21:57

 自分だったら「記号の逆翻訳」といいましょうか。



 たとえば、おとなしく勉強好きな子という記号としてキャラクターに眼鏡をかけさせる。そういうイメージが定着すると、おとなしく勉強好きな子が好きな人はメガネをかけているキャラが好みだと自ら錯覚してしまい、逆にメガネなら何でもいいとなってしまう。

 まあ萌えの全部を説明できるものではないですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。「記号の逆翻訳」、とても興味深いご意見です。回答者様の例を更に詳しく読み込んでみようと思います。
研究の参考にさせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 21:55

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