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私の結論は「RAW で撮っておいて、気に入らない露出、White Balance、RGB Curve を補正して完成させた JPEG 出力の方が高画質と言い切れますし、JPEG 撮りしても結構いぢりますから(笑) RAW は JPEG よりも Data が多くて修正範囲が広いというだけのものであって、決して高画質というものではない。」なのですが・・・。

Audio では「16bit 44.1kHz よりも 24bit 192kHz の方が高音質!」とか Video では「RGB 各 8bit の H264 映像よりも RGB 各 10bit の非圧縮映像の方が高画質!」といった主張が横行し、Camera でも CX Format (1/2.3 inch の約 4 倍) で 274 万画素の NIKON D1 よりも 1/2.3 inch で 1600 万画素の Compact Digi'Came' の方が高画質と受け取られがちな「画素数至上主義」的な常識があるのですが、今までのところ Camera 分野では「SLR (Single Lens Reflection:一眼レフ) Camera は Compact Digi'Came' とは一線を画す構造なので画質が良い」みたいな不確かな理解で SLR 機と Compact Digi'Came' との違いが認識されてきたようであるものの、Mirror-less や Nono SLR などといった Lens 交換型 Compact Digi'Came' が普及してきた現在は RAW Format の位置付けが Audio や Video のような盲信めいた常識に支配されてしまうのではないかと危惧してしまいます。

人の感覚 (視力) がそれほどまでの解像度を持っていないという論理以前にそれほどの解像度で表現できる Monitor Display も Printer さえもないのですから、RAW Format は気に入らない色を呈する画像 Engine の癖を Color Curve 修正で補正したり、細かい設定ができない露出や White Balance (色温度) を補正したりする上で補正範囲を細かく且つ広く取れる便利な Format というものでしかなく、決して JPEG 出力よりも高画質などと言えるものではないと思っています。

実際、近頃は愛機 PENTAX Kr よりも友人より安価で譲ってもらった SIGMA DP2X を持ち出す機会が多くなっているのですが、ISO 1600 ぐらいまで RGB 各 12bit を Full で出力できる Kr の RAW 出力よりも、ISO 400 ぐらいで階調表現に頭打ちが来て実質 RGB 各 10bit ぐらいしか Dynamic Range を感じられないことから RGB 各 8bit の JPEG 出力にするのに結構苦労を強いられる(汗) SIGMA DP2X の方が「画質」という点では遥かに高画質であることに舌を巻いている日々です(笑)。・・・勿論、修正範囲の広い Kr の RAW Format の方が満足の行く JPEG 完成画像を多く得られるのですが、水滴と Glass と透明 Plastics の透明感の違いを同一画面内に表現するといったような Kr では殆んど期待できない画像を運良くピタリと決めた時の DP2X 画像の質感には圧倒されっぱなしです。

画質という言葉の定義を奈辺に採るかで感想も変わってくるものとは思いますが、Audio の質問欄への回答に Camera の RAW と JPEG の違いを例に取って「収録される Data はそんなに広い Dynamic Range があるわけではないので容器が大きければ質が良くなるわけではない」という趣旨の説明に失敗した感があるので(笑) Camera の分野に於いても「RAW は JPEG よりも高画質が常識なのかな?」と思い、質問させていただきました。

質問と言うよりも Enquete みたいな質問で恐縮なのですが、みなさんは「RAW は JPEG よりも高画質と認識するのが常識」なのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

RAWは、ただの「データ」なので


画質がいいとかよくないとかは
そもそも言えないでしょう。

RAWを現像してTIFFやJPEGにした画像は
加工した人の腕前やセンスに左右されるので
当然ながら、カメラの優秀な画像エンジンの作り出したJPEGのほうが
高画質なことは、十分にあり得る話でしょう。

ただ、高画質が一番、とは限らないので
RAWを現像した人の作品としてのJPEG画像は
すばらしい作品=高画質、なことはあるのではないでしょうか。

で、こういうスペックやわがままが通用しない話題だと
当然のようにあの人は登場できないわけですね。納得。

この回答への補足

みなさま、6 日間に渡って回答をいただきまして有難うございました。

Enquete のような質問でみなさんからの回答を重ね合わせて行くことによって解を得ようとしたために、どうしても様々な応答を斟酌してより良い回答をまとめられる後者の方が後出しジャンケン的に有利になってしまって初期の回答者さん達には申し訳ないのですが、「RAW は素材、JPEG は加工後の完成品」と気付かせていただいた A No.10 scenerygood さんの回答を Best Answer にさせていただきます。

「Data を受ける容量が大きい RAW の方が高画質」派と「RAW は素材であって画質の高低を評すべきものではない」派の比率が半々ぐらいというのは回答者さん達ならではと思いますが、 Audio Site で「器の容量を幾ら大きくしたところで無意味だよ」という趣旨の回答を Camera の RAW と JPEG になぞらえてしたことはやはり失敗して当然でしたね(^_^;)。

「22.05kHz から約 43Hz までは 44.1kHz 16bit の Multi Bit Sampling よりも Data 量の少ない 2.8224MHz ΣΔ Single Bit Sampling で Digitize された Data を加工して 192kHz 24bit にしたところで Original にはない Data を創出しない限りは Data のない部分に Data が増える筈もありませんし、22.05kHz 以上 16bit 以上の性能を保証できる Microphone や Speaker は皆無と言って良いばかりか Amplifier でさえも保証の限りではないことから CD 以上の Format に入っているのは Noise や 歪だらけの音でしかないよ。」という趣旨を「RGB 36bit (または 48bit) の RAW Data から最も良い24bit 分を切り出したり、30bit 分ぐらいを 24bit 幅に圧縮して出力するのが JPEG (Lossless JPEG を含む) であり、切り捨てられる 12bit (または 24bit) 近い部分の Data は Noise であったり色相 (位相) のずれた Data だったりする RAW Data は完成品の JPEG Data よりも高画質というわけではないよ。」という説明に置き換えるのは無理だったようです(^_^;)。

しかし「RAW は素材であって画質の高低を評すべきものではない」という重要な鍵を気付かせていただいたことは非常に有意義でした(^_^)/。・・・44.1kHz 16bit Multi Bit Sampling に満たない Original Data を補間改変して 192kHz 24bit などにするものが「素材」としての価値があるかどうかは未だに否定的ですが、初めから RGB 42bit などの高 Bit Samling を行なって最終出力を RGB 24bit とする Digital Camera の RAW から JPEG への流れは「Data のない部分に異 Data を創出するわけではない」ので「素材」としての価値を十二分に納得させられるものです。

RGB 24bit の非圧縮 Bit Map CG (Computer Graphics) の色合いを調整するのに一度 RGB 48bit TIFF に変換してから調整して再び RGB 24bit に戻すという作業も「RGB 48bit に変換したからと言って画質が向上するわけではないが、画質劣化を最少にとどめて精度の高い調整を施す」ために行うものであり、中間 Data である RGB 48bit 画像 Data は単なる「素材」であって「完成品」ではないですものね。

正論を突かれた気にさせられた A No.6 bardfish さん、Data の歯抜けに気付かせてくださった A No.8 noct_nik さん、左甚五郎の逸話で核心を突いてこられた A No.9 ayacbm さんにはこの場を借りて再度御礼申し上げると共に、様々な御意見を提示してくださいました皆さんにも心より感謝致します。

補足日時:2013/06/15 21:49
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>RAWは、ただの「データ」なので画質がいいとかよくないとかはそもそも言えないでしょう。

「うーん、Lossless JPEG はただの Data ではないのか?」という突っ込みはさておき(笑)「RAW Data は高画質か低画質かなどという画質の善し悪しを云々すべきものではない」という御意見には納得です。・・・確かにそんなこと (高画質か否か) を疑問に思い始めたからこそ悩んでしまうのですよね(^_^;)。

「素晴らしい作品=高画質」と言うより「作品」として確定した時点のものが「最高画質」と言えるものなのだろうと思います。

ただし「作品」が収められている JPEG Data が「最高画質」と思っているわけではありません。

Audio でも「作品」としての CD に記録されている Data を忠実に再現することが「最高音質」と誤解されがちです。

CD に記録された Audio Data を忠実に再現するということは CD Player から Speaker 出力に至るまで Noise も歪も皆無という夢の様な機器で再現するのが Best ということになるのですが、そんな音は決して質の良い音とは感じられないものになります。

何故ならば CD という作品を作った Engineer 達が「この音で良い」と決定した際の再生機器、すなわち CD Player から Speaker に至る機器は決して Noise も歪も皆無のものではありませんので、実は「彼等が聴いていた音が『最終作品』の音」なのであって、その音は彼等が用いていた「Noise も歪もある彼等の機器」でしか正確に再現できないものなのです。

・・・実際、私が知る限り、最も歪の少ない Speaker は 1980 年台に開発された Planer (平板) 型 Speaker Unit や Condensor Speaker Unit なのですが、いずれも 1%~3% の歪率を常に示す Studio Monitor Speaker System とは全く異なる「歪が無さ過ぎる(笑)」音ですので早々に市場から消え去るか Minor な Mania 向けでしか生き残ってはおらず、電気的に計測上の歪を皆無にできる「 Feed Back 補正 Loop 内に Speaker System も入れてしまう Σ Drive という TRIO 社の画期的な技術」にいたっては生まれて数年で廃れてしまい(笑)、今では小口径 Speaker で音色など判らない重低音域を無理やり出させる Active Super Woofer に別の目的で利用されているに過ぎません。

Recording Studio と同じ環境を再現することなどできない Home Audio の環境では CD に記録されている Data を Listener 独自の手法で「現像」して Listener が最も良いとする音質に改変して楽しむしかなく、だからこそ各 Audio Maker は独自の Sound Character を確立して覇を競い合っているとも言えるのですが・・・独自性に自信のない Maker は「原音に忠実」などと意味不明な宣伝文句を謳うのですが(笑)。・・・TRIO も開き直って、いや自信を持って Σ Drive を定着させていれば KENWOOD、KENSONIC、ACCUPHASE に分散して Minor にならずに済んだかもしれませんね(^_^;)。

この辺りを「写真作品」ではどう考えて作品作りや作品鑑賞をしているのか判りませんが、幸い Digital Camera 趣味は「作者も鑑賞者も同一の本人(^_^;)」であることが多いので Audio のような「原音」などといった実体の無い概念が独り歩きすることは、少なくとも Amateur/Mania の間ではないだろうとは思ますし、Pro' の芸術家はどう我儘を通そうともそれが通り続けていれば一流の芸術家なのですからそれで良いのですが・・・。

うーん、RAW は『素材』であって、画像 Data には「新鮮」も何もないので「RAW という『素材』に質感を云々するものではない」・・・調理するなり加工するなりで質感が生まれるものなのだから「質感」を論ずる「高画質か否か」は RAW Data を加工して出力した JPEG (或いは Bit Map 表示と同等の Lossless JPEG) でこそ使える言葉である。

・・・という趣旨の A No.10 scenerygood さんの言が的を得ているのかも知れませんね。

>で、こういうスペックやわがままが通用しない話題だと・・・

いやあ、なんとも「わがままな質問」だと恐縮しています(^_^;)。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/11 01:59

RAWはCD(やSACD)で例えればマスターテープ以前のマイクの信号(音?)みたいなものでしょ?


JPEGはマスターテープを通って?、プロの手(画像処理エンジン)によって調整された音かと。。
(殆どの一眼レフのRAWは画像エンジンが最少か素通りで記録されます)

自分の腕が画像処理エンジンより上か下かって事じゃないですか?
キヤノンのDIGICや、とくにソニーのBIONZとかなると内部でガッツリ弄られてそうなので、
RAW現像でそれを上回れなかったら、JPEGの方が画質上って事になるのでは?
(あと現像ソフトがDPPやLightroomならRAWが有利になるかと、逆にペンタックスの付属品とかならJPEGが良いんじゃ?)

>>KrとDP2Xとの優劣
それはダイナミックレンジ云々じゃなくて、シグマのFoveonセンサーの独特な色がHALTWOさん
の好みだったとしか・・・
http://www.sigma-sd.com/SD15/JP/technology-color …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>RAWはCD(やSACD)で例えればマスターテープ以前のマイクの信号(音?)みたいなものでしょ?

確かにその通りですね(^_^;)。・・・厳密に言えば Mic' 信号ではなく、Multi Track Recorder に記録された Mother Tape かな。

>JPEGはマスターテープを通って?、プロの手(画像処理エンジン)によって調整された音かと。。

いえ、画像 Engine は Image Sensor の Analog 出力を Digitize し、Image Sensor 固有の RGB 感度曲線に合わせて Equalizing した RAW 出力を作り出すためにも用いられています。

私の Kr に用いられている PRIME II Engine は RGB 各 14bit で Sampling した Data を処理して RGB 各 12bit の RAW Data を作り出すようになっています。・・・その RAW Data から並行して RGB 各 8bit の Monitor 出力及び JPEG Data に内部現像しているのも PRIME II ですが・・・。

>あと現像ソフトがDPPやLightroomならRAWが有利になるかと、逆にペンタックスの付属品とかならJPEGが良いんじゃ?

いえ、PENTAX の付属現像 Soft' は「市川 Soft Laboratory」の SilkyPix が Base になっています。

SilkyPix をそのまま用いずに PENTAX 用に改変して採用しているのには Browser Software との同梱にするだけではなく、各 PENTAX SLR (Single Lens Reflection:一眼レフ) Camera の PRIME Series 画像 Engine 出力特性に合わせた Interface になっているかだろうと思います。・・・Audio 的に言えば Impedance 及び Level の Matching を行い、Sound Character も PENTAX Character に統一しているというものなのでしょうね。

DENON DL103 を ACCUPHASE AD20/AD2810 Phono Equalizer 内蔵 ACCUPHASE Pre-Amplifier で受けるのに AD20/AD2810 の MC Mode を使うのが良いのか DENON AU-300LC 昇圧 Transformer を介して AD20/AD2810 の MM Mode を使うのが良いのかみたいなものかなぁ。

>それはダイナミックレンジ云々じゃなくて、シグマのFoveonセンサーの独特な色がHALTWOさん
の好みだったとしか・・・

うっかり Dynamic Range という言葉を使ってしまいましたが、Latitude の誤りです(^_^;)。・・・スミマセン m(_ _)m

Camera の場合は Audio とは違って Dynamic Range と Latitude という別種の言葉があります。・・・Audio は Latitude という言葉を使いません。

水道の蛇口を捻って最大水量からポタリポタリと断続的な流れになってしまうまでの比が Latitude、蛇口の捻り具合をどれほど細かく調整できるかが Dynamic Range というのが 14bit Sampling 12bit 出力 Engine などという Digital Camera での考え方ではないかと思うのですが、最大 (飽和) Signal と残留 Noise または最小 Bit 値 (最小感度) までの比は Audio では Dynamic Range と称するものの Camera では Latitude になります。

Foveon Sensor の場合は ISO 感度を ISO400 にすると、どれほど細かい差異まで表現できるか (細かく蛇口を制御できるか)」という Dynamic Range は 12bit (飽和 Level の 1/4096) まで制御できるものの Noise Level は飽和 Level の 10bit 下 (1/1024) まで上昇しているので Latitude は 10bit 分しか取れていないというわけですね。・・・ISO 感度を上げたら雲の階調表現に差異は感じられないものの、何となく雲の面積が減ったように思いましたので、多分 Latitude が狭くなったのだろうと思ったのですが、現在修理中なので再確認はしていません(^_^;)。

私は他の Non LPF (Low Pass Filter) 機を使ったことがないので Fovenon Sensor 独特の色というのが未だに掴めていないのですが、

http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2012/09/-pent …

に紹介されている Non-LPF / LPF-less 機の特徴とは別の何かもあるのでしょうね。

Non-LPF の感触を Audio 風に例えると Non NFB (Negative Feed Back) なのかな(笑)?

Foveon Image Sensor と Beyer Matrix Image Sensor の違いは素子自体の構造からして異なるものですので、真空管、Bipolar Transistor、Junction FET (Field Effect Tranistor)、MOS (Metal Oxydal Semiconductive) FET といった違いに相当するのかな(^_^;)?

未だ「これだ!」と確信できるものは見つけ出していないのですが、Foveon Image Sensor という素子独特の個性というものもありそうですね。

Audio の質問 Site でよくお見かけする i-q さんの御意見が聞けて嬉しい限りです(^_^)/。

御回答、有難うございました。

お礼日時:2013/06/12 23:09

素人の考え方ですが・・・



Audioでは、20Hzから20KHzまで同一レベルでデジタル録音されたマスターテープ(今はテープを使っているかどうかは知りませんが)を「高音質」というとすれば、デジタルカメラのRAWデータは「高画質」というのかもしれません。

Audioでは、ライブ録音なのかスタジオ録音なのか、ワンポイントマイクなのか楽器ごとのオンマイクなのかによってもマスターテープのできが異なるでしょう。

写真でも、自然光なのか、レフやストロボを使うのか、絞りとシャッタースピードによってもRAWデータのできあがりが異なるのではないかと思います。

録音する前や撮影する前にすでにできあがりを想定していると思います。

Audioの場合、マスターテープの音を全て聴くには高品質のアンプとスピーカーシステムが必要で、鑑賞という立場からはその再生は一般的ではないと思います。
どのような客層に向けた商品を作るかによって、各パーツをどのように再生させるかを調整して製品として完成させると思っています。

音楽愛好家向けとAudioマニア向けとでは,同じマスターテープからでもできる製品は別物になるのではないでしょうか。

各社のカートリッジやアンプ、スピーカシステム、コード類なども調整され製品となったレコードの特徴を効果的に引き立たせる商品だろうと思います。

音楽愛好家やAudioマニアが、求めていた音が出た時は良いレコードであり、良いオーディオシステムと評価するものと思います。
そこには制作側が最大限に録音した広再生帯域やフラットな出力特性は、どのような表現にしようかと手を加えられているはずです。

写真においても、レンズや撮像素子の解像度などの測定値が良ければ高画質というのでしょうが、表現の方法で画質を落とすこともあるでしょうし、硬質で精緻な描写を良しとするものや軟調で境界が分かりづらい雰囲気を良しとするものもあるでしょう。

RAWデータは、そのいずれにも対応できるらしいので、Audioでいう生テープみたいなものと私は考えます。
フイルムカメラの場合は、フイルムとレンズ、現像方法で求める写真ができあがったように思います。
ただ、印刷の場合はリバーサルフイルムで難しいこまごまとした作業があるように聞いています。
この場合は、デジタルカメラのRAWデータからの作業と似ていると思います。

職業人や写真家、カメラマニアはRAWデータから写真を作るのでしょうが、私は、デジタルカメラを買うことは、フイルムとフイルム現像を一緒にして買うことと思っています。
モノクロームの時代には自家現像をしていましたが、カラー時代に入って自家現像は難しく手に負えないので諦めました。デジタルカメラになってもRAWデータの現像はしておりません。

各カメラメーカーでJPEG現像方法が違うので、フイルムを変えて写真を楽しむことができた時代よりお金がかかるようになりました。
もっとも、フイルムカメラでもレンズの違いを楽しむには、やはりカメラを変えなければなりませんでしたから、写真はお金がかかる趣味です。

左甚五郎の龍の彫刻の話の例もありますが、近くで見る生々しい龍も遠くから見るとウナギに見え、左甚五郎のナタで雑に削ったような龍がまさに荒々しく勢い良く天に登る龍の例もあり、画素数の多寡はカメラの個性で、高画素の撮像素子を持つカメラは高い技術の成果としても、必ずしもすべてに会心の写真を撮れるとは思えません。

RAWとJPEGを同列で比較するのは無理があると考えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

核心を突かれたような気がします。

A No.6 bardfish さんの回答に正論を感じて何だかもやもやしていたものがはっきりしてきたような(^_^;)・・・。

競作相手の彫刻は高精細な細工が施されていてもそれが全く見えない位置から鑑賞せざるを得ない柱の上方に巻き付いた鰻のようにしか見えず、一方、作業場で目近に見た時は如何にも荒削りでとても仕上がっているとは思えなかった甚五郎の龍は柱の上方に取り付けると今にも動き出しそうなほどの精彩を放つ彫刻であったという、上野寛永寺の左甚五郎作「龍の彫刻」ですね。

私も Web Page に Up する写真は単純に Size を縮小するのではなく、必ず Edge 部や全体の Contrast を上げる、すなわち色数を減らして解像感を上げるようにしています。・・・単純に Size を変更すると合成に伴う中間色が生じて色数が増えてしまい、Contrast が低下してしまいます。

Audio でも、実は米国在住時代に何の気なしに買い漁った Jazz CD の中に度肝を抜かれたほど音の良い Jazz Quartet 演奏の CD があったので調べてみたら、何と EV (Electro Voice) RE20 Dynamic Microphone 2 本を One Point Stereo 配置に設置して SONY PCM-F1 Portable 14bit PCM Processor の Mic Input に直接繋ぎ、SONY SL-F1 Portable βmax Video Tapecorder に記録したものを Jazz Label が買い上げて商品化したものでした。

当時の私は EV-RE20 を最も信頼して愛用していたことからその音色に慣れていたということもあるのでしょうが、PHILIPS CDV600B の光出力を Audio Alchemie Digital Transport Interface で同軸化し、PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM99SE) に導いて、20 畳余の Listening Room で入念に調整した BOSE M901CSIV に 100dB SPL/m なんて大音量を出させていた環境では目を見張るほどの音場定位と Real な Sound を弾き出す Best Match の CD でした。

・・・とは言え、演奏そのものは大したものではなかったので帰国の際に売却してしまい、曲の Title や Label、Musician Group の名さえも忘れてしまったのですが(笑)・・・残響音に至るまでの細かい音を聴き分けるための Test CD には Player が音を出す瞬間に息を吸って止める緊張感まで聴き取れる Russia の Alexander Borodin 弦楽四重奏団の曲なんて Minor なものを愛用していましたし(^_^;)。

Audio は長年「紐派 (Tape での生録派の事、反対語は皿派)」であった事から One Point Stereo 収録法の素晴らしさは熟知しているものの、楽音以外の環境音を拾いたくないがためにどうしても On Mic' Setting にしがちで(笑)、On Mic' Setting にすると今度は「そんな近くで楽器の音を聴く聴衆などあり得ないことから、如何にも不自然な音になる」のを何とか Mix Down の際に調整するわけなのですが、その都度「Data 量は多いのだけれど、この音を聞き手に聴かせたいわけではないんだよなぁ(笑)」と思いながら「音を間引いて行く」のですよね(^_^;)。

・・・で、どの楽器音も最大 Level (Data 量) で収録した Data を Balance 良く間引いて Mix Down した音が Master Tape に再収録されるわけなのですが「これを聞き手は『原音』とか言うのだろうなぁ(^_^;)」と思うといやはやなんとも・・・なんですよね。

勿論、Master 出力した音は「得られる限りの最高の音」であり、その意味で「高音質」ではあるのですが、Best Position の観客席で聴ける生の音とは異なるものですし、あくまでも Recording Producer が「作品」として演出した「人工的に Mix Down した Balance」なんです。

その「作品」を入れる器が何であろうと作者にとっては最良の作品ですので、器の規格が良いからもっと良い作品というわけではないのですよね。

長らくそんな畑にも足を踏み入れていたことから 16bit よりも 24bit の方が音が良い (高音質) とか Lossless JPEG よりも RAW の方が画質が良い (高画質) という計測数値の量的差異を質的差異のように捉えるのに抵抗感があるのです(^_^;)。

RAW Data から JPEG 完成 Data を現像する過程も「見えもしない色などという余計な Data を間引いて Balance を整える」作業であり、競作相手の鰻ではなく左甚五郎の龍にするために最も見映えの良い解像感に整えてこそ最高の質感となる「高画質」の画像になるのではないかと思うわけです。

ただし、A No.8 noct_nik さんの御回答で気付かされた「Data の無い闇から色を浮き上がらせることはできないよ」という点が未だに引っかかっており、「色 Balance が悪くて汚い画像だけれど、必要な Data は確実に記録されているので、Data を取捨選択して Balance を整えれば最良の Lossless JPEG 画像を得られる RAW Data の方が『高画質』と言うべきなのか否か。『高性能ではあっても高画質ではない』と切り捨てるべきか。」と未だに悩んでしまいます(^_^;)。

「>RAW と JPEG を比較するのは無理がある」・・・確かにその通りですね。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/11 01:45

>RAW Format は気に入らない色を呈する画像 Engine の癖を Color Curve 修正で補正したり、細かい設定ができない露出や White Balance (色温度) を補正したりする上で補正範囲を細かく且つ広く取れる便利な Format というものでしかなく、決して JPEG 出力よりも高画質などと言えるものではないと思っています。




JPGで撮影した写真データが、例えばコントラストが浅く、8ビット階調(0-255)のうち20-235しか使われなかったとしましょう。
この写真のコントラストを補正して、0-255まで階調を広めた場合、処理の仕方によりますが、中間データが歯抜してしまいますね。
RAWであれば、12bitまたは14bitの階調を持っているため、このようなコントラストの補正処理をしても、最終的に8bitにする段階では、階調に歯抜けがない状態となります。

しかし、実際には、上記の例でJPGで撮ったものをコントラスト処理したものと、RAWを編集したものとの間で、その差が分かるか?と言われれば、恐らくディスプレイ上ではほぼ差はわからないと思いますし、プリントアウトしても同様でしょう。
世の中のディスプレイは、255階調すら満足に表示できないものが多いですし、プリンタもしかり。

だからJPGよりRAWのほうが高画質であるとは言えない、とお考えなら、そうですねとも言えます。
私のように、編集後の最終出力が、例え8bitで圧縮されたJPGであれ、JPG撮影したものを編集したもののよりは上であろう、と考えれば、RAWのほうが高画質であると考えます。


>Camera でも CX Format (1/2.3 inch の約 4 倍) で 274 万画素の NIKON D1 よりも 1/2.3 inch で 1600 万画素の Compact Digi'Came' の方が高画質と受け取られがちな「画素数至上主義」的な常識があるのですが

そのような常識は、逆に私は知りません。
特にこのカテゴリでよく回答されている方であれば、一眼レフとコンパクトデジカメのセンササイズを無視した画素数至上主義な方はいないでしょう。
最も、D1世代と現在のコンパクトデジカメでは、十年以上の差があり、センサ性能や画像処理技術は大幅に進歩しましたので、特定の条件によっては、コンパクトデジカメの画質が上回る、という可能性は無きにしもあらずです。


ところでK-rとDP2xとの差を書かれていますが、RAWはセンサから出力された生データですから、感覚的にDP2xのダイナミックレンジが10bitであろうが、その10bitはディスプレイにもプリントにも表現できないですから、8bitに丸められたDP2xのデータが、HALTWO様の感覚に合うものであれば、それで良いでしょう。


HALTWO様が感覚的に両者に差はないとお考えなら、それまで、となります。
少し難しく考え過ぎではないですか?
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>RAWであれば・・・階調に歯抜けがない状態となります。

確かに、圧縮ではなく、伸長する過程では Data 補間が行われない限り歯抜け状態になることを失念していました。

Audio で「非圧縮 Data を MP3 圧縮しても必ずしも音質劣化を起こすわけではないが、MP3 Data を Tone Controller などで加工しようとも Data は省かれた部分に Data ができるわけではないので機体はできないよ。」と回答したのを思い出しました。

PENTAX K100D 時代に紅い花を撮ったら R が飽和して G Data が 0 になってしまい、残存する B Data によって紅色である筈の色が紫色に偏ってしまったものを G や B の Data 値を下げて紅色に修正しようにも御手上げになったことも思い出しました(笑)。・・・その失敗に懲りて彼岸花等の紅色の花を撮る際には RAW の直出しでは変な色になっても G Data を生成していることから修正が行い易い Warm Filter を被せるなんてこともしていました(^_^;)。

>・・・恐らくディスプレイ上ではほぼ差はわからないと思いますし、プリントアウトしても同様でしょう。

Warm Filter で人工的に G Data を造り出してから RAW Data の G と B を下げたものは TRUIE Eingine の癖を修正して記憶している印象に等しい色を出せましたので「補間 Data 生成ができない修正や他色が飽和して修正しようにも Data が 0 になってしまうような状況を回避できる Data を保持しているという意味で RAW Data の優位性を高画質という表現に結び付けることができる」でしょうね。

>・・・JPG撮影したものを編集したもののよりは上であろう、と考えれば、RAWのほうが高画質であると考えます。

上という定義が高性能であれば賛同するのですが「高画質ではどうかな?」と思ってしまったもので(^_^;)・・・。


>特にこのカテゴリでよく回答されている方であれば、一眼レフとコンパクトデジカメのセンササイズを無視した画素数至上主義な方はいないでしょう。

その通りでして、回答者の方々にそのような常識を披露される方は皆無なのですが、回答を求める質問者さん達の側では半ば常識化しているように見えますので(汗)・・・。

>ところでK-rとDP2xとの差を書かれていますが・・・8bitに丸められたDP2xのデータが、HALTWO様の感覚に合うものであれば、それで良いでしょう。

その通りなのですが(滝汗)、もう 1 つ余計 (?) な感想を言えば、どうも Foveon Sensor 機の現像は SIGMA Photo Pro 以外の Software ではやってはいけないような気がしてきています。・・・勿論 JPEG 化した後での修正はどの Software で行なっても同じだろうとは思うのですが「Foveion Sensor 特有の RGB 各 Sensor 出力における色被りは Photo Pro でなければきちんと分離できないのではないか?」「輝度差のある Edge 部分で青転びが起きている画像の大半は Foveon Sensor の癖など考えずに普段使っている Adobe 社の Software 等で現像してしまったが故に生じているのではないか?」と感じ始めています。・・・Photo Pro で現像し続けてきた僅か数百枚程度の現像経験に青転びが生じていないというぐらいの経験で断定はできないのですが(汗)・・・。

>少し難しく考え過ぎではないですか?

いやあ、その通りでして(滝汗)・・・。

でも「計測性能上の高性能=見た目の高画質」ではないという前提条件の下でも「RAW Data の方が Lossless JPEG Data よりも高画質」 とできる条件が見えてきたような気がします。

「暇な時でも」と設定しておきながら 1 日もしないうちに質問を閉じてしまうのは恐縮ですし、もっともっと「なるほどな」と感心する御回答も得られるかも知れないのに質問を閉じては更に恐縮至極ですので、もうしばらく質問は閉じずにおいて、今は寝床に就かせてください(^_^;)。

しかし、この場を借りて一度、みささんからの有意義な御回答に心から感謝します。

後日、改めて再度御礼申し上げると共にもうしばらくの回答を得た時点で質問を閉じさせていただくことにします。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 23:30

>何やら反論めいた御礼ばかりしていて持論に合わない意見には動じないように感じられると心外なのですが(滝汗)「見た目という感覚的にも sRGB よりも緑の表現力が勝ると感じられた Adobe RGB のように RAW Data が JPEG Data に勝ると言い切れる例証はないものだろうか?」という疑問



なるほど分かりました。高画質を見た「目に美しい」という意味で言っておられるのですね。道理で話が食い違ったはずです。本来の高画質とか高音質という意味は、画像であれば実際の映像により近いという意味で、高音質は原音に近いという意味です。その絵や音がより美しく感じるという意味ではありません。美しいという意味なら、例えば絵画のように思い切って形状や色彩をデフォルメしたものの方が美しく、かつ“高画質”に感じるでしょう。ピカソやゴッホの絵がその典型です。
デジタル写真の場合は、高画質と言ったら、実際の映像(風景や人物像)を画像として再現する際の情報量の多さを意味します。RAWは原画であり、JPEGはそれを圧縮して(情報を間引いて)、いわばデフォルメしたものです。その際人間の目の錯覚や好みで、デフォルメされたものの方が美しいと感じるかもしれません。ゴッホの絵と同じで、実際の風景より絵の方がきれいです。そう言う意味で言ったら、RAWとJPEGのどちらが美しいかは人それぞれの好みでしかありません。高画質とは違います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>本来の高画質とか高音質という意味は、画像であれば実際の映像により近いという意味で・・・そう言う意味で言ったら、RAWとJPEGのどちらが美しいかは人それぞれの好みでしかありません。高画質とは違います。

なるほど「高性能=高画 (音) 質」の典型的な定義法ですね。

Audio ならば「殆んど全ての Source は現在でも Digitize される初段で 64 倍 Over Samping の 2.8224MHz 1bit 変換を行う ΣΔ Analog Digital Conversion Processor を通してから 44.1kHz 16bit なり 192kHz 24bit なりに Digital to Digital 変換されていることから 22.05kHz では 7bit 分しか Dynamic Range を得られず 43Hz 以下という音色なんか判別できない低周波になって初めて 16bit 以上の Dynamic Range を得られる 2.8224MHz 1bit 変換 Digital Data 以上の Data は原音には存在せず、2.8224MHz 1bit 変換を何の後変換もすることなく再生装置まで伝送できる DSD (Direct Stream Digital) 方式が最も処理系での Error を生じることも少なく、原音に近い筈」と言い切ってしまうのですが、画像となると Image Sensor ので出力を Digitize して RAW Format に整形する画像 Engine の実効性能が判らないだけに反論できません(滝汗)。・・・勿論、原音の定義が Microphone での Pick Up される音ではなく、Mixing の過程で生成されて付加される人工的な Data も含む Disc に記録された完成 Data のことであれば 192kHz 24bit Format を満たす Data なのですが、これは画像で言えば RGB 各 12bit の RAW Data を RGB 各 16bit に人工的に補間したり 400 万画素の Data を補間して 1600 万画素にした Data が高画質の原 Data と定義するようなものですのでしょう。

(22.05kHz では 7bit・・・2.8224MHz の 1bit Sampling では 1.4112MHz で 1bit、705.6kHz で 2bit の解像度・・・と計算して行くと 22.05kHz で 7bit、43Hz で 16bit の解像度となることが判ります。)

この辺りの考察を行うことなく「高性能=高画 (音) 質」や「原音を忠実再生」などという Maker 宣伝を鵜呑みにして良いものか?という疑問の原点にあるのですが、確かに「>ゴッホの絵と同じで、実際の風景より絵の方がきれいです。」と仰る説明にも納得が行きます。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 23:27

私の見解です。



RAWは画像ではない。
イメージセンサーから出力された情報(A/D変換したあとの情報)をそのまま記録しているデータファイルである。

画像にするために「現像」というプロセスが存在し、現像処理を行うために撮影した内容を確認するためのサムネイルをデータに含めたりしている。
そもそもJPEGは汎用画像フォーマット。RAWは機種固有のデータフォーマット。


だから画質という観点でRAWとJPEGを同一視点で比較すること自体・・・以下略www
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>RAWは画像ではない。・・・RAWは機種固有のデータフォーマット。
>だから画質という観点でRAWとJPEGを同一視点で比較すること自体・・・以下略www

うわっ! 正論を突かれた気がします(笑)。

確かに SIGMA DP2X の RAW Data を SIGMA Photo Pro で現像してきた数百枚の JPEG Data に青転び現象が一枚も生じていないことから「RAW は機種固有の Format」であって専用の現像 Software 以外で現像すべきではないのではないかと思い始めている最中です。・・実は DP2X は使用するほどにどんどん壊れて逝ってしまって現在入院中 (T_T) なので確信できるほどの経験値がないのですが、CANON 機の RAW Data は CANON の Software で現像した方が良いと薦められる先輩諸氏の言にも「単に Lens 特性に合わせた修正ができるという以外にも Image Sensor の生出力を Digitize して画質の肝となる DIGIC Engine の習性を考慮した専用 Software ならではの Algorithm という優位性があるのではないか」と推測しています。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 23:19

>「RAW は JPEG よりも高画質と認識するのが常識」なのでしょうか?



Jpegは圧縮のためのフォーマットです。原理的に圧縮されたデータが元データより情報が多いわけがありません。科学の常識です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>原理的に圧縮されたデータが元データより情報が多いわけがありません。科学の常識です。

と仰る机上論に疑問を呈しているのが私の質問の趣旨なのです(^_^;)。

元 Data に付着していて画質を損なう Data を除去して再生する圧縮 Data が実際の視覚聴覚で得られる感覚では心地良いものになる事も確かであり、科学は特定の一方向からの観測結果に過ぎず、全てを説明できる真理ではありませんので・・・。

例を挙げれば Eagles の Hotel California という曲目は聴収者の大多数が 100Hz 以下などまともに再生できない小口径の Speaker System で再生する顧客層であることから Mixing 段階で大胆にも 100Hz 以下を High Pass Filter でばっさり Cut した上で 100Hz 以上の低音部を調整して豊かな低音感を維持させた Media として Audio Recording Mania の間では半ば伝説化している技法です。

本来ならば 100Hz 以下の音も出ていた筈の音から 100Hz 以下の音を Cut して調整しなければ 100Hz 以下の音などまともに再生できない Speaker では中低音域から上の音域まで音にはならない歪んだ振動で揺すぶられてしまうことから Eagles 本人達や Recording Engineer/Producer 達が目指した音色 (原音) にはなり得ないと判断されたわけですね。

RGB 各 12bit や 14bit の RAW Data を RGB 各 8bit しか表現できない Display や Print 出力という覗き窓で見た限りでは到底まともな画質にはならないことから、覗き窓から見た画像が最も心地よい画質になるように露出や White Balance をずらしたり Color Curve を変更 (圧縮) したりするのが RAW 撮りの醍醐味なのですが、そのような調整を行う前提には「RAW Data のままでは到底まともな画質にはならない」という評価を下しているからこそ調整を行なっているわけです。

RAW Data のままの方が Lossless JPEG を上回る画質を表現できる Media があれば RAW Data の方が高画質と言い切れるのですが、sRGB よりも Adobe RGB の方が美しいと感じさせる Display はあっても RGB 各 8bit 以上を正確に表現できる Display や Printer が Comsumer 市場に普及しているものではない以上、Consumer Level で RAW Data の方が JEPG Data よりも高画質と言い切るのは問題ではないかと思うわけなのです。・・・勿論 RAW Data の方が JPEG Data よりも高性能であることは言うまでもなく認めているのですが(汗)、私は「物理計測上の高性能=高画質 (高音質)」と定義しているわけではありませんので。

何やら反論めいた御礼ばかりしていて持論に合わない意見には動じないように感じられると心外なのですが(滝汗)「見た目という感覚的にも sRGB よりも緑の表現力が勝ると感じられた Adobe RGB のように RAW Data が JPEG Data に勝ると言い切れる例証はないものだろうか?」という疑問に明確に回答されるものでも歓迎です(^_^)/。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 20:35

フォーマットの問題と実際の表現力は別、というのがまずあるでしょう。

ある機種でRAWが12Bitであってもその12Bitが正しい諧調で出力できるとは限りません。特に高感度になると実質10Bitになる、ということもあるでしょうし、撮像素子が12Bitの諧調の精度があるかどうかも別のことです。このため、諧調が12Bitの機種より10Bitの機種が実質的に高画質になることもありえるでしょう。比較するなら同一機でRAWとJPEGが適切ではないでしょうか?

私はRAW+JPEGで撮影しています。この2つをプリントして比べたこともありますが、画質の違いは誰が見てもわかる位の違いがあります。非可逆圧縮の8Bitと可逆14Bitとでは比べるまでもないかもしれませんね。ただし、画像によってこの違いは小さくなります。
もっとも、常にRAWの画質が必要なわけではないので、JPEGを軽く加工して終わることもよくあります。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>フォーマットの問題と実際の表現力は別、
>撮像素子が12Bitの諧調の精度があるかどうかも別

確かにそうですね。・・・Photo Diode に 12bit 分の Dynamic Range があるのならば RGBG 配列などにせず、赤外線から紫外線までを 4 等分した Color Filter にしたり Brown 管 TV のような Triangle 配列や液晶 Display のような縦長の Diode を横に 3 個並べて 1 画素を構成すれば良いわけですし・・・。

>非可逆圧縮の8Bitと可逆14Bitとでは比べるまでもないかもしれませんね。

可逆 14bit でも実際に見ている部分は覗き窓から 8bit 分を見ているものでしかないことに私の疑問の原点があるのです。・・・勿論、非可逆圧縮でも Loss や Noise の少ない圧縮であれば見た目でそれに気付く人は滅多にいない・・・と言うより、私自身、拡大して粗捜しをした開発時代に「劣化など表現できないじゃん(笑)」という Level の圧縮を実現した製品を Produce していたのですが(^_^;)・・・。

画素数が増えれば圧縮比も高圧縮にして O.K. というものになります。

例えば Cinema Complex 等で用いられている Digital Cinema の映像 Data は 4096 x 2160 画素 Y/C 各 10bit のものを 20:1 近い WAVELET 圧縮を行なって配信しているのですが、それでも S/N 比 60dB (10bit) を保証できており、DCT (Discrete Cosine Transfer) 圧縮に伴う Mosquito Noise や Block Noise を生じさせないものになっています。

>もっとも、常にRAWの画質が必要なわけではないので、JPEGを軽く加工して終わることもよくあります。

私も RAW+JPEG で記録しているのですが、JPEG 画像だけを見て「これでいいや(笑)」としていします画像も多々あります・・・尤も後々の為にその RAW Data を消去することはありませんが(^_^;)。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 20:27

質問が長過ぎてうんちく読んでいるようでうっとうしく感じたのですが


要点だけ
RAWの場合後から補正して好みのデータを生成するということなら画像処理による劣化が少ないというだけのことです
決して高画質では有りません
何も補正せずにただjpgに書き出してそれを補正している人を見たことが有りますがそんなことするのであればRAWで撮影する意味が半減します
>「RAW は JPEG よりも高画質と認識するのが常識」
それは違います
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>質問が長過ぎてうんちく読んでいるようでうっとうしく感じたのですが・・・

申し訳ありません・・・そういう性格なものでして(滝汗)・・・。

私も RAW 撮影を選択する理由は「後で必ず修正するつもりだから」であり、修正するからには修正後の方が修正前よりも高画質であるという立場です。

Audio の場合は Recording Studio が使用している Microphone や音楽家が Data 作りをする Synthesizer から各種収録機器及び最終的に Press する機器などに 24kHz 以上の音や Peak -96dB 以下の音波を正確に表現できるものなど皆無であって、Data を入れたところで Noise や歪みばかりしか入れられていないことから百害あっても一利無しの 192kHz 24bit 版のような 44.1kHz 16bit を越える Source の優位性などないと言い切ってしまうのですが、Camera の場合は JPEG 直出しよりも RAW から修正した方が良質の画像を得られることから RAW Data の段階を JPEG 出力画像よりも高画質と定義できるのか否かという疑問を持ったわけです。

・・・ってまたうんちくめいた余計な事を書いて御礼を長くしてしまいました m(_ _)m。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 19:46

質問者さんの文面では「高画質」の定義がありませんし、「RAW は JPEG よりも高画質か?」と


提起しておきながら、画素数やビットレート数、センサーの違い(DP2XはFOVEON)などについても
見解を述べられており、「RAW は JPEG よりも高画質と認識するのが常識なのか」の論議には
なりませんね。
「高画質」の定義から論議すべきではないでしょうか。
ちなみに、「RAWとJPEG」の単純な比較でしたら、無圧縮または可逆圧縮のRAWのほうが勝る
ことは常識ですよね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>質問者さんの文面では「高画質」の定義がありませんし、「RAW は JPEG よりも高画質か?」と
提起しておきながら、画素数やビットレート数、センサーの違い(DP2XはFOVEON)などについても
見解を述べられており、「RAW は JPEG よりも高画質と認識するのが常識なのか」の論議には
なりませんね。「高画質」の定義から論議すべきではないでしょうか。

スミマセン、私は「誰が見ても『見ただけで高画質と判る』画質」を『高画質』と定義しており、「見ても判るわけではない『一定の水準を越える』理論上の数値での大小などは画質を左右するものではない」と説明するために長々と記してしまいました。

人の感覚は聴覚でも視覚でも Signal と Noise との比率が 256:1 (48dB 或いは 8bit) ぐらいになると Noise が判らなくなり、歪みに関しては 3% ぐらいまでならば判りにくいものですので、Video Camera の S/N 比 (Signal to Noise Ratio) は 48dB 以上であれば何の問題もなく、Audio でも実質 48dB の S/N 比を得られるようになった Dolby NR (Noise Reduction) 付き Cassette Tape Recorder や Low Noise Motor による Phono Disc Player が出現した頃から「高音質」という言葉の定義が「聴いただけで判る音質の良さ」から乖離して「数値上は高性能であっても聴いたら酷い音だった」などという「高音質論」が横行するようになっています。・・・視覚の場合は緑領域では 8bit 近い解像度を持っているものの赤や青の領域では 6bit 以下にまで低下しますので Beyer Matrix 型 Image Sensor の画素配列が緑 Data を多く取るために RGBG となっているのは周知のことと思います。

>ちなみに、「RAWとJPEG」の単純な比較でしたら、無圧縮または可逆圧縮のRAWのほうが勝る
ことは常識ですよね。

これも実際に様々な DCT (Discrete Cosine Transform) 圧縮実験を行なって「その方式の圧縮結果が見た目にどのように変化するのか」を知っている人でなければ「非圧縮や可逆圧縮は圧縮に勝るのが常識」という机上論に陥ってしまうものです。

嫌な色 (音) が被ってしまうような有害な Data を除去して美しい色 (音) のみを残す過程は「大きな音に隠れる小さな音という Masking 効果が生じる Data は除去する」ことによって Data を減らす圧縮手法にも採られているものですし、Photoshop などの Software で Color Histogram を見れば判る通り Contrast を高めて質感を強調する操作は色数を減らして隣合う Data の色差を大きくすることに他なりません。

眠たい画像をキリッと引き締めて細かい部分まで解像感を高める Shapen とか Unsharp Masking と呼ばれる Filter 操作も Edge 部の Contrat を高める、すなわち Data 量を減らす操作を行なっているわけです。

「見た目に高画質とか高解像度 (高い解像感) と感じられる画像は決して Data 量が多いというわけではなく、寧ろ人間の感覚 (聴覚や視覚) の性能に合わせた適切な Data 量と位置関係の配分に調整されたものの方が多い」という現実から机上の空論になり易い限られた方向からの計測による数値上の優劣でものの質感を定義できるものではないというのが私の考え方なのです。

でも、宣伝広告は各人の感性とは無関係の「易い限られた方向からの計測による数値」で万人に認められる評価を得なければなりませんので、人の感覚では感知できない領域での優劣をあたかも本質的な優劣であるかのように誇大表現する傾向があり、それを真に受けて購買する側は「性能は良いのに音質は酷い」とか「画素数は凄いのに画質は大したことはない」と Shock を受けたりするわけですね。

懐疑的な論理であろうとそれが世間に喧伝されているからといってなびいてしまう宣伝広告の受け売りではなく、自分自身の確固とした結論として 「RAW 画像は JPEG 出力画像よりも高画質なのかどうか?」という回答が欲しくて長々と書いてしまいました m(_ _)m。

御回答有難うございました。

お礼日時:2013/06/09 19:44

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