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小企業メーカーで、日々の業務内容(製造内容)が頻繁に変わる場合、どのように業務をマニュアル化していけば良いのでしょうか?あまりに縛りすぎると融通がきかなくなり、逆に効率が悪くなります。

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

 あなたの言っているマニュアル化は、仕事(要素作業)を手順化することでしょうね。

その場合の基本的な考え方は、

(1)ある業務の頭から最後までを1件のマニュアル(手順書)にするのではなく、まずは幾つかの要素作業に分解することです(なるべくなら、どの業務にも共通する作業の単位を要素作業にします)。そうした要素作業を幾つか組み合わせれば、ひとつの業務として表現できればベストです。
 この場合に業務の流れを図に書いてみると要素作業が把握しやすくなります。QC工程図を作成できれば、ベストかも知れません。QC工程図のことが分からなければ、とりあえずネットで調べて勉強してください。

(2)たくさんある要素作業の全部をいきなり手順書にするのではなく、重要なもの、頻度(リピート性)の高いもの、売り上げへの寄与の高いもの、から優先的に手掛けます。

(3)手順書には、可能な限り現場の職人(ベテラン作業者)が持っている技能、ノウハウ(コツ、押さえどころ、要点)を出来るだけ引き出して「見える化」し、誰もが共有でき、蓄積・継承できるようなことにも配慮します。現場にうまく作業するための「あんちょこ」や作業者の「メモ書き」がないかも調べてください。それも重要な手順書に入れるべき情報になりえます。

(4)手順書の作成には、意識的に5W1Hも明記するようにします。
 ・5W 誰が 何を いつ(いつまでに) どこへ(どこまで)、なぜ(何のために)
 ・1H どのようにして(How-to、つまりやり方、方法、要領、手順)
 そしてもうひとつ大事なことは、手順から外れたことをすると、どんな事態になるのかも書くと、より良い手順書になります。またうまく行かなかった場合(何か問題が起こった場合、見込みどおりにならなかった場合、失敗した場合、不具合を起こした場合など)にどう対処すべきかも規定しておくと、とても優れた手順書になります。

(5)可能な限り、管理基準・判断基準など作業の基準になるもの(該当する限り)を手順書に明記します(数値化できるものはそうします)。曖昧な手順書は、かえってトラブルのもとになります。
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 何のために作るのかはっきりすること。


 製造業ならば限られた機械を使い回す形になるはず。
 その機械の作業の前と後を、まず最初に作る。
 前=原料・資材・人員の配置が適切か見なおす。定物定位の原則で、できるだけ移動時間・移動距離を短くする。
 後=あとかたづけ。次の作業にすぐにかかれるような清掃作業。できた製品・半製品の置き場所はどうなっているか?出荷に至る移動時間・移動距離は問題ないか?

 原料投入・製品・半製品出荷準備に至る作業動線を確認し、それぞれの流れが交差していないか、あるいはぶつかっていないか確認し、レイアウトの変更修正を行う。

 機械作業に関してはまずベテランの動きを観察し、コピーするつもりでつくり、修正を加える。

 あと、日本語を良く勉強しておくこと、適切な言葉を使わないとなにを言いたいのか分からなくなる。
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>どのように業務をマニュアル化していけば良いのでしょうか?



マニュアル=このようにしなきゃならない。

ものから、

マニュアル=こういう風にすると、効率が良くなるよ

的なものに発想を変えればいいんじゃないですか?

業務手順だけじゃなく、機械、工具の使い方や、
置き場所、製造する製品の品質などについても、
できるものは標準化するとか
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