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日本人は高い処罰意識があります。
例えば刑事裁判で検察より重い判決が出ても 疑問視する人は少なく、圧倒的に判決が支持されることが多いです。
また、日本人の3/4~4/5は死刑賛成派です。

しかしながら、日本人は報復殺人に関しては寛大な傾向があります。
日本では年間 1000件あまりの殺人事件が起きていますが、その中で死刑になるのは 全体の1%~2% に過ぎません。
死刑の中でも動機として大きなウェイトを占めるものに報復殺人があります。しかし、それらは、非常に計画性が高く、残忍な傾向が
あり、極めて悪質にも拘わらず、情状酌量されて死刑になることは滅多にありません。
中国なら個人の報復を厳しく戒めているので、確実に死刑は免れません。

そこで質問ですが、日本はどうして報復殺人に甘いのでしょうか?

A 回答 (5件)

殺人のほとんどは何か動機のある殺人でしょう。

その中には金銭もあれば、恨みもある。強盗殺人でない限りいずれも報復と言えば報復です。その中での死刑比率が低いというデータはありません。裁判には、情状酌量があります。報復殺人にはその傾向が大きいのかも知れませんね。
中国は日本や欧米のような刑事訴訟法が確立した法治国家ではありません。だから比較にはなりません。中国では年間数千人の死刑が執行されます。日本はわずか数人です。民主党政権時代にはそれも行われませんでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

殺人と言うのは 何も特別な人ばかりが犯すわけではないと思うんです。でも、死刑になるようなケースは国民みんなが憎むような極悪人に限られます。
でも、それでは、死刑は 国民の殺人を抑止する脅威にはならないと思います。
むしろ、「ガス抜き」でしょう。
本来、死刑とは 国民を喜ばせるものではないはずです。だからこそ、民主党政権時代には死刑が行われないことに不満を漏らす声も多く聞かれました。
そして、自民党が政権を取り戻し、谷垣法相が小林薫ら3人の死刑執行の判を押した翌日には 日本のTPP参加に前向きな姿勢を表明しています。出来すぎに思えてなりません。
日本も消費税増税が行われますが、施行の直前に また 3人まとめて死刑執行が行われそうな予感です。 死刑を政治の道具にしないでほしい。

お礼日時:2013/08/28 18:10

それぞれの事案に


弁護士と検事がそれぞれ主張し
裁判官が、判断した結果。だと思います。

同じような事案はあっても
全く同じ事案はありません。

事件背景も、全く同じ背景はありません。

報復と思われる事案を、それぞれ
裁判で背景等、考慮しての結果だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/28 17:23

敵討の名残であると推察できますね。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E8%A8%8E
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

#2さんとかぶっていますが。

昔の敵討だって 闇打ちは卑怯者だったでしょ。

まあ、地上の人間って、仏教の考えに基づけば 仏にも修羅にもなれない、卑怯で欲深い
彷徨える衆生ということになるでしょう。

キリスト教の考えに基づけば、人間は生まれながらにして 原罪を背負っていて、
人を赦すことで原罪を少しずつ罪滅ぼしするということになるでしょう。

お礼日時:2013/08/28 17:18

仇討ちの精神が残ってるからじゃないでしょうか?

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「仇討ち」というのは、武士にだけ許され、返り討ちも覚悟で、自分が敗れたら相手を赦すルールで、しかも、自分の直系の尊属(兄、父、叔父、祖父)の仇に限定され、それは 復讐心を満たすのためというより、お家の面目を守るための制度でした。
現代人に どれだけ、武士道の精神を持った人間がいることでしょうか?

お礼日時:2013/08/28 17:09

死刑は、とても重い罪で絶対に回復できない刑罰です。


ですから、死刑を言い渡すには、死刑を回避する理由が存在しない場合に限られます。
多少なりとも情状に参酌すべき点があれば、死刑を回避する傾向になるのでしょうね。

中国の場合は、秩序維持とか民族を根絶やしにするとか、見せしめとか、臓器抜き取ることが死刑の理由になるため、簡単に比較することはできないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>多少なりとも情状に参酌すべき点があれば、死刑を回避する傾向になるのでしょうね。
自分の子供を守るため、仕方なく暴力夫を殺害したというのなら 情状に参酌すべき余地はありますが、単なる復讐を助長させるべきではないのではないでしょうか?
現在の基準だと、死刑になるような奴はどっちみち殺人を犯すような奴なので、
抑止力はほとんど期待できないでしょう。

お礼日時:2013/08/28 17:03

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