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妻は夫をいたわりつ
 夫は妻にしたいつつ

 これは何のことでしょうか?
逆では?
国語におくわしいお方様
教えて頂けませんか?

A 回答 (4件)

これは、浪曲「壷坂霊験記」(元は浄瑠璃)の有名な語り出しの一節で、盲目の夫を妻がいたわる物語なので、「妻は夫をいたわりつ」でいいのです。


http://www.geocities.jp/u4ajp/syukan/neta/netas/ …
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浪曲にそう書いてあるんだから仕方が無い。



貴方や、貴方のの周囲、常識が「これとは逆」であっても「書いてある浪曲がそうなっている」つまり「世間の常識の逆の内容」なのであれば「それで正解」です。

ポストが赤いのは常識ですが、誰かが空想小説で「ポストが黒いのは誰でも知っている事だが」って書いてしまえば、その小説の世界では「ポストの色は黒が常識」です。

この小説に「いや、ポストは赤が常識だろ」って言っても無意味です。

同様に、浪曲の謡い出しに「いや、常識は逆だろ」って言っても無意味です。
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>妻は夫をいたわりつ


 夫は妻にしたいつつ

妻は夫をいたわりつ
 夫は妻を慕いつつ

   ですね。

浪曲の出だしですから、当たり前のことを言ったのでは面白くありません。ちょっと常識と違うことを言って
貴方のような敏感な人を「お!? 変だ…?」と思わず捉え、引き込むテクニックなのでしょう。だからこれは有名になったのですw。私も昔はよく聴きましたが、この出だしは印象に残っています。
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 こんばんは夜分に失礼します。


「妻は夫を労りつ 夫は妻に慕いつつ」で始まる「お里と沢市」の文楽物語は奈良県にある壺阪寺に伝わる霊験談に基づく作品とされています。
 盲目の夫(沢市)は身上のゆえに三味線を弾き語りし、三歳違いの妻お里はその夫を支えるべく内職などして貧しいながらも慎ましやかに暮らしていた。
 けれども、お里が毎日の様に朝早くから起き出して出掛ていたことに、沢市は少なからぬ不安を抱き、ある日思い切って問いただした。
 すると、お里が言うには、毎朝早くに家を抜け出したのは、夫の目が快癒するように壺阪寺(龍蓋寺)の観音菩薩に願掛けしていたとの話だった。自らを恥じた沢市はその後二人して願掛けに出掛けるようになるが、沢市の内心は、ままならない身の上のために妻に不遇を囲わせているのではなかろうかとの悔悟が渦巻き、ある日それを苦にして身を投げてしまい、それを知ったお里も後追いしてしまう。
 二人の身の上を哀れに思った観音の奇跡により、二人は命を失うことなく、そして沢市の目には光が点る。
これが物語の梗概ですが、何も夫が妻を養わねばならない、との固定的な考え方は現在もそして過去にもありません。
 もし質問者様が結婚後に旦那様が不慮の事故で半身不随となった場合にも、夫が妻を養うのは当然とお考えでしょうか?
 あるいは「専業主夫」とのライフスタイルなど認めないなどの頑迷固陋な儒教道徳に縛られても当然とお考えですか?

 めしいである夫を支えていた妻、そうした妻の献身的な姿に感謝していた夫、そうした何気ない夫婦の幸せと思い遣りをこの作品は綴っております。
 物語を読むには、読み手の想像力も大切な要素で、それは書き手が暗黙に求めている前提にもなります。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明、有難うございます。
 納得しました。

お礼日時:2013/09/09 10:45

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