プロが教えるわが家の防犯対策術!

 農薬や、ポストハーベストは人体に有害だと言われていますが、
実際にそれらの薬剤が残留した果物・野菜を食べて、
人間、または動物に害が見られるというレポートや動画があったら
教えてください。英語のものでもかまいません。

 市場に出ている程度の濃度は無害だという人もいます。
 私は個人的に有機の物を食べていますが、はたして
本当に違いがあるのかと疑問になりました。

  詳しい方、どうぞよろしくおねがいします

A 回答 (5件)

 ヒトや動物が農薬で危害を受けるというレポートは無数にありますが、それは一定量以上(極めて多量に)与えられたケースがほとんどなので、残留農薬レベルとは言いがたいですね。

というより、残留程度の量で危害が出るようでは、農薬としての使用許可が出ません。したがってその種のレポートや動画は、まともなものは存在しないものと考えていいと思います。

 仕事柄そうしたデータには長く触れてきましたが、国産・外国産を問わず、危害レベルまで農薬が残留していたケースはゼロでしたし、他からそういう情報を聞いたこともありません。あの中国の産物だって、犯罪以外にはそうした例は見られません。お話にあるポストハーベスト(柑橘類等)についても、ここ数十年基準超過はなかったと思います。
 基準以下でも大丈夫なのか、という方もいますが、そうした基準は最大無作用量(一生涯摂取してもなんら害がでないであろう量)を100倍厳しくして設定されるのが普通ですから、基準を超えた超えないくらいのレベルで現実的に危害に至ることはまず考え難いと思います。
 実際問題、日本ではこれまで残留農薬によるヒトへの危害例は確認されていないはずです。

 確かに近隣に農薬の使い方がろくにわかっていないような国がありますから、監視と管理はきちんとやっていかなければなりません。ただし、実際に危害例もないのにいつまでも「危険だ!」と発言している輩には、何か他の目的を持っているのではないか、と疑ってみる必要はあると思います。

 余談ですが、有機=無農薬ではありませんし、安全だと証明されたわけでもありません。最新のイギリスあたりの報告だと、栄養価については有機と一般栽培に有意な差は無い、とされたものもあります。また昨年ヨーロッパで多発したO-157による死亡事故の原因作物が有機のものであった(らしい)ことに対し、残留農薬では危害事例がないことから、安全性の面でヒトに与えるリスクとしては有機の方がはるかに高いという見方が主流となっています。

 なお、この種の話題で引用されることの多いレイチェル・カーソンの「沈黙の春」ですが、さすがに現在では内容に誤りや偏りがあることが明らかになっています。科学的な意味というよりは、「それまでの化学物質の使い方・あり方に一石を投じた」という意味で大変優れた著作であった、と尊重されるようになっています。

 有機には安全性以外のところでそれなりの価値があると私は考えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よく分かりました。農薬の使用基準はそんなに厳しく決められているのですね。少し安心できました。
 専門家の方のご回答、大変勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/29 13:02

残念ながら有機農法もやり方によっては有害になってしまいます。


http://tamaya.hamazo.tv/e4081870.html
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-3235. …

また、農薬ばかりを気にしているようですが
大気中にも化学物質は溢れており水にも当然のように入っています。
ミネラルウォーターも例外ではないでしょう。
野菜を育てる水にも有機農法だとしても他の田畑が農薬を使った水が入っている場合もあるでしょう。

そこまで気にするなら、有機でも農薬でもない完全無農薬の野菜を食べる事です。
と言いたいですが、今度はアレルギー物質が多いという話もあり何がなんだか・・・
http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2008/07/pos …

結局、どうやっても何らかの問題は何処かにあるので妥協するしかないと言うことなのかも?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 確かにそうですね、水や空気のことまで考えたら、化学物質の影響を無にすることはとても困難ですね。
 疲れないあたりで妥協してみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/29 13:06

その昔、農薬が使用されるようになってから農産物の収量と収入が上がり農家さんは喜び、また、添加物が使われるようになってからは加工食品が人気を呼び、農薬も添加物も使用者には歓迎されながらも、心ある科学者はその弊害を心配したものですが、多勢に無勢で科学者の声は押し切れられてしまったのが現在と考えます。


つまり、今は二人に一人がガンを患うという事実。
その原因が農薬か添加物か、あるいは違う自然界の物質なのかは知る由もありませんが、少なくとも何がしかの影響があると考えて間違いないと、小生は考えてます。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」にあるように、微量の化学物質が生物に大きな影響を及ぼす可能性は高いと考えられてるだけに、摂取はできるだけ避けるのが賢明なのではないかと考えます。
No.2の方が示された内容は大変参考になりますね。

「有機」の文字も今は参考程度のもので、必ずしも安心には繋がらない・・・・・と言うのが大方の見解のようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 はい、すぐには影響は出ないかも知れませんが、科学者が何十年先のガンの遠因になっているかも知れないなどと言ったりすると、不安になりますね。
 どこまで気をつけたらいいのかが難しいところです。単なる気のせいで終わるかもしれませんが、出来るところは気を付けていきたいと思います。
 ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/29 13:14

非常に広範囲な質問、かつ、先入観を持ってそれらのことを考えると


答えは一つになってしまう問題なので、毒性とは何か、安全とは何かの
レベルからニュートラルな立場で、先ずは下記のPDFをご覧ください
※内容は主として残留農薬についての初歩的な解説です

http://www.nouyaku.hokuren.or.jp/basis/pdf/02.pdf
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 素晴らしい資料、勉強になりました。
 こちらを拝読する限り、スーパーの野菜に、特に心配するほどの農薬の残留は、ほとんどないものと考えられます。
 肝心なのはどれくらいの量が毒になるかということですね。
 ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/29 13:21

中国では常識だが・・・・

    • good
    • 0
この回答へのお礼

 確かに中国産の生鮮食品は、危ないとよく聞きます。出来る限り国産の物を買っていきたといと思います。
 ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/29 13:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!