激凹みから立ち直る方法

先日、高速道路のサービスエリアでトイレに行ったところ看板に外国語の表示がありました。上から順に日本語、英語、続いてたぶん中国語だと思うのですが二つよく似ているけれど少し違う漢字がありました。最後にはハングルで書かれていました。二つのよく似た漢字はどこの国の言語なのだろうと疑問に思いましたので二つの言語の違いを教えてください。

A 回答 (3件)

日本人も使用している「漢字」には、昔はいろいろな種類がありました。

現在でも異体字という名前で残っているものもあります。

しかし現在の漢字は中国の清朝の時代に作られた「康熙字典:コウキジテン」に乗っている字の形を基本にしています。

日本の場合、明治以降の教育にはこの字典からの文字を採用して、漢字を教えており、戦後はこの字典の文字を参考にしつつ日本独自の簡略した漢字を作って利用しています。

たとえば国の康熙字典体は國、日本の簡略字体は国ということになります。

中国も現在の人民共和国の前は清朝でしたので、康熙字典を改定しながらこの字体を正式なものとして利用してきました。

しかし、中国本土は人民共和国になったあと、人民の教育のために漢字を思い切って簡略化したのです。なぜなら、その当時は「文字は西洋のものがすぐれており、漢字のような文字は覚えるのに時間がかかり、教育の負担となる」と思われていたからです。

そのため頭の悪い人は漢字を覚えることができず識字率が落ちて国力が落ちる、と考え、しかし漢字を廃止することが不可能な中国では、思い切って漢字を簡略化したのです。

この簡略化した漢字を簡体字:カンタイジと呼び、現在では中華人民共和国の正式な文字として利用されています。つまり最初に学校で習うのは簡体字であって、古い文字は必要な人が身につけるものだとされているわけです。日本で言えば古文をそのまま読める国文学者などにあたります。

香港やマカオはまだ清朝の時代にイギリスが租借して領有したため、学校教育などもイギリスが行いました。台湾は中国共産党と政府の座を争った国民党が逃げて作った中華民国になります。
いずれの場所でも、康熙字典の文字をそのまま利用し続けたので、日本で言う旧字のままになっているのです。
この字体を繁体字:ハンタイジといいます。

簡体字はたとえば東京を东京のように書きます。これらを知らないと繁体字(または日本の漢字)と簡体字があまりにも違いすぎて、中国本土人は繁体字が読めず、台湾人や香港人などは(日本人も)簡体字は読めません。

ですので、まったく同じ意味同じ文字なのに二つ書く必要がでてきてしまうのです。
つまり二つ書いてある漢字は通常、まったく同じ漢字の別の字体なのです。

ただし、言語としてはどちらも中国語ですので、方言を除けばどちらも中国語で通じます。
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中国語には簡体字と繁体字があります。



簡体字は繁体字を簡素化したもので、中国と確かシンガポールで使われています。繁体字が使われているのは香港、台湾などです。
中国人も台湾人もそれぞれの文字を大体読むことができますが、簡体字だけ、もしくは繁体字だけで書かれていると不快に思う人がいるようです。


簡体字:简单,音乐,药品
繁体字:簡單,音樂,藥品
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これは「简体字」と「繁體字」だと思います。


ただ、書き方の違いです。
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