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佐伯泰英さんや池波正太郎さんなどの

時代小説が好きで良く読んでいるのですが、

その中で

○○守▽▽二尺二寸五分の太刀を、、、、と

よく出てきます。

(勿論、長さはそれぞれに違いますが)

この ○○守▽▽ (例) 伯耆守正幸

とかは、どういう意味があるのでしょうか?

伯耆といえば、鳥取県ですが、ここの殿様が作った刀

ということでしょうか?

A 回答 (1件)

その刀を作った刀匠の名前です。


伯耆守正幸であれば伯耆というところに土地を持っている正幸という名前の刀匠という意味です。
土地を持っていると言ってもお殿様ではありません。職人である刀鍛冶がそんな大きな領地を維持することはできませんので。せいぜい工房と多少の田畑を財産として持っているという程度かと思います。
そういうのがない場合は備前長船(びぜんおさふね)みたいに備前に住んでいる長船さんという刀匠が作った刀、ということになったり、単純に正宗や村正のように正宗さんや村正さんが作った刀、というように名前が付きます。
また、この刀匠の名前は代々弟子が受け継ぎますので同じ名前でも同じ人が作った刀とは限りません。
同じ正宗でも初代正宗さんが作った刀かもしれませんし二代目正宗さんが作った刀かもしれません。
ブランド名みたいなものですね。グッチとかアルマーニとか。

その刀に特殊な逸話があった場合はその逸話にちなんだ名前が追加されることもあります。
有名なところでは膝丸という刀があります。これは罪人を使って試し切りしたら頭から膝まで真っ二つに切り裂いてしまったという逸話が元になって名づけられました。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

なるほど、伯耆に住んでる刀匠の名前なんですね。

やっと すっきりしました。

膝丸の逸話は読んだことあります。

ありがとうございました。

今後も、時代小説楽しみたいとおもいます。

お礼日時:2014/01/31 22:15

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