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みなさん、こんにちは。

僕は、今回、ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリドにベンズアルデヒドをDMF(N,N-ジメチルホルムアミド)に溶かし、その中に(0.8mol/lの)ナトリウムエトキシドのエタノール溶液を加えてスチルベンを合成する実験を行いました。

そこで、ナトリウムエトキシドの溶液を加えたら、溶液が橙色に変わったのですが、この原因を調べています。反応機構はわかったのですが、本やネットを巡回(もちろんここの過去ログも見ました)してもどう調べても橙色になる理由がわかりません。おそらくリンイリドの共鳴が怪しいと思うのですが…

そこで質問です。反応中に橙色になるのは、中間生成物(オキサホスフェタン)が原因なのか、リンイリドが原因なのか、そのあたりを教えていただけたらと思います。

また、よろしければ、そのことが詳しく書いてあるサイトや本などがあれば教えてください(今後の自分の勉強のため)。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 やったことがあるはずの反応なのに、様子が思い出せなくてどうにも申し訳なく。


 とりあえずアドバイスなど。
 ホスホニウム塩に塩基を加えればリンイリドが出来ますよね?
 つまり、ホスホニウム塩をDMFに溶かし、これにNaOEtを入れてみればいかがでしょう。
 これで着色が見られれば、C=P結合が原因ということが言えるかと思います。
 手軽に試験管レベルで見ることが出来ますし。
 まずはやってみることです。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。

>ホスホニウム塩をDMFに溶かし、これにNaOEtを入れてみればいかがでしょう。

残念ながら、これができないと思われます。大学が国立大学法人になり、経費の削減が行われているんですが、僕の学部の予算が半分近くになったとの話もあるくらいなので、(言い方が悪いですが)余分な試薬を出そうとはしないと思います。

残念ながら、このような状況のため、試してみるのは不可能と思います。

補足日時:2004/05/05 15:26
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

硫黄の場合からの推測ですが、dπ‐pπ共役によるもので、C-Pではおそらく近紫外部に吸収帯は存在しないものの、C=Pの場合は近紫外部に吸収帯が現れること、また、深色効果によって吸収帯が移動し、そのせいで、補色として橙色に見えるのではないか?という結論に持って行きました。

どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/12 11:46

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