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「掛所」、読みは「かけしょ」と読むそうです。
千葉県にある、ある大師霊場巡りで、札所番号等は無く、弘法大師像や稚児大師または鯖大師などが祀られた小堂や石仏等があったり、更には神社の境内などで、これ等の小堂や石仏も無いのに「掛所です」と聞きました、「しかし八十八ヶ所霊場の一札所ではない」と説明がありました。
四国霊場では一番から八十八番迄ありますが、掛所など聞いたことがないので辞書、辞典を調べましたが、記載がありません。
ネット上検索では、長野県妙高市の浄土宗東本願寺派新井別院や愛知県稲沢市の善慶寺に「掛所」が掲載されていますが、どうも、八十八霊場札所の掛所とは、意味が違うようで関連性が見出せません。
茨城県のある大師霊場の本では、「掛所は立寄る所」と決めつけています。
立寄らなければならない、と義務的に感じますが、果たしてそうなのでしょうか。

御存知の方、御返答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

    #1です。

補足です。

>>大師霊場に於ける、掛所については記載が無いので、使用を避ける、使わない、としたほうがよさそうです。

    弘法大師が開かれた四国八十八ヶ所の霊場は「真言宗」、掛所は、「真宗」のうちでも大谷派(おひがし)の用語で同じ真宗でも本願寺派は別の言葉を使います。

   別の例では、法然上人のお書きになったものは、大谷派では「おふみ」、お西では「ご文章」と違っています。

    したがって宗旨の異なる、真言宗の霊場に、後から出来た真宗の、そのまた一派の特殊語彙が使用されるはずはなく、「茨城県のある大師霊場の本」に誤りがある可能性は否めないと思います。
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この回答へのお礼

ベストな答えとして、お礼申し上げます。
真言宗と真宗(浄土真宗)の宗派の違い、江戸時代を中心とした時代背景を含めて、大師霊場の掛所は、勝手に作りだされた誤った使い方として捉えておきたいと思います。

お礼日時:2014/03/07 14:34

    『日本国語大辞典』から


    「真宗の寺院で地方に設けられた別院。後には別院の支院を呼ぶようになった。本願寺派では、休泊所と称した。」
    とあります。
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この回答へのお礼

回答をいただきましたので、図書館で確認しました。掛所について記載通りでした。
ありがとうございました。
大師霊場に於ける、掛所については記載が無いので、使用を避ける、使わない、としたほうがよさそうです。

お礼日時:2014/03/01 17:43

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