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史実=教科書で学んだことという解釈は正しいですか?
先日、歴史カテゴリーの回答を拝見しておりまして、トンデモ回答がBAに選ばれていました。
詳細を記しますのは、回答者非難になると思われますので、ご容赦下さい。
私が申しますトンデモ回答とは、教科書、または一つの史実(とされる)に関しての歴史書に書かれていることと全く合致しない回答ということです。
件の回答は、私から見れば、自説をぶちまけているだけのように感じました。
質問者が、自称高校生だったので、余計気になってしまったのですが。

大雑把な言い方になりますが史実=通説ではないのですか?
学校で学んだこと、歴史書で学んだことが通説であり史実という解釈は間違いでしょうか。
自説をもっともらしく言う方ほどこれが史実なのだ、教科書は間違い、歴史学者は馬鹿ばっかりなどと断言するのは何故でしょうか。諸説あるけれど自分はこう思うと言うのならまだしも断言するのですから。
質問者に取捨選択の器量があればいいですが、そのまま信じてしまう方もいるわけでね。
歴史などどうしても曖昧さを回避出来ない学問だと思いますが、自分勝手な理屈でねじ曲げるのは勘弁して頂きたいと思うのですが、如何でしょうか。
回答宜しくお願い致します。

A 回答 (8件)

史実とは、様々な史料によって確定された、歴史上の事実と言う意味ですが、「新史料」が発見されると、容易に書き換えられてしまいます。



教科書は其の時々の史実とされているものを載せているだけですので、世代によって内容に変化があるのは、バラエティ番組等でもネタにされている位です。


史実=通説は、歴史としては通常は其の通りだと思います。

しかし歴史の史料は虫食い状態ですから、空白の部分や、其の歴史上の人物の心理は想像するしかありません。

また、そもそもの史料を残した人物によっても内容が変化します。

ですので、一応はあくまでも「大勢を占める説」が、教科書=通説となるかと思います。


トンデモ回答は良く見られますし、私もうろ覚えで、恥を掻いた(書いた)事がありますが、間違いではなく、確信を持って書かれた偏向のある書き込みは、質問者の資質によっては、会話が明後日の方向に行く事が珍しくありません。

しかし此処いら辺りは、言論の自由と、思想の自由の縛りの影響が大きいです。

思想を否定する事は、出来ませんからね。


問題は正しい考察よりも、思想を優先して考察する人物ですが、規制は難しいです。

日本書紀等も文章の整合性から、改竄の可能性が指摘されていますが、これもまた、研究者の都合で利用されたりもします。


「アポロは月に言っていない」「NASAはこの事実を隠蔽している」

これは有名なトンデモ話なのですが、この説を唱えていらっしゃる方は、この内容の本を手を変え品を変え「出版」し続けています。

これは事実の証明が必要なのではなく、自分の都合が優先だから起きている事象です。(現在ではNASAも反論・立証を辞めてしまいました)

歴史の解釈でも、このケースと同じ事が行われている場合があります。

困ったものです。
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この回答へのお礼

0fool0様 他の回答者様もそうですが、歴史にあかるい方からのご意見は、とても有り難く思います。


>しかし歴史の史料は虫食い状態ですから、空白の部分や、其の歴史上の人物の心理は想像するしかありません。


勿論、正しい認識(とされる)があった上でのことですが、これこそ私が歴史好きの理由です。ワクワクしてくるのですよ。
時として、想像ではなく妄想になってしまうので、気を付けねばなどと思っております。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 16:18

ここの回答も似たり寄ったりですね、質問者さんはトンデモ回答をBAに選らば無い自身がおありでしょうか?w




歴史というのは勝者によって綴られた物です。理由が分かる分からないに関わらず『そういうことにされている事』も少なくないでしょう。

それを逆手にとって、中国人朝鮮人はけしからん殺してしまえと煽るやつもいれば、こんなアホっぽいことがホントにあったんだよねと笑い話のネタを提供してくれる人もいるわけです。
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この回答へのお礼

>ここの回答も似たり寄ったりですね、質問者さんはトンデモ回答をBAに選らば無い自身がおありでしょうか?w


随分プレッシャーをかけますねえ。
私の拙い質問に、回答者の皆さんが時間を割いて回答して下さったことに対して有り難く思うばかりです。

BA選びは、お気遣い下さらなくても大丈夫です。


回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 17:56

そういう曖昧さが歴史の魅力だと私は思っています。

私も高校生のときにムー別冊の古代核戦争特集を興奮しながら読んだものですよ・笑。オトナになって核分裂反応ってのがどんなものかちょっと齧って「あー、こんなに繊細で難しい技術が必要なら古代核戦争はないじゃん」とひどくがっかりしたものです・笑。

また、マニアやオタクと呼ばれる人たちは自説に異常なまでに固執するものです。それはジャンルを問わないですよね。AKB48にはあんなに女の子がいるんだから、自分が好きな子だけを応援してればいいのに他のメンバーを応援するファンをけなさいと気が済まない人がいるし、一般人からするとAKBもももクロも同じアイドルですが、AKBファンはももクロをキワモノといい、モノノフはAKBファンを「搾取されていることに気づかない情弱」と罵ります。ライトセイバーを振ってるって点では同じだよ思うところですけどね。
オーディオマニアに至っては、何が何だか分からないことでマニア同士で罵り合っています。ケーブルが金だろうがスピーカーを入れる箱が木製だろうが金属製だろうがどうでもいいじゃねえか、てか、俺はいくら聞いても違いが分からんよと思っても彼らは自分がチョイスしたものこそが至高であり絶対で、そうではないものは異端扱いです。

私は日本の古代史学者が古事記と日本書紀を金科玉条にして両方に記載されていないことは事実とさえ認定しない態度を愚かしいと思っていたのですが、ところが韓国でも古代史においては「水は高いところから低いところへ流れるのが常識。逆は起こりえない」という理由で、自国(朝鮮半島)が日本に影響を与えることはあっても日本が朝鮮に影響を与えるということはあり得ないと頑ななんだそうでございまして。
近年の研究で、文化や文明を伝えるルートには台湾、沖縄から日本(九州)を経て朝鮮半島に影響を与えたものもあるんじゃないかというのがあるそうですね。その代表例が日本がルーツといわれる前方後円墳と思われるものが朝鮮半島にもあるそうで。で、日本の研究グループが韓国に共同研究を持ちかけたそうですが、「その古墳は日本の前方後円墳より古いものだと決まっているからやらない」と断られたそうです・笑。
まあそういことはどこでもあるということですな。
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この回答へのお礼

だいぶ前になりますが、江戸時代の経済について回答されてらっしゃいましたよね。
あの回答は大変参考になりました。
教科書ガチガチの頭だと、やはり
大阪が銀本位制で、江戸が金本位制と認識されている方が多いと思いますが、確かに米本位制という解釈も出来るわけです。
これは、勿論、自説云々ではなく、柔軟な解釈と私は理解し、勉強になりました。
しかしAKBと歴史を絡めて語れるのはeroero4649さんならでは、ですね。
楽しく読ませていただきました(^^ゞ

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 17:45

「愚かな一般人が信じているものが間違いだということを、聡明なる自分(たち)だけが気づいている」というのが非常に気持ちよく、魅力的だからでしょう。



 また、お気づきのとおり本当の専門家は「通説というのが覆されることがある」というのを十分に承知していますので、これが絶対であるという決め付けはあまりしない。それに対して「信じてしまう人」はこれが絶対だと思っているから、言い切ってしまう。知らない人にはそれが頼りがいがあるように見えてしまうんですね。
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この回答へのお礼

>「愚かな一般人が信じているものが間違いだということを、聡明なる自分(たち)だけが気づいている」というのが非常に気持ちよく、魅力的だからでしょう。


仰る通りかもしれません。しかし、それこそが愚かであることに気付かないのですね。
確かに、【断言】には魔力がありますね。
確かな知識を身に付け、尚、謙虚な姿勢でありたいものです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 16:46

回答になってないけど・・・



教科書を読んでみたいですね。

やる気になれば読めるだろうけどね。

現在まで読んでない。

数年前、娘の日本史で、縄文時代が削除されていたのには、とても驚いた。

まあ、新しい発見により、定説が覆って、正しくされて行く事があるだろうけど、

勝者の歴史だからね。

信長公記だって、どこまでホントなんだか・・・
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この回答へのお礼

>教科書を読んでみたいですね。


私もそう思います。
歴史オタクの現役高校生と歴史について話せたら、新たな発見がありそうです。
お嬢様がいらっしゃるということですが、歴史がお好きであれば、ご家庭でそんな会話が楽しめますね。


回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 16:30

○ 史実=教科書で学んだことという解釈は正しいですか?


○ 大雑把な言い方になりますが史実=通説ではないのですか?

おおむね正しいと思います。ただし、教科書の内容も研究の進展に従って変化していますので、かつて習った内容が必ずしも現在の通説というわけではありません。たとえば、山川出版社の『詳説 日本史B』でいえば、旧版では本文で取り上げられていた秀吉の惣無事令は、新課程の新版では記載されていません。近年の研究成果が反映された結果です。歴史とは史料の解釈によっていくらでも変わる余地がありますので、歴史の教育とは基本的な知識をもとに、情報を整理し諸事象を批判的に考察する力を身に付ける学問であるべきだと思っています。
仰っている通り、史料批判が十分に行われていない恣意的な解釈が氾濫しています。政治家や批評家など専門でない人々が恣意的に歴史解釈をしている現状ですので、これを防ぐことは容易ではありません。したがって、玉石混交の回答の中で、質問者には玉を見つけ出す力が求められると考えています。
正直、とんでもない回答が質問者に受け入れられている状況を見て忸怩たる思いを抱くことがありますが、結局何を信じるのかは質問者次第ですので、適切に分かりやすい回答をできなかったことを自責しています。そこまで丁寧に回答する時間もなかなかありませんが・・・
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この回答へのお礼

>歴史の教育とは基本的な知識をもとに、情報を整理し諸事象を批判的に考察する力を身に付ける学問であるべきだと思っています。

仰る通りだと思います。
しかし、この【力を身に付ける】というのが一筋縄ではいかないですね。
質問で申しましたトンデモ回答を見つけても、私の場合確固たる自信がないので、自分の意見を述べる気が失せてしまうのです。
自信を持って、歴史を語れるようになりたいものです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 16:04

”先日、歴史カテゴリーの回答を拝見しておりまして、


 トンデモ回答がBAに選ばれていました。”
    ↑
そういう場面にはよく出会います。
私は法律が好きなのですが、めちゃくちゃな
回答をする人が多いです。
冗談としか思えないような回答をする人もいます。
これでは、サイトの信用性が無くなってしまいます。


”大雑把な言い方になりますが史実=通説ではないのですか?”
     ↑
まあ、そうですね。
今現在の、最有力説、多数説が史実としての地位を
占める、ということです。


”歴史などどうしても曖昧さを回避出来ない学問だと思いますが”
    ↑
歴史に限りません。
自然科学だってその傾向はあります。
光はかつては粒子でしたが、それが波になり
現代では量子、ということになっています。
人類はアフリカ発祥というのが、最有力説
ですが、そうではない、という説もあります。
法律などは、最高裁判例、下級裁判所判例、支配的学説、
通説、多数説、有力説、少数説、極少数説などともう
メチャクチャです。


”自分勝手な理屈でねじ曲げるのは勘弁して頂きたいと思うのですが、如何でしょうか。”
    ↑
そうですね。
一般的にはこう理解されているが、俺はこう考える。
その理由はこれこれだ、という言い方をして欲しいです。
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この回答へのお礼

広い視野からの ご回答大変勉強になります。

>法律などは、最高裁判例、下級裁判所判例、支配的学説、
通説、多数説、有力説、少数説、極少数説などともう
メチャクチャです。


法律には全く疎いので、仰るような多くの説には驚きました。
法律など、一番そうであってはならないように思いますが。
学生の頃など、勉強そっちのけでしたが、何故か最近学びたい欲が旺盛になってきまして。
それを一層駆り立てて下さるご回答でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 15:50

1。

  史実=教科書で学んだことという解釈は正しいですか?

    いいえ。

2。  件の回答は、私から見れば、自説をぶちまけているだけのように感じました。質問者が、自称高校生だったので、余計気になってしまったのですが。

    まあ、高校生ならしかたがないともいえますね。

3。大雑把な言い方になりますが史実=通説ではないのですか?

    それも一つの見方ですね。

4。  学校で学んだこと、歴史書で学んだことが通説であり史実という解釈は間違いでしょうか。

    いいえ。間違いとは言えないと思います。

5。  歴史などどうしても曖昧さを回避出来ない学問だと思いますが、自分勝手な理屈でねじ曲げるのは勘弁して頂きたいと思うのですが、如何でしょうか。

    僕も同意見です。

     小学校4年の時、国史を習ったのですが初めに天壌無窮の神勅が書いてありました。  

     「豊葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の國は、これ吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。爾(いまし)皇孫(すめみま)、就(ゆ)きて治(し)らせ。行矣(さきくませ)。寶祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと、當(まさ)に天壤と窮まりなかるべし」

   この『天壤無窮の神勅』には、「日本國は天皇が永遠に統治する國である」という日本國體が端的に表現されているのだそうです。それも当時の教科書、今の教科書に書いてある内容とは少し違うでしょう。

    そんなことからフランス語のクラスでリストワールとは「歴史」と言う意味も「つくり話」と言う意味もある、と習ってなるほどと思いました。史料はあっても史実を伝える物は無い、と言うのが僕の意見です。
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。
天壌無窮の神勅は日本書紀ですよね。
学生の頃、三大神勅なるものを学びましたが、途中で挫折しました。歴史書など読むのは好きなのですが、どうも偏っておりまして。フランス語のリストワールの解釈は興味深いですね。回答者様は外国語カテゴリーでご活躍なさってますよね。とても説得力がありました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/14 07:00

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