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サッカーボールに貼ってあるパネルの枚数について


サッカーボールは長らく黒い五角形のパネル12枚と白い六角形のパネル20枚で構成されていました。
近年になってからは「ボールのカタチを限りなく真球に近づけるため」、という理由でパネル枚数を減らす方向で開発が進んでおり、
4年に1度のW杯ごとに新開発の公式球が使われる、ということになっています。

FIFAワールドカップの公式球の変遷
1970年: テルスター
黒色の五角形の革12枚と白色の六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1974年: テルスター
黒色の五角形の革12枚と白色の六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1978年: タンゴ
色のデザインはテルスターとは異なるが、
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1982年: タンゴ・エスパーニャ
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1986年: アステカ
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール
FIFAワールドカップで最初の人工皮革製試合球

1990年: エトルスコ・ユニコ
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1994年: クエストラ
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

1998年: トリコロール
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

2002年: フィーバーノヴァ
五角形の革12枚と六角形の革20枚で構成された切頂二十面体のボール

2006年: チームガイスト
プロペラ状のパネル6枚とローター状のパネル8枚の計14枚で構成されており、より真球に近い形状にするためのデザインが施されている

2010年: ジャブラニ
表面皮革パネル数を2006年大会使用球「チームガイスト」の14枚から6枚減らして8枚としている

2014年: ブラズーカ
1種類の同じ形のパネル6枚で構成されている

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このように、2006年大会以降、パネルの数が減少傾向にありますが、野球の硬式球はひょうたん型の皮2枚でできています。
これを採用すれば、パネルの数は最小になると思われるのですが、なぜ「ひょうたん型2枚パネル」を採用しないのでしょうか?

考えられる理由としては・・・
最後の切り札として取ってあるから?
真球にならないから?(だったら野球の球は真球を使っていないことになりますよね)
野球の球を想起するのでFIFAが嫌がっている?
その他

詳しい方おねがいします。

A 回答 (1件)

サッカーボールを二枚縫い合わせにするのも可能でしょう、現在のサッカーボールは皮革ではないですから、元のピースに変形を与えておけば真球に近づけるのは容易だと思います。



費用面が大きいのかも知れませんね。切頂二十面体ならば、一つ当たりのピースは小さくて加工が容易、平面のまま縫ってもチューブを入れて膨らませばそこそこ真球になります。ところが、ピース数が減ると一つ当たりが大きくなり、高い加工精度が要求され、コストに跳ね返るのかも知れません。トップクラスならともかく、ジュニアにまで普及させるという意味で、エントリーモデルはカラーリングだけレプリカを真似、実際は切頂二十面体ということがほとんどです。

こちらで正レプリカと色だけレプリカの作りと価格をご参照下さい。もっとも、フランスW杯の頃の正レプリカは切頂二十面体でしたから、革の使い方が価格の違いというわけでは無さそうです(フランスの時は素材が違った)。
http://www.sskamo.co.jp/s/g/gAS590/?utm_source=g …

そういえば昔のサッカーボールってハレーボールみたいなボールでした。この動画にある1964年のイングランド1部、ウェストハムとスパーズの試合で使っているのはバレーボールのような縫い方の白ボールです。私が小学生だった頃もこういうボールでしたね。


以下は余談ですが
野球とは違う縫い方をしているものとして、クリケットとかフィールドホッケー(革ボールの場合、白いクリケット球を使う場合が多い)のボールは半球形の革二枚ですね。
http://mukonikki.exblog.jp/11598070/

バスケットは4枚(野球のボールの革を2分したような形状)です。ですから同じデザインで作ることは可能でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
仰る通りですね。

お礼日時:2014/06/15 02:51

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