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真宗の寺の壇家の者です。 

檀家が大勢お参りした法要の席で
住職から 「このたび私の孫(外孫)が僧侶の資格をとりました」 とお話がありました。
我々檀家は 「それはおめでとうございます」 とお祝いしましたが、
僧侶の資格をとると自動的に檀家寺の僧侶に就任することになるのでしょうか?

個人的には 住職からの紹介というか檀家への報告により 例えば 「孫が僧侶の資格
を取りました。ついてはこの寺の僧侶にさせたいのでよろしくお願いします」 との意思表示
により檀家或いは総代が協議して それでは○○寺の僧侶になってもらいましょう とか 
僧侶に就任お願いします という経緯できまるのではないかと思います。

法要の席では紹介があっただけでこの寺の僧侶にしたいという意思表示はありませんでした。
尤も住職は意思表示をしなくても紹介だけでいいと思っているのかもしれませんが・・・

このお孫さんは小学生の女の子で将来結婚して遠方へ嫁ぐことも考えられますので
紹介があっただけの時点で○○寺の僧侶とするのはいかにも早く、少なくとも成人に
なって本人の意向を確認したうえできめるべきと思うのです。

寺と関わるようになったときは既に住職、副住職がおられたのでどういう手順で住職が
きまるのか考えたこともありませんでしたが、現実に新しい僧侶を受け入れるような場面に
遭遇すると知りたくなってきました。

どうかご教示お願いいたします。

A 回答 (1件)

それは、本当に法名いただいて僧侶の入り口に立ったという


だけですね。

 私は浄土真宗本願寺派の門徒なのですが、例え、寺族でも。
寺の住職まかせられる一人前の僧侶の資格取るためには、
本願寺に住み込みで修行できる人は、龍谷大学で学びながら数年、
そうでない人は、中央仏教学院の通信制で三年以上学んだうえで
本願寺で研修受けます。

 普通、各々の寺は、それぞれ宗教法人となっており、
三名以上の責任役員により、住職の後任の選定など重要事項を決めます。
責任役員は、代表役員(住職)の他に。坊守(住職夫人)と檀家総代ということが
多いです。
 そして、役員会議で審議する重要事項については、事前に
住職より門徒会に説明し、門徒会の総会か役員会の承認をえる慣例です。


 寺族の長男が僧籍を得て、研鑽し、適当な年齢で継承するのが普通ですが。
長男が僧籍にならない時は他の僧籍の男子、
あるいは娘の婿に、他の寺の次男以下、または寺族の出身でない僧侶を迎えて
継承することも、あります。
 稀ですが、教団と相談して、まったく血縁関係も姻族でもない僧侶が
来て、住職を継承することも、あります。

 
、ともあれ、お孫さんが、どうなるかは、まだまだ先の話です。
婿取りせずに、嫁ぐかもしれませんし( ^^) _旦~~
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
よくわかりました。私の考えが間違いでなかったので安心しました。

普通に考えても住職の紹介だけでその寺の僧侶になれるのであれば
極端かもしれませんが僧侶だらけになる可能性もありますよね。

ある寺の僧侶になるには僧侶の資格を取るのは絶対必要条件ですが、
資格と寺の僧侶になるというのは全く別物で、就任したい寺の責任役員
の承認が必要ということですね。
或いは住職が推薦した場合は、他の責任役員(総代)の承認が必要ということで
よろしいでしょうか?

念押しのようで申し訳ありません。

お礼日時:2014/08/23 20:38

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