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トヨタとかNTTとかJRとか三菱とか、誰もが知ってる有名な会社は全て株式会社だと思います。何故でしょう?必然?

株式会社の他に、合資会社と合同会社と合名会社があると思います。少し前には有限会社というのもあったそうですが、法改正でそれは株式会社になったと記憶しています。

有名な合資会社といえば何処でしょう?日本の会社の名前を挙げてもらえるとありがたいです。合同会社でも合名会社でも良いです。

早稲田大学は会社ですか?駿台予備校は株式会社で、大株主は駿河台大学だったと思いますが、正しい?

A 回答 (3件)

会社というのは何をするものか。


法律を調べればわかりますけど、「利益を生み出すことをする」集団です。
社会のためにはなるけど、利益を生むことを目的としていないものは、会社とは呼んでいません。
病院だとか福祉施設がそうですね。

会社、というものの観点は二つあります。
責任の範囲、と、資本金の扱いです。

事業をしたいと思って、自分あるいは自分の家族とともに自分のお金で会社を作ると言う考えをするのが合名会社です。
名前を合わせて作りますから、鹿島寅蔵商店とか吉田工務店というような形になります。
もっとも一人で作ったっていいのです。お金は全部自分が出します。

ここで仮につけた社名は架空のもので、もし実在のものがあった場合は他意のないことだとお断りしておきます。
事業をする上でお金が必要になったりしたら、親戚なり銀行なりに借ります。
それが失敗して、廃業しなければならないなったどうなるか。
鹿島寅蔵商店がそうなったら、その負債は、店がなくなろうがどうだろうが、鹿島寅蔵さんの責任で返す義務があります。
鹿島寅蔵さんの年齢で返しきらなければ、息子の鹿島卯吉さんだとか、孫の鹿島辰郎さんがひきついで、返し続けなければいけません。

これを無限責任、と言います。

合資会社は、似ていますけど、資本を合わせて作りますから、有限責任の人が出てきます。
中心になっている人は無限責任ですけど、お金を出しただけみたいな人は必ずしも負債を引き受けなくてもいいです。
無関係な人が何人も寄って仕事をするのですから、重いか軽いかの振り分けがでてきます。
ただし、社長ではなく社員であっても無限責任の人がいる可能性があります。

合同会社は、社員は全員有限責任です。
そして、設立が一番簡単です。

無限責任はいやだ、商売をやめたらそこで役員も社員全員も責任ごめんになりたい、と考えるのが、有限責任です。
その意図で作られるのが有限会社および株式会社です。

有限会社は、会社法で今なくなりましたので、株式会社の話をします。

株式会社というのは、名称で明らかなように、株式で成り立ちます。
株式という証券を発行し、それを購入してもらうことでお金を確保し、資本金にします。
これは、言ってみれば、他人のお金で商売をする前提だということです。
他人のお金、を、投資、という考え方で捉えます。
その会社が社会に貢献することを支援するという考えです。
そして、貢献の上利益が上がったらその利益を少々わけてもらい支払ってもらう、これが株主配当です。

儲かる会社に投資したら、得があるというのが、投資家と言うことになります。

当然ですけど、そうなると資本を負担しているものが「オーナー」と言うことになりますから、会社は株主のものです。
社長、は、事業のリーダーとして株主に雇われている存在にすぎないと言うことになります。
当然社長個人は、会社に対して有限責任になります。
事業を運用する資金が足りなくなる場合は、「増資」ということをしてお金を増やしますが、株式会社の場合は株を買ってくれる人を広く求めることが可能です。
これを「株式公開」と言います。
儲けを産み続けて信用のついている会社であれば、全く知らない人が株を買ってもいいという市場に持ち出してもかまいません。
これを上場と言います。

ここまでが一応説明です。

さて、株式会社が楽な点は、事業が失敗しても辞任をしたら社長に責任は残らないところです。
しかし、借受をするとき、連帯保証人として代表取締役社長は署名をするのが普通ですから、完全に負債がなくなることはありませんけど。
役員たちは完全に無罪放免になります。
その代り、オーナーは株主なので、ベンチャー的に何かに賭けたいという話をするときには、大体株主総会でつぶされます。
利益が減るかもしれないような話に、株主は乗ってくれないのです。
たとえば来年は半分になっても再来年には4倍になる、なら別ですけど、それはおとぎ話にしか聞こえないでしょう?
株主の覚えがめでたくないと、社長自身も解任されますし。

そのため、上場を廃止するような方向に進むところがあります。株主を説得したりすることが面倒きわまりない場合です。
さらに株式会社をやめ、別の組織にする場合があります。

西友というスーパーマーケットは、堤時代の西武グループの一員でしたが、セゾングループが完全にひっくり返ったあと存続するために、合同会社になって今命を保っています。

有名な酒蔵で合名合資会社に戻ったところもたくさんあります。

酒蔵は、たとえばウィスキーで考えてもらえばわかりますけど12年だの17年寝かせて価値を高めていくという事業形態が、毎年株主総会で儲かった損したという騒ぎをする組織に合うと思いますか。

朝ドラでマッサンというのをやっていますが、事業に5年かかるということで住吉酒蔵の株主が全員NOを下したでしょう。

サントリーみたいに、必ずしもお酒ばかりでなくバイオ事業もやっていて薬剤も作り広告も握るというところなら株式会社で成り立つのです。
そうでなければ、無限責任でかまわないからいいものを作りたいという人たちが、非株式会社を選ぶのです。

合資会社で成功しているところ、しかも酒蔵でないところ、は有名なのが一つあります。「オリエンタル」です。
ここはシュレッダーを開発しニーズを産んだという、ベンチャー中のベンチャーです。

なお、銀行に融資をもちかけたとき、一番簡単に貸してくれるのはどこだと思いますか。
株式会社? No.です。合名がいちばんにっこり笑って貸してくれます。
なぜか。無限責任だからです。絶対に返してくれ、取り立てに応じてくれるから、貸しやすいのです。

ところで、
おちゃらけでおっしゃっているのだとおもいますが、早稲田大学は学校法人です。
大学というのは、利益を生むものではないですから、会社であるわけがありません。
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>有名な合資会社といえば何処でしょう?日本の会社の名前を挙げてもらえるとありがたいです。

合同会社でも合名会社でも良いです。

とりあえず
スーパーの西友は合同会社です
http://www.seiyu.co.jp/company/outline/

合資や合名では無限責任社員が必須ですので、
有名な大手企業では存在しないでしょう。


>早稲田大学は会社ですか?駿台予備校は株式会社で、大株主は駿河台大学だったと思いますが、正しい?

違います

調べればすぐわかることなんですけどね。

早稲田大学は1951年に学校法人となってます。
http://www.waseda.jp/top/about/work/history

確かに大学は昔は学校法人であることが必要でしたが、現在は株式会社立も認められてますよね。
でも、少ないです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F% …

駿台予備校は学校法人駿河台学園の一組織です。
http://www.sundai.ac.jp/saiyou/recruit/about/ind …
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 合資会社も合同会社も合名会社も株主は社員です。

社員から会社の運営・運転に必要な資金を募るわけですから、集められる出資金というのはどうしても限られます。これに対して株式会社だけがそのような限定なしに多くの株主から広く資金を集められるので、とくに大企業向きになります。多くの出資を集めるために考案された仕組みが株式会社なんです。
 私の会社も株式会社ですが、15年前に出資してくれたのは(今もですが)私だけでした^^;
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