No.2ベストアンサー
- 回答日時:
昔の西洋とされておられますが、西洋とはどの範囲をイメージされておられますでしょうか。
ヨーロッパ地方と中国との交流は有名なシルクロードで代表されるように古代にはそれなりに盛んでした。
シルクロード研究(1):基礎編
www.geocities.jp/jukutabi2/newpage18.htm
ローマ時代以降ということになると、イスラムの帝国であるペルシャやオスマントルコなどが地理的にも文化的にもヨーロッパと中国との直接的な交流を妨げていました。
ご質問の「西洋」にこのペルシャやオスマントルコも含まれますでしょうか。
ロシアには現在でも「タタールのくびき」という言葉あります。
ロシアはルネサンスや宗教改革から何ら影響を受けず、さらにその後の中産階級の形成にも失敗したのは「タタールのくびき」のせいだという考え方です。
これタタールというのは蒙古すなわち「元」のことです。
西ヨーロッパでは「ロシア人の皮をはぐと、タタールが出てくる」という俚諺があるとされています。
ロシアをはじめ現在東欧と呼ばれる国々の歴史や文化をどのように考えるかです。
詳しくは下記サイトをご参照ください。
タタールのくびき - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/タタールのくびき
現在西ヨーロッパとされる地域は12世紀まではごくごく遅れた地域でした。
参考
イスラムという視点から見たヨーロッパ(その1)
www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/german/uc1a.html
中世と呼ばれる時代には自分達のことで手一杯で、十字軍の遠征にも見られるようにイスラム教徒とどう対峙するかということが最大の関心でその先の中国は念頭にありませんでした。
精々、珍しい物品を持つ地域という意識で、マルコポーロのような商人が関心を持つ地域でした。
大航海時代に入ってイスラムの脅威を受けることなく、インドを含むユーラシア大陸の東側に自由に往来できるようになって、再び中国が意識の中に根付きました。
このときは、キリスト教の新たな布教地域という捉え方から始まりました。
やがて植民地時代へと移行していきますが、この時代はヨーロッパの国力や文化の最盛期です。
中国はあくまでもキリスト教が行き渡らい未開の後進地域という意識でした。
コロンブスが大西洋を西へ向かったのも、マルコポーロの東方見聞録に記載された黄金の国ジパングへ行くためでした。
カリブ海に入り込み、陸地があることが分かり、ヨーロッパに知れ渡りました。
これを知ったヨーロッパ人達は、中国ではなくインドを目指しました。
インドとほぼ同じ緯度のブラジル海岸にぶち当たりました。
ここを調べた人の名前がアメリゴです。
肝心のコロンブスはカリブ海中をうろうろジパング探しに終始しました。
参考
クリストファー・コロンブス - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/クリストファー・コロンブス
アメリカがコロンブスではなくアメリカと呼ばれるのはこのためです。
インディオとかインディアンとか西インド諸島などという言葉が現在も残っているのはこの為です。
中国はどこにも出てきません。
一方で「タタールのくびき」の影響で軍事的には眠れる虎とされてはいました。
ということで、日本が長い期間に渡って中国からあらゆる文化を輸入したのとは相当に事情が異なります。
あくまでも異質な文化を持った国という認識だけです。
学問的な研究対象にはなっても尊敬とかなんとかという意識からは程遠いものでした。
No.1
- 回答日時:
モンゴルにもキリスト教徒がいる、プレスター・ジョンに違いない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC% …
西暦はなぜ広まったか?
そもそも一般的でなかった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9A%A6
西欧で一般化したのは15世紀以降のことであるという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3% …
ただし一般人がこれを使い始めたのは西欧においても16世紀に入ってからのことであり、それまでは様々な紀年法が併用されていた[1]。
西暦が普及した理由の一つに中国の歴史の発見があります。
中国の歴史が長すぎるので世界の歴史の開始より以前を割り振らないとならないという不都合があるそうだ。
(西洋の我々の文明が始まってから) マイナス○○年 というよう気持ち悪い表現
古代中国が様々なものを開発したのは皆が知る事実ですし、
→ 時代によるが、中世では全部アラブの発明という感じ、賢人=中東の人
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