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マズローとアルファーダの勉強をしているのですが、上手く理解できないことがあります。

質問1、
アルファーダは、「欲求には階層性がなく、マズローのピラミッドのように重なり合わない」と考えたのですよね?しかし、私の使用するテキストには、アルファーダの理論の特徴として、「高次の欲求が満たされず欲求不満の状態に陥ると、低次の欲求に戻って、再びその欲求を満たそうとする」と書いてあります。「階層性がない」と言っているのに、「欲求の間に高次・低次の違い」があるのですか?アルファーダの生存欲求・関係欲求・成長欲求の3つの欲求の中で、高次・低次があるのであれば、それは階層性があるということのような気がしてしまいます。この部分がどうも理解できません。
マズローの理論ならば、階層性があると言っているので、ピラミッドの一番下が低次で、ピラミッドの上が高次になると分かるのですが……。

質問2、
マズローは、「人は本来、外から指示されなくても、本能として旺盛な労働意欲を持つ」と考えているのですよね?マズロー理論を踏襲しているアルファーダも、マズローと同じように、「人は本来、外から指示されなくても、本能として旺盛な労働意欲を持つ」と考えている、としていいのでしょうか?

2つの質問申し訳ありません。
特に1の方をはっきりさせたいです。
ご教授頂ければ幸いです。

質問者からの補足コメント

  • 【人名間違えていました】アルファーダではなく、アルダーファでした。失礼しました。

      補足日時:2015/02/21 11:06

A 回答 (1件)

まず、質問1についてですがアルダーファは、マズローの欲求階層論をふまえて、修正し、3段階の欲求階層からなるERG理論を提唱していますので、階層性はないのではなく、むしろアルダーファの考え方の方がマズローより階層が複雑化されています。

マズローの欲求階層理論では、上位階層に向かって一方方向に段階的な流れで欲求が活性化されてきますが、ERG理論では、複数の階層を双方向からとらえ、欲求の活性化をさせていきます。
ちなみにアルダーファの理論は生存欲求・関係欲求・成長欲求の3つの欲求区分は重なりあわず、低次の欲求が満たさなければ高次の欲求は起こらないと考えられています。なので、ここがマズローの理論と大きな違いです。

2つめの質問ですが、人は本来怠け者であるというマグレガーの提唱に対して、人間性心理学の提唱者であるマズローは欲求階層説によって「人間は本来旺盛な労働意欲をもつ」と唱えましたが実証はされませんでした。そこで修正集約されたものがアルダーファのERG理論です。なので、踏襲した上で成立するものと考えてよいです。
ちなみに、補足となりますがのちにマグレガーは旧来の考え方をX理論、望ましい考え方をY理論として「働くことは人間の本性であり、条件次第で満足感の源になる」としています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
再び質問して申し訳ないのですが、
「低次の欲求」「高次の欲求」というのは別の言葉で表現すると何なのでしょうか…?

お礼日時:2015/02/23 17:24

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