能では、通常に立っている場面でも、僅かに腰を曲げ、脚も少し折っている、ように見えますが、なぜですか？

能を見ていて、気になったことがあります。
演者は、通常に立っている場面でも、まっすぐ直立してないようですね。
僅かに腰を曲げ、脚も少し折っている、ように見えます。
なぜ、曲げたりしている、のでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： merciusako 回答日時： 2015/06/07 12:58

余計な動きをそぎ落とし、必要最小限の動きで表現することが求められますから、移動に当たっては摺り足です。

身体の上下動がなく、まるで滑っているがごとく、「移動」という動きの究極です。

摺り足のためにはそのような姿勢でなければならないんですね。

この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
能は、演技の特色として
＜必要最小限の動きで表現することが求められますから＞
＜余計な動きをそぎ落とし＞
＜移動に当たっては摺り足＞
が必要なのですね。その
＜摺り足のため＞
膝などを曲げておかねばならないのですね。

お礼日時：2015/06/07 16:10

No.1 回答者： ふーさん 回答日時： 2015/06/07 12:46

膝を伸ばした状態だと、次の動作に移る時に膝を曲げるという動作が加わるので、演技という動きの中に一瞬の余白が生まれスムーズな動きとなりません

予め膝を曲げておけば、すれがスムーズな流れとなります。

あなたも、一度直立して足を一歩前に踏み出してみてください、必ず膝を曲げるという動作が加わるのがわかりますから、（膝を曲げないで足を出す事は可能ですが、曲げないと足は地面に着地しません）

この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
＜一瞬の余白が生まれ＞
ないように、
＜スムーズな動き＞
ができるように、
＜予め膝を曲げてお＞
のですね。

お礼日時：2015/06/07 16:00