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2台の漏電ブレーカーがほぼ同時に遮断することが何度も続き(同じトランスの系統)
絶縁測定を実施したところ、片方のモーター(C種接地)の絶縁不良が解りました。しかしもう片側の健全なモーターの漏電ブレーカーも遮断したことが理解できません。健全な側はインバーターで専用接地なので、C種接地と専用接地は接続するべきですか。
またインバーターのノイズフィルターか何か悪さしたのかよくわかりません。
どなたかご教授よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

接続される高圧トランスの結線(Y、Δ)、B接地点などの詳細が解りませんので、440V回路の中性点がB種接地と仮定します。


相順をA、B、C相と仮定する。
・A回路の漏電ブレーカー(ELB1)
・B回路の漏電ブレーカー(ELB2)
A回路のモーターのA相巻線で絶縁不良(A相完全地絡とする。)が発生すると
A相電圧は、対地電圧が254V→0V
B相電圧は、対地電圧が254V→440V
C相電圧は、対地電圧が254V→440V
中性点電圧は、対地電圧が0V→254V

当然、ELB1においては地絡電流が地絡点に流れる回路が形成されトリップします。
B回路は、インバーターのノイズフィルターが設置とのことで対地静電容量があります。
正常時は対地静電容量流れる充電電流も三相バランスして零になっていましたが、地絡時の対地電圧が変化したためにアンバランスによって地絡事故点に地絡電流がELB2を経由して供給されたためにELB2がトリップします。
※ 対地静電容量の多い機器は、電流設定値を再検討するのも一案です。

機器の接地の接続は、ELB同士はOKですが、MCCBとは感電災害危険がありますので禁止です。

以上 このようなこともある例を記載しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2015/06/14 14:00

簡単な回答になります。


電気の保安協会に連絡をしてください。
対応の仕方を教えてくれます。
最終的には、電気工事の専門店になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2015/06/22 05:28

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