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非接地配線方式について
教科書をみると「絶縁トランス(100V:100V)を用いた非接地配線方式は、一線地絡が生じても停電を起こさず電力は供給される」とありますが、書かれている内容がよく理解できません。(通常の片側接地(B接地)による地絡事故→漏電遮断機→電力停止は理解しています。)大変申し訳ないのですが、どなたか分かりやすく教えていただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

接地していない2次側で、片側の線が地絡(地面に落ちる)ても電流は流れませんね。

2本が繋がって電流が流れます。従って、地絡したほうが、アース側になり他のほうがプラスになる。と単純に考えると判りやすいと思いますが、如何でしょう。
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この回答へのお礼

返事が遅くなり大変申し訳ありません。
大変、理解しやすい説明ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/04 13:13

高圧から低圧に変換する変圧器の低圧側には高低圧混蝕による低圧側の電位上昇を150V以下(遮断の無い場合)に抑えて安全を確保するためにB種接地工事を行います。


・低圧側の中性点、一端をB種接地(直接接地に近い)を行うとある一相で漏電が発生すると閉回路が出来てしまい地絡電流が流れます。(保護装置があれば動作します。)

100V/100Vの絶縁トランスは低圧/低圧変換ですのでB種接地工事の必要がなく、2次側を接地しない(非接地が可能となります。)
非接地の場合には、一相で漏電が発生しても閉回路が出来ませんので地絡電流が流れません。
但し、配線恒長が長い、回路数が多くなると対地静電容量が多くなり、この静電容量により閉回路が出来てしまい地絡電流が流れます。

病院の手術室などでは患者に対しての安全性を考えて非接地として、漏電電流が流れないように手術室ごとに絶縁トランス、漏電検出装置も設置しています。(光商工株式会社製)
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この回答へのお礼

返事か遅くなり、大変申し訳ありません。
絶縁トランスによって停電を起こさないように病院などでは非接地回路が必要なのですね。だからアイソレーションモニタが必要になるということ。理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/04 13:19

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