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内線規定の漏電遮断器などの取り付け(1375-1-2)において、”高圧の電路に変圧器によって供給される300Vを超える低圧電路には、地絡を生じたとき自動的に電路を遮断する漏電遮断器を施設すること。”とあります。
ここで、質問なのですが、
(1).通常のビル等において、ここでいう漏電遮断器の設置箇所は、変圧器2次側(400V回路)の低圧配電盤ブレーカーのことと考えてよろしいのでしょうか?
(2).低圧配電盤より動力盤へ供給しますが、この場合の動力盤の主幹ブレーカーは、MCCB、ELCBどちらでしょうか?
(3).低圧配電盤にELCB、動力盤にMCCBとなった場合、動力負荷側(負荷側もMCCB)に敷設する接地線は、C種、ELCBアースのどちらとなるのでしょうか。
(4).(3)についてですか、当方では、C種は5Ω以下、ELCBアースは100Ω以下となっています。(ELCB回路の場合、C種を500Ω以下とできるとあるので。)負荷側にどちらを敷設するか迷っています。

どうか、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

#1です


1>技術基準は基本的にすべてに漏電遮断器をつけるとなっていて、MCBでいいのは緩和規定を適用しています。そのうちのひとつで、使用電圧300V以下の規定があります。よって使用電圧300V以上は漏電遮断器が必要となります。(たぶん解釈の40条だったと思います)
3>統合接地ですか難しいですね、接地に関しては十人十色なので答えではなく、私の考えを書きます。
B種低抵抗接地はまずやめ単独接地又は、抵抗接地とします。(漏電時地絡点電位上昇抑制)
ELB回路の接地は別の低抵抗接地(10Ω以下)があれば別接地
なければ現行ABCD種共用の同じ接地とする。
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1>地絡保護は変電所内では適用除外となるので、漏電遮断器は変電所等の場所から電気使用場所に出るところで必要になります。

よって低圧配電盤で考えて問題ありません。
2>低圧配電盤で地絡保護をしているので、地絡保護は法的には必要ありません。低圧配電盤と動力盤両方につけて感度で協調を取るところもあります。
3>誤動作を避けるため、MCBアースとは別にした方が良いと思います。C種はすべてELB回路ではないですか?
4>500Ω以下とは緩和規定なので、安全上の観点から通常C種をお勧めします。

この回答への補足

遅れて申し訳ありません。追加で教えていただきたいのですが、
1>で、なぜ400V回路にはELBが必要なのでしょうか。
3>ですが、負荷側のMCB、ELBにかかわらずC種をMCB、ELBに兼用するのでしょうか?
当方では、非常にややこしいことに、A、B、C、D種共用で5Ω以下(実際は1Ω程度)としています。
C種を採用すると、おのずとD種(MCB)とC種(400Vなので低圧配電盤はELB)の兼用となります。
どうか、明確な回答をお願いします。

補足日時:2005/09/20 08:47
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