都道府県穴埋めゲーム

こんにちは。

飲食業を経営する者ですが、次亜塩素酸ナトリウムを使った殺菌に関して疑問があってこちらにご質問させて頂きました。

というのは、次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力は、一旦希釈すると有機物との反応や紫外線などによって低下するという話を聞いたからです。

ところが、それに関してちょっと疑問が…。

というのは、希釈後にスプレーに入れて数日したものでも、独特のハイター臭さはすると思うのです。

で、ふと「こんなに臭いがするのに本当に殺菌力はないのだろうか」と。

臭いがありながら、殺菌力がないということに関し、自分で考えてみてひねり出した理由は、

1. あの臭いは次亜塩素酸ナトリウムのものではない、ということ?

2. 次亜塩素酸ナトリウム自体は存在するけれども、有効濃度が希釈時よりも下がってるので、狙った効果が得られないということ?

・・・そんなところですが、想像の域をでません。
それとも、自分の思いつかない別の理由があるのでしょうか??

ネット検索してもなかなか狙った回答に当たらないため、こちらに質問させて頂きました。
どなたかご存知の方、教えて頂けると有り難いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>一旦希釈すると有機物との反応や紫外線などによって低下するという


これは違います。
希釈してもしなくても有機物や日光で減損していきます。

例えば、次亜塩素酸原液を1万円札、殺菌するという行動を
昼ご飯を食べに行くと置き換えます。
1万円札は使いにくいので1000円札に分けます。
(これが希釈)
1000円を持って出ていく訳ですが、歩いているとタバコが
かわいて420円でタバコを買います。(これが減損)
すると、所持金が580円になって、目的のスペシャルランチ
800円は(まな板の除菌)食べられなくなり、仕方なく
500円のサービスランチ(食器の除菌)にします。

上記のように、減損は所持金が1000円でも10000円でも
同じように起こりますが、1000円の方が影響が大きいだけです。
また、上記のように有機物や紫外線により次亜塩素酸は薄くなり
ますので、残存濃度によって使える場所が限定されてきます。
たとえば、タバコを2箱買う(日中に1日放置する)と所持金は
ほぼ無くなり(残留塩素がほぼ0)になり、昼ご飯が食べられ
なく(殺菌剤として使えなく)なります。


1. あの臭いは次亜塩素酸ナトリウムのものではない、ということ?
正確には次亜塩素酸が分解して発生する塩素の臭いです。
臭いがする限り、ある程度の次亜塩素酸は残っています。

2. 次亜塩素酸ナトリウム自体は存在するけれども、有効濃度が希釈時よりも下がってるので、狙った効果が得られないということ?
そういう事です。
用途によって次亜塩素酸の必要量が異なります。
少しくらい薄いのであれば2倍の時間を漬けるというような
対応も可能です。
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この回答へのお礼

解決しました

なるほど、そういうことでしたか!! 
疑問がとけて心がスッキリです ^_^

具体的な比喩を用いて丁寧にご解説いただき、有り難うございました!
感謝です!!

お礼日時:2015/06/22 12:08

#1のお答えが全てです。

次亜塩素酸ナトリウムは塩素とアルカリ(普通は水酸化ナトリウム)から合成し、面倒なので副生する食塩と混ざった儘で使います。
#1のお答え通りあの臭いは塩素ガスです、「混ぜるな危険」は酸と次亜塩素酸ナトリウムが混ざると、逆反応が生じて塩素が発生するからです、地方により異なりますが、東京下町の水道水はやたらに塩素臭が強いのです。天然水が多い地方、例えば松本などは天然水を濾過するだけで上水として使います。私などは元研究者なので、かなり塩素濃度が高くても気にせず使いました、なぜなら幾ら頑張っても塩素量は試薬瓶の中の次亜塩素酸ナトリウムの量を超えることは出来ず、その程度では致死量から遠いのです、さらに実験室や換気の良い空間では塩素は直ぐに希釈されてしまうからです。問題は塩素分子の比重が空気に比して大きいため、閉鎖空間のさらに穴の中のような場所には塩素ガスが溜り、そこに頭などを突っ込むと重篤な障害を起こし、失神などするとそのまま死ぬのです。風呂桶は特に危険です、深くて狭いから。なおプールの「カルキ臭」も塩素です。ただ私はこれを疑いました、もう引退したので試すことは出来ませんが、元々の専門は酸化、特に酸素分子による酸化ですので、塩素が酸素を酸化しオゾンを生じている可能性があると考えたのです、酸素を放電場に置いてオゾンを作るとカルキ臭がするのです、みんなはそれをオゾン臭と呼びますが、「犬なみ」の嗅覚を持って居いた私は両者に差がないと感じました、塩素を含まない環境でカルキ臭がするのはバカバカしい、そこで逆に塩素がオゾンを生ずると考えました、オゾンも強力な酸化剤で嬉しいことにあとに塩素の化合物を残さないので、上水滅菌用にオゾンを使っている自治体や企業もあるのです。脱線しましたが、一つだけ加えると、次亜塩素酸ナトリウム溶液を希釈した状態で保存すると不純物と反応し「無効」になることがあるので、出来れば濃いまま保存し使用前に薄めて下さい。
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この回答へのお礼

解決しました

有り難うございます!

濃いまま保存の補足をはじめとした周辺事項の解説、非常に勉強になるともに助かります。
感謝です!!

お礼日時:2015/06/22 12:12

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