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ゴルフに関して初めて質問しますが、私はゴルフをほとんどプレイしたことがない者です。
お手柔らかにお願いします。

私は子供の頃 あした天気になあれ をある程度読み、OKというものが当たり前のように「ルール上」あるものだと思っていました。主人公の太陽が、公式戦で何度もOKしたりされたりしていますね。まあ、読んだことない方のご回答でも歓迎致します。

それから数十年、「ゴルフの正式なルールでは、OKなんてない」という噂を、なんとなく聞きかじっていました。それも正確ではないようですね。この度改めてルールを見ると、OKは「コンシード」と言うのですか? 初めてこの言葉を知りました。そして、マッチプレーでは、プロでも、コンシードは正式に存在する、と。
ストロークプレーでは、コンシードやOKは、やはり存在しないのでしょうか? まるっきり? それともいつからか、ルール改正がありました?

まず、■あした天気になあれの連載の頃(20年以上前)は、プロのストロークプレーでも、OKが普通に存在していましたか?
つい最近、改めて全巻読み返しましたが、「現在は相当ルールが変わっている、と注意して読まなければ、私が実際にゴルフを始めた時に、恥をかくのかな」 と危惧を覚えます。

私は、年間に10回くらい、テレビでゴルフを観戦しますが、確かにプロでOKは見たことがありません。ワングリップ(約15センチ)以下でも、必ずパットしているように思います。
■アマ、普通に会社のコンペや接待で行っている世界では、ストロークプレーのOKは未だに当たり前に存在しているのでしょうか?
私がゴルフ場デビューした時、相手にOKをしてあげないと、恥をかくことになりますか?
それとも、「OKなんてしなくて良い。OK強要は、古き悪しき慣習だ。」ということでしょうか?

また、■今回私が初めて知ったコンシードというのは、厳密に言うとOKとは別の意味で使われている用語でしょうか?
「それ、コンシードです」というのは、全く聞く機会がありませんが、言う人多いですか? 少なくとも、「コンシード」という言葉と意味を知っているのが、ゴルフをしている人の常識ですか?


さて、ルールを調べていると、
日本ゴルフ協会 のFAQ
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/decisions/ru …
に行き当たりました。
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ケーススタディ 3-2/1
ストロークプレーで、OKして払いのけられた球をリプレースしなかった場合
質問:ストロークプレーで、競技者が同伴競技者の短いパットをコンシードしてクラブで球を払い除けたところ、同伴競技者はその球を拾い上げてしまい、規則18-4により求められているリプレースをせずに次のティーインググラウンドからプレーした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:その同伴競技者は競技失格となる……規則3-2参照。
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これが質問の本丸です。私は、ゴルフのルールというのは、「ずるをしない」という気持ちでプレーしていれば大体直感的に理解できるものだと思っていました。
しかし、
OKされる側 A (3-2/1中の、同伴競技者)の球がある地点 C において、
近くにいた、OKする人 B (3-2/1中の、競技者)が「コンシードしてクラブで球を払い除けた」
ということは、
Aには、Bが打ち終わった後、C地点にリプレースする義務はないのではないでしょうか?
「これ、OKだよ」と言われて自分の球をBから打ち返されたAの気持ちに立てば、その球を拾い上げて、そのホールはホールアウトしたものと思い(もちろん1打加えます)次のホールに向かうのが自然、と素人ながら思ってしまいます。
Q&Aの「その同伴競技者は競技失格となる……規則3-2参照。」とは、何を意味しているのでしょうか?
Bが打った後にAがリプレースしたら、「さっき、OKって言うたやろが!」と怒られませんか?

これはとどのつまり、「公式ルールでやるか、アマのローカル『ルール』でやるかによる」、ということなのでしょうか。「OKされて払いのけられても、それは、『もう打たなくて良い』という意味ではありません」 ということを 3-2/1は教えてくれているのですか?

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ケーススタディ 2-4/1
コンシードした相手の球を叩いて除けたところ、偶然にホールに入る
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などでは、「コンシードした時点で相手はそのホールを終わったことになる。」と記されています。
ということは、「規則18-4により求められているリプレースをせずに次のティーインググラウンドからプレー」→「競技失格」 というのは、矛盾しているように感じます。
「競技者が同伴競技者の短いパットをコンシードして」と書いてある部分から、既に、「このコンシードはコンシードとして成立していない」という罠がしかけられているのでしょうか。もしそうだとしたら、何かのコンペに出る時に、「こういう罠にも気を付けなければならないのか」と怖くなります。

ちなみに、
規則18-4 というのは、
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 同伴競技者またはそのキャディーや携帯品が競技者の球を動かしたり、球に触れたり、球の動く原因となっても罰はない。球が動かされたときは、その球はリプレースされなければならない。
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のことです。
私が、
規則3 ストロークプレー
規則2 マッチプレー
を並べているから話を混同しているのですか?
つまり、■3-2/1 は、「ストロークプレーではコンシードなんてない! 「コンシードする」という言葉は信じるな」ということを強調している、ということですか?

質問者からの補足コメント

  • HAPPY

    皆さん、何か「これはぜひ読んでみると良い」というゴルフ漫画はありますか?
    それとも、「ゴルフ漫画はけっこうウソとか過剰な演出(大大げさ)が多いから、読んでもためになることないし自分は興味ない」 ですか?
    あした天気になあれ ももちろん、んなアホな、というスーパーショットが満載(プロゴルファー猿よりはマシ)だし、んなアホな、というテレビゲーム並みのお化けコースもあるし、オナーなのかオーナーなのか表記が揺れていて「あれ? 監修について、信用してはいけない?」と思うシーンもありますが、
    何か、ゴルフをしている皆さんが「これははまった!」というものがあれば、教えていただきたいと思います。ゲームならみんなのゴルフはリアルですか? 昔、PCの遥かなるオーガスタにはまりました。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/06/28 04:45

A 回答 (3件)

ゴルフ規則には、マッチプレーとストロークプレーとに共通の部分と、それぞれ全く異なる部分とがあります。


「コンシード」は正に「全く異なる部分」の典型的なもので、マッチプレーにだけあって、ストロークプレーにはありません。

規則2-4に規定されるように、コンシードには次の3種類があります。
①そのマッチ(試合)を相手の勝ちと認める降参宣言
②そのホールを相手の勝ちと認める降参宣言
③相手の次のストロークでカップに入ったものと認めるコンシード

ルールには「コンシード」という用語を使えとは書いてないので、特に③の場合には「その球、コンシードします」と正式に言う人は少数派で、普通は「それOKです」といった言い方が多いでしょう。(無言で相手のカップ近くの球を拾い上げても、コンシードしたとみなされます)
一般のゴルファーがプレーするのはほとんどストロークプレーですので、本来は一切コンシードはありませんが、30cm程度のパットが残った場合に、上記の③と同様に「次のパットでカップインしたことと認める」とするのが所謂「OK」です。当然、OKは『仲間内ルール』でしかなく、倶楽部の月例杯などの正式競技では決して認められません。

OKは短いパットに対してのみですが、③のコンシードはフェアウェイにある球に対して適用することもあり得ます。(ホールの途中のフェアウェイでコンシードする時には②のコンシードのほうが普通です)

裁定集から引用されている裁定3-2/1の「競技者が同伴競技者の短いパットをコンシードして」の文章は少し言葉が足りません。本来は「競技者が(ストロークプレーではコンシードができないことを知らずに間違って)同伴競技者の短いパットをコンシードしてしまった」というように書かれるべきものです。
同伴競技者によって動かされた球は規則18-4に基づき元の場所にリプレースしてプレーを続けなければなりませんが、このケースではプレーヤーはリプレースすることなく球を拾い上げたままカップインさせずに、次のホールに進んでいったため、ホールアウト不履行となり、規則3-2が発動されて競技失格となってしまいます。

これに対し裁定2-4/1は、マッチプレーでは一旦③のコンシードがされた瞬間に、球は+1打でカップインしたこととなり、その球はあたかもそこにはもう「存在していない」といった取扱いになることを示しています。従って、コンシードされて横にどかされた球がカップインしようが、池にはまろうが、OBに転がっていってしまっても一切関係ないのです。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私が質問の前提としていた、あした天気になあれ を全58巻急いで要所要所確認したところ、私が重大な思い違い・思い込みをしていたことがわかりました。#1のお礼欄に詳述しておきます。あした天気になあれの劇中(20年以上前)でも、ストロークプレーでOKしたシーンはありませんでした。お礼が遅くなり申し訳ありません。

質問が長文だったにも拘わらず、一つ一つ丁寧に拾ってくださってありがとうございました。
特に、コンシードとOKの関係、とても丁寧に説明してくださって、感謝しております。はっきり理解できました。

裁定集が少し言葉が足らずだ、と言ってくださって、私も少し心救われた気分です。
  間違って同伴競技者に「コンシードしてしまい」ボールも動かしてしまう
  動かされた方の同伴競技者も気付かずに、ホールアウトしたと思いこんでしまう
ということが現実にあるから、例示してあるのですね。そのホール失格=その競技失格、となる(取り返せない)というのは、厳しいんだな、きちんとわかっておかないといけないな、と思いました。

また何度も漫画を引き合いに出して恐縮ですが、
東洋マッチプレー選手権の決勝、最終ホール、という場面(あした天気になあれ38巻)で、疋田プロというズルばかりする人が、「わざと、OKという声を他の人間からかけさせて、太陽に、球を拾うように仕向ける」 という罠が描かれています。例え相手からOKだと言われても(それがマッチプレーであっても)ホールアウトしたかどうか、球を拾って良いかどうかは、あくまでも自分の責任で自分の頭で判断しないといけない、さもないと失格になる(もしくは罰打を喰らう)という教訓ですね。
お陰様で勉強になりましたし、ゴルフへの興味が増しました。

お礼日時:2015/06/28 04:42

風の大地を是非! 多くのプロを育てた、坂田信弘の原作。

多少、哲学的なのと、展開がゆっくり過ぎるきらいはありますが、内容は、トッププロの考える、技術、駆け引き、メンタルコントロールそのもの。多くのメジャー取材から得られる雰囲気は、本物のゴルフの世界を感じることができます。主人公の沖田は、トッププロを含め、全てのゴルファーが成し得ない、理想としての人物として描かれており、奇をてらった、漫画的なショットは出ませんが、最近のマキロイや、スピースなど、超人的な若手ゴルファーに、その強さの共通点を見ることができます。
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この回答へのお礼

風の大地
ぜひ読んで見ます。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/06/29 07:41

ストロークプレーに、OKはありません。

プロでも、アマでも同じです。理由は簡単です。同伴競技者以外も含めて、全員で合計ストローク数により競技をしているわけですから、OKによって有利不利になることを、同伴競技者だけが決めるなんて、論理的に出来なないからです。これを認めたら、同伴競技者を優勝させたいために、難しいパットを全部コンシードしてしまえば、その人は圧倒的に有利になりナンセンスですね。ローカルコンペや、プライベートラウンドでは、進行上の問題で、OKパットを認める悪しき習慣がありますが、まともなゴルファーなら、カップインするのが当たり前です。

同様の理由で、マッチプレーでは、コンシードがあるのはわかりますね。同伴競技者(マッチの相手)のみと戦っているので、その人が、そのプレーはもうやらなくても、カップに入ったとみなしてもいいと言えば、他の人に影響を及ぼさずにみなしプレーを認めてもフェアだからです。

3-2/1は、その通りです。人が動かしたら、リプレースしてプレーしなさいという、18-4 のケーススタディです。ケーススタディというのは、メッセージや、強調しているわけではなく、めったに起きないことや、逆によくおきることなどを、ルールに照らすとどうなるか?を示すことによって、規則適用の理解を深めようとしているのですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私が質問の前提としていた、あした天気になあれ を全58巻急いで要所要所確認したところ、私が重大な思い違い・思い込みをしていたことがわかりました。お礼が遅くなり申し訳ありません。

太陽がプロになる前から、牛島さんという先輩に、「OKはありません。」ということを以下のようにきつく教わっています。
牛島:「お友だち」同士がお遊びでラウンドしてるんじゃないんだぜ
太陽:だって いま牛島さんがOKって
牛島:OK球ほどの距離だからお先にいれなさいという意味でいったんだ。研修会の公式競技にOK球なぞあるわけがないだろうがアホンダラ‼

ただ同じ7巻と、後の27巻で、OKについての欄外解説があって、ここでは「ストロークプレーでは・・・」という言及が抜けています。これが私の誤解の、一つの原因でした。

さらに、27巻~38巻で 東洋マッチプレー選手権 という架空の大会が行われ、OKするか、わざとOKしないか、駆け引きが強調されて出てきます。
全てを漫画のせいにするわけではありませんが、ラウンドしたことのない私にとって、「OKはマッチプレーだけのもの」という知識は、欠けていました。素人の経験不足をお許しください。

言われてみれば、おっしゃる通り、
「同伴競技者以外も含めて、全員で競技をしている」わけですね。
私は漫画から入ったゴルフ好きなので、同じ組 にしか視点が向いていなかったですけど、
他の組にも目を向ければ、確かにストロークプレーのOKがおかしいことに気付かないといけませんでした。

それにしても、協会のルール(ケーススタディ含む)を「矛盾しているのでは?」と思ってしまう自分の読解力の無さが情けなくなりました。お陰様ですっきり致しました。
知恵袋の方では「出直して来い」みたいな回答者さんもいらっしゃったので、正直、ゴルフ始めるのが怖いな、とも思っていたのですが(私は、10年以上前に打ちっ放しをちょっとやった程度、あとハーフラウンドが一度あるだけです)、お二人がとても紳士なご対応かつ懇切丁寧だったので、逆にとても、ゴルフに対して興味を増しました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/28 04:20

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