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植物から酵母液を作りそれを純粋分離して酵母を分離しようと思ったのですが、3つ中2つが分離できたのが細菌になってしまいました。
酵母が分離できなかった2つの植物はスーパーで買ったもので、分離できたのが道端に生えている植物でした。
なぜ2つの植物の酵母が分離できなかったのか考える事になったのですが、それらしい答えが見つけられません…。
私はスーパーで売られてる市販のものなので農薬が関係しているのではないかと思ったのですが、先生から農薬が関係しているのなら細菌すら出ないはずだと言われました。
あとは実験がヘタだったのかなとも思っています。
何かわかる方ヒントや考えなど教えてください!
よろしくお願いします!!

A 回答 (2件)

酵母はどのような環境にもいるとは限りませんし、いたとしても分離の条件が悪ければ、取得できないこともあります。


ヒトの皮膚にも酵母はいますが、菌数の少ない人もいますし多い人もいます。植物でも同様です。条件によっては全く酵母はいないでしょう。

スーパーの野菜では、もともと植物にはついていなかった菌がたくさんいる可能性も高いです(酵母も実はついていたが既に死滅している可能性もあります)。
ともかく。スーパーの野菜は洗ったり低温に曝されたりまた人が触ったり輸送前後での他の場所の菌がついたりするのでいろんなファクターが多いように思います。
収穫時の微生物を取得されたいならやはり、収穫後すぐのものが望ましいです。新鮮な葉や花が良いです。腐敗が始まりそうな組織や土に触れるような部位は特に細菌が多いと思います。

基本的に、植物は土壌細菌を生育に必要としますので、農薬散布が原因で細菌や酵母が出ないというのは考えにくいです。細菌が出にくいとすれば、収穫後にしつこく洗ったりするような場合と思います。農薬と酵母の関係は分かりませんが…。野菜は良く洗ってあったら酵母が洗い流されているかもしれませんね。

またはじめの培養条件に関しまして。
初めの分離の時点で細菌に効くが酵母には効きにくい抗生物質を培地に混ぜておくと、細菌の生育を抑えて酵母を優先的に取得できます。
可能であれば、酵母単離培地にアンピシリン等の抗生物質を混ぜておいてください。
細菌があまりに増えすぎるような培養条件ですと、わずかに酵母がいたとしても負けてしまいます。
あるいは、まず菌液を作るのではなく、固形培地に直接植物組織を塗布する方法でも複数種の細菌や酵母のコロニーの分離がしやすいかもしれません。

さらに、余計な心配かもしれませんが、非常に有害な微生物を単離してしまわれると大変危険ですので取扱い等にご注意ください。

思いついたことを雑然と書いてしまいすみませんがご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとう

詳しく教えていただきありがとうございます!
スーパーで買ったものなのに流通のことを見落としてました…
参考になりました!

お礼日時:2015/11/30 08:28

細菌と酵母では性質が異なります。

酵母に効いて細菌に効かない農薬があるかもしれません。日本で使われている農薬の微生物に対する薬効を片っ端から調べてみてはどうでしょうか。こちらの方が興味ありますね。面白いテーマです。

本当に酵母はいないのか?。
野菜を砕いてから分離を試みる。
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この回答へのお礼

ありがとう

やはり農薬もいろいろあるだろうからその可能性も残っているのですかね?
調べてみようと思います。
ありがとうございます!

お礼日時:2015/11/11 10:39

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