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現在ゲノム編集を生殖目的に使われることは倫理的問題によって自粛する声明が発表されていますが、エイズなどの治療の臨床応用の場ではゲノム編集の技術が使われています。治療などで使われているゲノム編集は次世代に影響を及ぼさないのですか。理由も含めて教えていただけると嬉しいです
。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

編集した内容と言うか、治療した場所によります



遺伝されるのは結局精子もしくは卵子に含まれた遺伝子のみで、他の体細胞の内容は遺伝しません
例として提示されているHIVの治療であれば、人間の細胞に書き込まれたエイズウィルスの遺伝子を切断し除去する治療です
ですから、そもそも遺伝するような内容ではありません
また骨髄移植による治療は実用化されておりますが、血液を作る細胞を入れ替える事になる為血液型が変わる事があります
しかし当然ですが精子や卵子を生み出す細胞は別であるため、変わった血液型が遺伝する事はありません
これは対象者の造血細胞を取り出して、ゲノム編集を加えた後戻したとしても同じ事です

この様に卵子や精子自体に影響を及ぼす治療で無い限り、伝達は致しません
逆に言えば、卵子や精子に影響を与えるゲノム編集を行えば、遺伝する可能性がある事になります
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こんにちは。



>治療などで使われているゲノム編集は次世代に影響を及ぼさないのですか。

これは「現在はまだわからない」というのが答えになるんじゃないかなと思いますね。後世代になって統計学的に無視できない数の問題例が上がってきて初めて検討が可能になるのでは・・と考えます。

↓のNatureの要約が参考になるかもしれません。

http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v12/n6/% …
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No.1です


No.2の方が紹介されている記事を読みましたが、それは胚及び生殖細胞に関する話です

"この種の研究の倫理性や安全性については大きな懸念が持たれている。また、こうした研究が、生殖細胞ではなく体細胞にゲノム編集技術を使って行われる重要な研究にまで、マイナスの影響を及ぼしかねないと危惧する声もある。"
上記はその記事からの引用ですが、No.2の方が書かれている内容は正しくこの危惧されている内容であって、
紹介されている記事は体細胞にゲノム編集を行うケースではありません

また統計的に調べる必要性は無く、遺伝子治療を行った患者の生殖細胞か子供の細胞を調べればゲノム編集した遺伝子が混じっているはずですから調べようと思えばさほど難しい話ではありません
これは実際に遺伝子操作を行っていない作物に遺伝子操作が行われた作物の遺伝子が混入していないか調べるのに使われている技術です
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