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靖国神社から見た日本の歴史について知りたいです。
大まかな内容と参考文献等があれば教えていただきたいです。

A 回答 (5件)

靖国神社とはどういう神社か知ってますか?


天皇の与党の軍人を祭っています。
西郷隆盛は明治維新には大なる功績がありましたが、西南戦争にて天皇の軍隊と戦いましたので、靖国に祭られていません。
東条英機は靖国に合祀されています。神社の当事者は東条は天皇の与党と判断したのでしょうが、大多数の国民に塗炭の苦しみを与えた張本人の一人でした。
靖国から歴史を評価する、と言うことは、天皇史観であり、国民の側に立った歴史は叙述されない、ということです。
靖国はたたき潰すべきですね。
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靖国神社からみた日本の歴史、と言われると答え辛いです。


ただ、日本の歴史の中で靖国神社がどういう立ち位置にあるか、ならば回答可能です。
なので「靖国神社がどういったものか?」「靖国神社を歴史的にどう捉えるべきか?」という形で回答したいと思います。そういうわけで、質問はそうじゃない、と思われたら、以下は読まれる必要はありません。

「靖国神社はどういったものか?」
日本の内乱(戊辰戦争)における戦死者を弔う神社として建立されました。
そこから転じて、近代戦争における戦死者を祀る神社となります。カバーしている部分はかなりアバウトなので、戊辰戦争の戦死者しか認めないとか、そういったことはありません。そして戦死者を祀る神社なので御神体は、なんと名簿です(普通は鏡とか石)。戦死された方の名前が全て書かれた名簿が御神体となっています。
戦死者の名簿が御神体になるくらいですから、結論としては靖国神社は「戦死者を祀る神社」としか言いようがありません。神体が名簿だけに、特定の神様もいません。

「靖国神社を歴史的にどう捉えるべきか?」
勝手な推測になるかもしれませんが、戊辰戦争より太平洋戦争などの近代戦争に関わる歴史観に注目されてると推測しますので、そちらで話します。
基本的に近代戦争における戦死者は、例外を除き全て靖国神社に祀られています。宗教による区分けはなく、とにかく祀りました。当時日本では仏教もメジャーでしたから、靖国で祀られて、葬式はお坊さんが来る、などという多神教ぶりを当時から日本は発揮していました。
その後問題なく、今日まで死者を悼む神社としてあるはずでしたが、問題が起こります。
1960年に朝日新聞がアジア各国(主に中国)を焚き付けます。曰く「中国人を殺した日本兵を悼むのは、中国をバカにしている」と、まあ、要約すると、こんな感じです。
中国はとりあえず日本を責めました。
本来ならば日本は「バカいうな、日本の為に戦った者を祀っているだけだ、文句言うな」で済んだ話だったのですが、おかしなことが起こります。日本が中国に対して謝罪を行い、いくつか譲歩を行ったのです。
こうなると、靖国で死者を祀る、という行為は、中国人にとって中国人をバカにしているという「感情論」から実利を伴う「外交カード」になります。そして実利の伴う外交カードになるならば、実利の伴う限りカードとして永遠に使ってきます。そうして靖国問題は現在に至ります。つまり、靖国の歴史とは、戦死者を祀る神社として生まれ、現在も同じ役目を背負いつつも、外交カードとして利用されている状態、といえば、ある程度分かりやすいのではないでしょうか。

最後に、文献と言われていましたが、靖国神社の成り立ちを知るには、単純にwikiと靖国神社のホームページが公平で良いと思います。中国との問題を知るなら、複数の本を読む必要があるかもしれませんので、明言は避けておきます。

捕捉①「靖国問題解決できるのかな?」
外交カードとして有効である、それが判明したため中国は永続的に外交カードとして使うべくイチャモンをつけてきます。
「A級戦犯が合祀されている、それが問題なんだ」と言っていますが、当然ながら外交カードとして判明したのちに発覚した問題なので、もしA級戦犯を靖国から除きます、などと日本が言ったら、当然B級戦犯……などという風にやり口を切り替えてくると考えます。これまで数多くの問題が発生していますが、この問題は解決するには中国が「靖国のことで日本を責めても得にならない」と思わせなくてはなりません。ちなみに中国自身は靖国のことで怒っておりません。なにしろ1960年以前はそんなものがあることなど知らず、現在においてもほとんどの中国人は靖国神社のことなど知りません。知らないものに腹を立てることはできず、一部の政治家が外交利用しているだけのようです。

捕捉②「No.2の愛の言葉さんに対しての反論」
①「不平等な神社は、存在していけない」について
 戦死者を祀る、という行為において完全な平等は、恐らく不可能です。漏れもあれば、明確に区別できないこともありますので。また200年以上前のことを持ち出し西郷隆盛たちが祀られていないから意味がない、と切り捨てるのも性急でしょう。私は国の為に戦った方々を悼むことに抵抗はありません。彼らのためにどうしても祈りたいならば、彼らが祀られている神社も一緒にいけば良いでしょう。

②「勝手しほうだい」について
 恐らく、勝手に国が神道で戦死者を弔うな、と言いたいのでしょうが、国には国の為に戦死した人を弔う義務があります。さすがに「それぞれの家で勝手に葬式しといて」とも言えません。まして戦死した人全員に対して、個人の宗教に合わせ葬式を出すことなど、できるはずがありません。私は靖国に戦死者を弔うことは国の責任の一部だと考えます。

③「戦犯も祀られており、天皇が参拝しないのも道理」について
 確かに戦犯が祀られているから参拝しない、という内容のことを昭和天皇は手記で遺されていますが、「戦犯がいる神社なんて参拝しないっ! 私怒ってるんだからね」という意味ではありません。何しろ国の為に戦った人がほとんどなのですから、戦犯がいようといまいと天皇陛下は参拝されます。なのになぜ、いま天皇陛下が参拝しないかというと、朝日新聞をきっかけに戦犯の合祀が注目され靖国が外交問題になってしまったからです。外交問題になる場所へ、天皇陛下はいくことができません。だから参拝できぬ、と手記が遺っているのです。愛の言葉さんは意見を言われるのは良いと思いますが、ある程度知っておかないと、単なる中傷になりかねないと思います。

④「神社と呼んで良いのでしょうかと考察いたします」について
 日本には記録されているだけで8万程度神社がありますが、祀る対象は祟神などであっても全て神社です。靖国神社の場合、戦死された方々を英霊(神)として祀っているので、神社と呼ぶのが普通かと。どのような考察をしたかは不明ですが、個人的な考察より一般的な知識に基づく考察の方がよかろうかと。

長々と失礼しました。少しでも理解が深まったのなら幸いです。
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以下は参考までに。



「神社」が戦死者を祀ると仏教をバカにすることになるとは知りませんでした。

日本古来でないからどーのこーのという理屈についてですが、そもそも日本は「古来」から業績の有る人や先祖を、神として祀る文化がありました。
死語すぐに祀られる事も多かったわけですが、その方は祀られた直後は神ではなかったのでしょうか。
だとしたら、何年後に神となるのでしょうか。

日露戦争の英雄である東郷平八郎を祀る神社もありますが、それも仏教にケンカを売っているのでしょうか。
(彼は戦死ではないので靖国神社にはいませんが)



神社本庁についてですが、「古来」の神を祭る神社の集団であるに過ぎません。
それらに、他者が神社であるか否かの認定をする権限はありません。

そもそも、日本の神道に明確な教義や理念はありません。
極論すれば「カミ」という概念だけで成立している信仰です。



「公平」とやらについてですが、祀りたいと思う者が祀りたい神を祭ると他の神への不公平になるなら、全ての神社は不公平です。

白旗神社は源頼朝を祀っています。
日光東照宮は徳川家康を祀っています。
それらは、平氏や豊臣家への不公平になるのでしょうか。
「靖国史観について」の回答画像3
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ご質問読ませていただきました。



正直、私は靖国神社は好きではありません、故にこの神社に関する本を買うなど、ありえませんが、私の知る範囲でお答えします。

まず、神社本庁には属していない靖国神社、つまり、日本古来の神々が祀られた神社ではありません。

祀られている方も、矛盾が多い。

戊辰戦争・明治維新の官軍の参加者で新政府軍側のみ対象者である。
彰義隊や新撰組や旧幕府軍や奥羽越列藩同盟軍の戦死者は対象外です。
西南戦争は新政府軍側のみ、西郷隆盛ら薩摩軍は対象外です。

要する、この明治維新の時代、官軍のみ祀られている 。つまり、ほぼ長州藩、若干薩摩藩の専用の神社で、あまりに不平等です。

日本の国において、不平等な神社は、存在していけないと考えます。

私の先祖もお願いもしていないのに、御霊はここにあると言う、誠に勝手しほうだい。本来は先祖が眠るお墓で、子孫が供養するのが、普通なことです。わざわざ、靖国神社で、御霊を祀っておらいたくない、迷惑な話です。

仏教徒を馬鹿にしています。

戦犯も祀られており、天皇が参拝しないのも道理。

はたして、こようなお社を、「神社」と呼んで良いのでしょうかと考察いたします。

以上、参考まで。
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靖国史観=靖国神社から見た日本の歴史 ではない。



「靖国史観」とは、いわゆるサヨクが
戦前戦中の日本=軍の独裁で自由のない時代だった
という嘘を広める為に、その象徴として靖国神社の名前を使ったものに過ぎない。

本当に軍部の独裁が行われていたら、戦前に何度も内閣が交代しないし、東条英機が議会の反対で辞職することなどありえない。

靖国神社自体は、単なる神社なのでそこから見た歴史に意味があるとも思えない。
「靖国史観について」の回答画像1
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