プロが教えるわが家の防犯対策術!

ゴルフの全く素人です。日本にいた時は面白いように勝っていたのにアメリカのツアーではさっぱりですね。どこが通用しないのですか?

A 回答 (3件)

確かにツアーのレベル差では説明できないぐらい、石川遼は日本で強く、アメリカで弱い。

松山がアメリカで常に上位にいるからといっても、日本で石川のように勝てるわけでわない。アダム・スコットも、ババ・ワトソンも、やはりスポット参加では日本で勝てない。これらから考えると、石川遼のゴルフは、日本のツアーセッティングが創りだした、インチキヒーローだということがわかります。

① ドライバーをマンブリで距離を出す。でも曲がるハイリスクな攻め。
② ミドル以上アイアンはさほどうまくない。プレッシャー下では①の影響で縦の距離があわない。
③ アプローチは上手い。パットも上手い。

この選手を、日本ツアーは、石川遼の距離に合わせてFWを広げ、ラフを刈り、①のリスクをかけて仮に失敗しても火傷しない設定を続けたわけです。彼以外の距離の人にはさほどメリットなく、彼と同じ飛距離の若手は、同じメリットを受けました。つまり、ノーリスク、ハイリターンのセッティングで、ニセのヒーローを作ったのです。マンブリして、距離を稼ぐ。OB以外ならウエッジで打てる。①も②も、悪スコアにならない。③はうまいので、それだけで勝てるように仕立てたのですね。これは、かつての石川遼は、メジャーセッティング(JGTOの力が通じない)の公式戦では、ほとんど上位に行けなかったことで明らかです。

米国ツアーは、当然ながらフェアセッティング。ハイリスク・ハイリターンか、ミドルリスク・ミドルリターン。攻めと、守りを明確にするゴルフが必要です。もともと、①のマン振りは精度がなく、マン振りないと距離がない。アメリカで無理すれば無理するほど球は曲がる。かといって、レイアップやドライバー以外の距離からたたかうだけの粘りもない・・・・中、ハイリスクを選ぶと、ラフ、ハザード、OBで大叩き。守りのゴルフは、そもそもやったことがないので、やはりスコアがでない。結果、4日のうち、1日は噛み合って爆発スコアが出るも、1、2日は大叩き、1,2日は平凡なスコアで、常に下位確定です。

今年の日本も、勝ったワッツは、ANAの威信をかけて、インチキセッティングにした。ドライバーがスライスするので、右に曲がったラフが、まるでフェアウエイだったのは、そのためです。JTは距離がなく、くろしおは広く、しかも両者枯芝で、ラフは意味なく、そもそも全面フェアウエイ。①のリスク0、②のデメリットもショートアイアンで感じず、アメリカで苦労して磨かれた、アプローチとパットがあるので、セッティングさえ工夫すれば、日本人ではダントツ強いように見せることは可能です。

石川遼も、さすがに気がついているようで、優勝後まったく嬉しそうでないし、日本のツアーを批判していたのは、自分が作られたヒーローであること。インチキ設定もふくめ、こんな井の中の蛙運営していたら、いつまでたっても世界には行けない・・・・ことに気がついたからです。

松山は冷静で、どんなコースでも攻めと守りを使い分けるオトナのゴルフです。したがって、日本でもアメリカでも、さほどの違いなく上位に行ける。優勝がアメリカでできにくいのは、まさにツアーの選手の厚みの違いだと思いますが、言われているほどの差はないと思います。

なお、マルちゃんも、石川遼も、日本並または、日本より稼いでいたこと・・・・をもって、本人の実力を評価する記事も多いですが、あれは無意味です。アメリカではツアーの価値が圧倒的にたかく、賞金総額が桁違いです。個人のスキルや実力によって賞金が決まるのではなく、総額を、相対的な実力差で山分けするのが賞金なので、日本の稼ぎと、アメリカの稼ぎを比較して、実力を論じることは、まったく意味がありません。
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この回答へのお礼

詳しく説明して頂きありがとうございます。日本でお山の大将より打たれて鍛えられた方が良いですね。彼の勇気は良いと思います。高みを目指さねば

お礼日時:2016/03/03 14:40

何を基準にして比較するかは難しいのですが、


アメリカPGAツアーに本格参戦した2013年シーズンからでアメリカPGAツアーでの石川遼プロの賞金は
2013年$424,541、2014年$1,380,579、2015年$851,044
ぞれぞれ円ドルレートがおおよそ2013年97円/$、2014年105円/$、2015年120円/$とすると、
2013年約4100万円、2014年約1億4500万円、2015年約1億200万円で、それぞれ日本ツアーの賞金ランキングでいえば2013年23位前後、2014年1位相当、2015年3位前後に相当します。

したがって、獲得賞金額だけでいえば2013年を除けば日本ツアーでプレイしていた頃とは大きく違いません。

それだけアメリカPGAツアーと日本のツアーとのレベルの違い(選手のレベルも賞金のレベルも)があるということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そんなに違うのですか。知りませんでした。

お礼日時:2016/02/04 12:29

やはりレベルが違う。

しかし、根気良く続けていたら近い将来ものに成る予感。顔つき、体つきは日本に居た時とは比べものに成らない位に良く、精悍に成った。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。日本にいたら常勝なのに敢えてつらい道を選ぶ彼には尊敬の念も私はあります。

お礼日時:2016/01/22 19:10

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