イソミタールという薬について

知り合いが、イソミタールを１日に０.６ｇ(１包)を３回（朝昼夜）＋不安時に１～２包飲んでいます。
合計で１日 約１.８ｇ～３ｇです。
１０年以上飲んでいます。
こんな処方する病院ってどうなんですか？
死んじゃいますか？

No.1 回答者： psy_neko 回答日時： 2016/04/12 23:10

こんばんは。

猫山と申します。
医師です。

昨今、睡眠薬や抗不安薬の依存性が問題になっています。
これらは「ベンゾジアゼピン系」のお薬ですが、イソミタールはそのさらに1つ前の世代、「バルビツール系」のお薬です。

依存性はベンゾジアゼピンよりはるかに強く、過量服薬した場合の致死性も高い、危ないお薬であると言えるでしょう。

上限量の10倍のイソミタールを服用しているお知り合いは、イソミタール依存症患者であると考えるべきですし、このような処方をする医師はまともとは言えず、（保険診療で治療を受けているのであれば）保険の支払いを認めている保険組合もどうかしています。

しかしそのような医師にはイソミタールを減量・中止する知識もスキルも持ち合わせていないでしょうし、お知り合いも、積極的には減薬を考えられてないのではないでしょうか。

ハッピーな結末は迎えられない可能性が高いと考えます。
　
以上、ご参考になれば幸いです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
上限量っていうのはどれくらい何でしょうか？
通っている病院は精神科ではなく神経内科です。
その医師自身、精神科の知識は少ないが対応しますと病院HPに書いていて、心療内科みたいな事もしているみたいです。
保険組合から何か言われたりするのでしょうか？

お礼日時：2016/04/13 23:44