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生態系が壊れる、という理由なら、
細々とフェイドアウトして言っているのだから、
そんなに心配ないような気がします。

絶滅させたくない、という「思い」だけですか?

素人の思い付きの質問なので、分かりやすくお願いできれば嬉しいです。

A 回答 (6件)

「人間そのものが最大の環境汚染源だ」と言う学者もいるほど、私たちの活動によって環境(生態系)を乱し、絶滅に追い込んでいる種は少なからずあると思います。

また、それが遠因になって私たちにも影響が跳ね返ってきている面もあります(食物連鎖も含めて)。

たとえば農薬です。代表的なのにネオニコチノイド系農薬(神経毒を有します)があり、これは害虫駆除のために作物の栽培に撒布するのですが、狙った特定の害虫だけに効くのではなく、一部の例外を除けばどの昆虫もやられます。ミツバチもそうで、以前にもニュースになりましたが、あるとき突然ミツバチが大量に死に絶え(ミツバチの行動半径は4kmもあり、毎日のように吸蜜のために巣箱から広範囲に往復するので影響を受けやすい)、養蜂家たちは困り果てたことがありました(今でもあります)。また地中の細菌や微生物も死に絶え、土は荒廃し、作物が育ちにくくなるんです。
ネオニコチノイド系農薬を撒布した地域ではミツバチだけではなく多くの昆虫が絶滅し、それを捕食する鳥たちも姿を消し、海岸付近では魚がいなくなって不漁になります。最後は人間も困ることになるんです。

ごくありのままの自然淘汰によって絶滅危惧種が出るのは自然の摂理でよいのですが、人間の活動で生態系(環境)を乱し、それで絶滅しそうな種が出るのなら、手を差し伸べるのが英知をもった人間の責務(贖罪も兼ねて)であるように思うんです。人間の活動で生態系を乱して絶滅危惧種が次々に出てくると、長い目でみたときに人間にも絶滅の危機が来ると思われます。

身近にいる昆虫たちが姿を消しているのに気づけば、それは警告であり、逆説的に言えば健全な生態系(環境)を知るバロメータになります。世界的に見て、最近の男性の精子の数は50年前の半分に落ち込んでおり(とくに日本の男性の精子の数はフィンランド人の2/3しかありません)、子孫を維持するのにギリギリの処に来ています。精子数の半減の原因は環境ホルモンが影響しており、環境に悪影響を及ぼす化学物質のせいです。昆虫などが絶滅して行く様子を見ていると、人間もやばいと分かるんですよ。少し話が先走ってしまいましたが。
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この回答へのお礼

人間の、、、というのはなるほど、分かる気がします。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/24 14:35

進化論から見ると全く無意味ですが、分子遺伝学が分かって来て「危機」が現われました。

それは既にかなり前に亡くなったS.J.グールド教授が提唱した「断絶進化論」で、巨大な彗星の衝突が良い例ですが、着実な進化が突如「不条理に」断絶される、するとその結果進化して来た能力を担う遺伝子群が全滅してしまう。それでは食物連鎖も、生物全体も瞬時に消えて無くなる。それでは困るから絶滅危惧種の遺伝子に書かれた能力が将来必要になると困るから、絶滅危惧種は最後には液体窒素に漬けてでも良いから残しておく。という論理です。
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この回答へのお礼

そういうモノですか。なるほど。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/24 14:37

特別天然危険人物としてレッドデータブックに登録して自分も保護して欲しいの・・という人もいるんだよなあ。


関係ないかw

・・・本題・・・
生態系が崩れることを防止しないと人が生活できない環境になってしまう。
それを防止するには今絶滅の危険に晒されている生物を保護することが一番簡単な指標になる。
保護には環境が大切だよね。
絶滅危惧種が存続できる環境なら人も生活できるという事です。

どんどん生態系が崩れて、あのGすら絶滅の危険に晒される環境になったとしたらどうなのよ。
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この回答へのお礼

私なんか、保護しないでさっさと捨て置いてほしいですけどね。
生態系が崩れると、とどのつまりすべての生物の絶滅につながる、、ということですか。

お礼日時:2017/01/24 14:37

補足


絶滅危惧種がいなくなれば、当然、食物連鎖の形が崩れます。そうすれば、他の生物の生存にも関わってきます。
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この回答へのお礼

そこは分かります。
再度のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/24 14:34

絶滅危惧種が絶滅することで、得られたはずの知識が得られなくなるから、絶滅危惧種を守ろうとしているんだと思いますよ。


というのも、生物からは色々なことが学べます。
生物の習性や特徴、機能を模倣して工学や医療の分野で応用することができます。所謂バイオミメティクスというものですね。
興味があるなら色々と調べてみてはいかがですか?なかなか面白いですよ。
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この回答へのお礼

なrほど、そういう面があるのですね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/24 14:33

絶滅危惧種を守ろうとする理由について、環境省のHPには以下の通り記載されています。

 日本を中心に書かれていますが、どの国にでもあてはまるでしょう。 


なぜ、まもらなければいけないの?

絶滅危惧種を守ることは、生命の歴史と、私達の暮らしを守ること

 日本には、実は世界的にみても豊かな自然が残されていることを知っていますか? 現在、国内には未だ知られていない生物も含めて約30万種を超える生物がいると考えられています。南北に長い国土、海岸から山岳までの大きな標高差、大小数千の島嶼を有することなどにより、日本独特の豊かな自然がつくられてきました。ほ乳類の4割、爬虫類の6割、両生類の8割が日本にしか生息しない固有種です。.

 そんな日本で今、多くの生物たちが絶滅の危機に瀕しています。生物を絶滅から守ることは、生命の長い歴史を守る重要なことです。しかし、実はそれだけでなく、私達の暮らしを守ることにもつながっているのです。 .

種は、生命の長い歴史の結晶

 人間を含むすべての生物は地球とともに長い時間をかけて、今のような形になりました。生物の種は生命の長い歴史の結晶であり、それ自体がかけがえのない価値を持っています。.

多様な生物に支えられる私たちの暮らし

 私たちの暮らしは、多様な種が関わりあいながら形成する自然の恵みに支えられています。複雑なバランスで成り立っている自然を守るためには、一つ一つの種を絶滅から守っていくことが大切です。.

絶滅危惧種は地域の宝物

 絶滅危惧種などの生物の中には、伝承や行事に登場したり、その土地の産業の中心となるなど、地域の文化と密接に結びついた種もあります。これらの象徴的な生物の保全は、地域のアイデンティティを見つめ直すことにつながります。.
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この回答へのお礼

さすが環境省、分かるようでわかるような~~。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/24 14:33

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