実際、1909年のゲッチンゲンにおける彼の講演ではポアンカレ相対 論では3つの仮説、すなわち、1。物体の速度は光速を越えない、2。物理法則は 全ての慣性系で同一、3。並進運動する物体は収縮する、が必要であると語って いる。当然の事ながら3番目の「仮説」は残り2つの仮説から導く事のできること であり、ポアンカレは相対論の根本的な特徴を理解していなかった事になる。
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/general-education-j …
ポアンカレ相対論の3を非慣性系も含んで、「運動する物体の波は収縮する」に変えて、アインシュタイン相対論の要請している1,2に適用すれば、特殊相対論の原理になり、結果ポアンカレの言う「並進運動する物体は収縮する。」になり光速は一定になるのね。
だから波動を抜いたような物理は、幾何学遊びであって、アインシュタインはローレンツ収縮の根本的な特徴を理解していなかった事になる。だから
「光なしの相対性理論」を解説しているユニークな本なのである。
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/6e47253b0622e86 …
みたいな話になるんでしょうね
いや、そうじゃないって方がいましたらご意見お願いします。
A 回答 (9件)
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No.5
- 回答日時:
マーミンの「相対論」に関しては、光ではなく、物体の慣性系に対する最高速度を仮定すれば、ローレンツ変換が導出されると言っているだけなので、物質波とかは関係無いですね。
(最高速度は、観測及び実験で確定すれば良いと言う事ですが、現在観測されているのは、光速だと言う事です)最高速度を決定するのに、物質波を考える必要があるなら、関係あると言えるかもしれませんが、それは定数決定の方法であって、特殊相対性原理の根本とは関係無いです。
最高速度が存在しないとかならば、根本的な問題にはなりますが、そういう意味の質問じゃないですよね?
No.4
- 回答日時:
おっしゃる意味がよく分かりません。
「光っていうのが概念でもないし物でもないのだから、光速度基準に物と融合するということは、量子効果を考慮するってことが、必要十分条件なのではないでしょうか?」
とありますが、「光っていうのが概念でもないし物でもないのだから」というと、光をどのように捉えているのでしょうか?
また、相対論は古典物理学の中に含まれており、その古典物理学である相対論を量子力学が吸収しようとしていると考えています。
それが所謂「場の理論」ですよね。・・・もちろん特殊相対論の場合でしか成功していませんし、どーも場の理論には欠陥があるようだ・・・って考えられていますけれどね。
それに、相対論と量子力学は別々に要請されるものであり、それを融合したうえでの量子効果だと思うのですが。
まあ、もっとも、相対論、量子力学ともに絶対に正しい普遍法則である保証はどこにも無いので、
どちらか一方、または両方とも将来修正される可能性はありますよね。
もちろん「量子効果」を通して、相対論が修正される可能性は捨てきれないと考えています。
・・・回答になっていますかね?(^^;)
No.2
- 回答日時:
「アインシュタインはローレンツ収縮の根本的な特徴を理解していなかった?」ってのは、科学史的な質問ですよね?
ぶっちゃけ、それは、アインシュタインに直接訊かないと分からないと思います。
まあ、言うなれば、「ニュートンはF=maを理解しいなかった?」と同様ですよね。
F=maを定式化したのはオイラーで、オイラーは「プリンキピア」を読んでいたにもかかわらず、これを新しい発見と考えていたようです。
まあ、このオイラーの定式化のおかげもあって、今の力学があるのですが、
力学史だけとっても、事情はかなり錯綜していますので、
アインシュタインの理解がどれほどだったかも単純に「理解していなかった」とみ言い切れないと思うのですが・・・。
それに、一言で「相対論」と言っても、力学と同様に沢山の科学者の手が入って、現在の形になっているので、
どかからどこまでがアインシュタインのオリジナルなのかを判別するのは難しいと思います・・・これは、アインシュタインの論文を読んだとしても同じ事だと思いますよ。
それから、アインシュタインがローレンツ収縮の特徴を理解してなかったとしても、全くの不理解だったとは思いませんし、
かといって、ローレンツや相対論以後の研究による「根本的な理解」と同一だったかと言うと、それも違って当たり前だと思います。
それと、『「特殊相対論はローレンツ収縮を説明していない。」 事実、アインシュタインはローレンツの論文やMM実験と無関係と述べています。」ですが、
確かに、アインシュタインはローレンツの論文やMM実験は知らなかったと言っていますが、『「特殊相対論はローレンツ収縮を説明していない。」 事実・・・』
と繋げるのは無理があると思います。それに、「特殊相対論はローレンツ収縮を説明していない。」ってどういう意味ですか?
(現在の)特殊相対論からローレンツ収縮が出てくるのはよく知られた事実だと思うのですが・・・。
それから、No1の方が
「加速度運動中の物体は、微分すれば、その瞬間では等速度運動として考えることができる、それを積分すれば良い、ただそれだけなので
慣性系に含めて何も問題が無いから。」
と書かれていますが、これは(現在の)特殊相対論の中で実際にそう言う計算をする場合があります。
そうすると、「特殊」と「一般」の違いは?って話になるんですね。
そう言う意味でNo1の方は書かれていると思いますので、初等力学でいう慣性系・非慣性系の事を指しているとは思えません。
あんたのいうのは量子効果によるローレンツ収縮の解釈じゃん
って言う意見があるとおもうだけど、光っていうのが概念でもないし物でもないのだから、光速度基準に物と融合するということは、量子効果を考慮するってことが、必要十分条件なのではないでしょうか?
No.1
- 回答日時:
質問の思考過程がよくわかりません。
ポアンカレ相対論の3、は、その1、その2から必然的に求められる、
ということから、
ポアンカレは理解していなかった なら意味解ります。(あくまで、ここで記述があった内容からの論理だけを考えるとして。)
それが、突然、
アインシュタインは...と、人名がすり替わるのは何故?
>外力がなく波の収縮と物体の収縮が同期して起こった場合は慣性系
>外力があり波の収縮と物体の収縮が同期して起こらない場合は非慣性系
>たとえば、回転円盤では波の収縮はおこるが、円周は遠心力により変化しない非慣性系
加速度運動中の物体は(静止している系からみると)非慣性系 という意味にとれるが...
違います。
非慣性系は、重力を受ける系のことであって、加速度運動中の物体は指しません。
加速度運動中の物体は、
微分すれば、その瞬間では等速度運動として考えることができる、それを積分すれば良い、ただそれだけなので
慣性系に含めて何も問題が無いから。
せっかく、回答していただきましたが
慣性系とか非慣性系とか基本ができてらっしゃないように思います。
http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/kannsei/k …
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相対性原理は慣性の法則という力学に包括されてます
そうであれば、絶対静止基準の慣性の法則から光基準の慣性の法則を再定義しないといけないので、
外力がなく波の収縮と物体の収縮が同期して起こった場合は慣性系
外力があり波の収縮と物体の収縮が同期して起こらない場合は非慣性系
たとえば、回転円盤では波の収縮はおこるが、円周は遠心力により変化しない非慣性系ということです。
アインシュタインはローレンツ収縮の根本的な特徴を理解していなかった?
が正しいか調べてみたのですけど、「特殊相対論はローレンツ収縮を説明していない。」
事実、アインシュタインはローレンツの論文やMM実験と無関係と述べています。
慣性系間の座標変換について述べているだけで、後知恵で他の者が解釈しているだけなんでしょう。
最も、光波や物体については当初考慮対象だが、物質波については特殊相対論構築後に量子論の接続にためにド・ブロイが考えたものだから
λ=h/p
ローレンツ収縮の説明で、物体の運動に合わせて光波や物質波の収縮が起こるっていうのは、今だから言える話で、ひゃまの新規提案だろう。
光の等価原理: γ=c/(w=fλ)=mI/mG
エネルギー表現の等価性: E=mG・c^2=γmI・w^2=hf
素粒子の慣性質量とスケールの反比例: λ=h/(mI・c)
これでいかがでしょう?
回転円盤では何が収縮しますか?