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ニュースで東芝とWHの問題を聞いていて思ったのですが、経済学に詳しくないので教えてください。東芝がWHを買収してアメリカ国内と他国で原発を建設する契約をした後、関東大震災で福島第一原発が被った被害から、アメリカ国内での原発の建設基準が引き上げられ、そのために建設が大幅に遅れ、多額の損害が出たと言っていたと思うのですが、そもそもWHが原発を建設する契約を交わした内容から関東大震災の後の建設基準の引き上げによって先の契約とは建設段階などが変わってしまったのだから、なぜ増加分の費用をWHと東芝が担わなければならないのかが分かりません。基準が変更になった時点で契約を新たにしなければならないはずなのではないのですか?

A 回答 (2件)

まず関東大震災ではなく東日本大震災です。

(^^;
関東大震災は大正12年(1923年)9月1日に起きた大地震によるもの。地震の震源地は相模湾だったはず。。。

で。書かれているご質問は経済学に関することではありません。会計に関することでしょう。
この件での一番の問題はウェスチングハウスが建設工事契約に「建設費用が契約時の金額より増えた場合、その負担は当社(ウェスチングハウス)が行う」という条項を設けた、しかも後からこれを加えたことです。(なぜ加えたかはしっかりとは報道されていないようですが)
ですので契約上、増加した費用を負担しているのはあくまでウェスチングハウスで東芝ではないですが、ウェスチングハウスは東芝の子会社で、東芝の連結決算の対象となっていたため今の状況になっているわけです。

なお、親会社の連結決算とする基準は「親会社が子会社の資本の50%以上を持つ場合」など幾つかあったと記憶します。Googleなどで「連結決算 基準」といったキーワードで検索すると説明ページが見つかるかと思います。

参考まで。
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この回答へのお礼

このニュースを聞いていて不審に思うことが本当に多いです。ここで教えていただいたことだけでも、なぜWHが後になってそのような条件を親会社の東芝に相談もなく付け加えたのか、またニュースではWHが建設会社を買収したためとも言っていたので、なぜ損失がでるであろうことが分っている建設会社を買収したのかも理解できませんね。 最近では三井物産だったか、モンサントの農薬事業を買収しましたが、アメリカでもオーガニック食品が注目されだして、遺伝子組み換え食品や農薬に対して反対する人が増えてきたため、売却したのだと思います。遺伝子組み換えトウモロコシなんかは回収されて日本のビール会社に大量に送りつけられたと聞きましたし。コカ・コーラホールディングもキリンに経営統合を持ちかけて断られたみたいですし。キリンは少し賢かったようです。これもアメリカでは今、多くの大学がキャンパス内から炭酸飲料を排除している動きがあります。これは炭酸飲料を販売している企業にとっては大打撃でしょうからね。

お礼日時:2017/04/04 16:24

ウェスチングハウスが締結した原発建設契約の内容によります。

詳しい内容は知りませんが、「〇〇ドルで、いついつまでに発電できるものを納める」という契約であれば、途中で条件が変わったものはウェスチングハウス側の負担になります。
負担が嫌だから解約する場合には、「違約金」を支払う契約になっているのだと思います。
従って、どちらの場合にも「損失」が発生するので、どちらが有利かという判断があって、決断が遅れたのでしょう。

三菱重工のジェット機 MRJ も、注文した航空会社との間の契約はそんな形態になっていると思います。だから、開発が遅れると「損失」が時間とともに大きくなるリスクを抱えています。

リスクがあっても契約するか(その場合には、条件によってはハイリターンも期待できる)、リスクを避けてビジネスチャンスを逃すか、という経営判断なのでしょう。
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