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現在、仲間と解読中の古文書「青山騒動記」の中に 
  ---大橋傳内を殺さんには毒酒こそ宜しかるめ---
 という文があります。この文の末尾 かるめ について以下の質問に対してお教えください。
①「かる」は宜しに付随する補助動詞でいいのでしょうか ②「め」は推定の「む」の已然形でいいでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

「宜しかるめ」ではなく「宜しからめ」ということはありませんか?


解読中の古文書、ということですので、「る」と「ら」の字形が似ていて誤読している可能性もあるのではないかと。

もし「宜しからめ」でしたら、形容詞「宜し」の未然形(カリ活用)「宜しから」+推量の助動詞「む」の已然形「め」(係助詞「こそ」の結び)です。

なお、補助動詞というのは、動詞としては意味はもたないものの、形は「動詞」と同じものですので、「かる」という形の「補助動詞」を考えるのは無理でしょう。
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No.1の方がおっしゃるとおり、「こそ~よろしからめ」となるはずです。

「よろしから」は「よろし」という形容詞の補助活用(カリ活用)の未然形ですから、未然形接続の助動詞(推量)「む」の已然形「め」が接続します。
 質問者の誤記でなければ、原文が間違っていることになります。「青山騒動記」がどういう性質の文書かよく分かりませんが、田舎に伝わったものであればこの程度の誤りはあり得ます。もし、レベルの高い文書であるなら、それが書かれた時代にはそういう言葉遣いがあったのかも知れません。
 これ以上、詳しいことは学者に頼る以外ありませんね。
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「よろし」は「シク活用」なので、「よろしかる」が「カリ活用」、これでひとつの形容詞です。


元は「よろしく」+「あり」ですが、熟合して、ひとつの活用になりました。

詳しくはシク活用、カリ活用で検索して下さい。

「め」は推定の「む」で、「こそ」との係り結びの関係で已然形です。
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