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【 古文 補助活用をなぜ使わないのか 】
文章:六代は、諸国の受領たりしかども、......

この文章の『たり』は、体言接続となっているため「断定のたり」だとわかりましたが、
過去の助動詞「き」の已然形『しか』があとに続くので補助動詞の「と」を使うべきだと思いました。

インターネットで検索すると、
「助動詞があとに続く場合、補助動詞を使う」
と出てきましたが、この文章の場合、どうして補助動詞を使わないのでしょうか?

どなたか教えて下さい。

A 回答 (1件)

断定の「たり」はそもそも「と」+「あり」です。


それがやがて「と」は「たり」の連用形の一種に変化したのです。
結局「と」の出番は「として」「とあり」が大部分です。

婆羅門僧正(ばらもんそうじゃう)といふ、これなり。大安寺の僧とあり[婆羅門僧正というのはこの人である。大安寺の僧である]



断定の「あり」の後に「き」が来ようが「けり」が来ようが「たり」です。
「たりき」「たりけり」です。

橘正通(まさみちが)、…具平(ともひら)親王家の作文の序者たりけるに
[橘正通が、…具平親王家の詩作の会で序詩を作る役であったとき]
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「と」はあんまり使わないんんですね。

お礼日時:2023/02/06 19:49

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