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日本人として恥ずかしい質問かもしれませんけど、お寺と神社って、何が違うのですか? それぞれ、どういうことをする目的がありますか? また、誰がまつられていますか? あと、その経営(?)維持のための資金(?)はどこから出るのでしょうか? 教えて下さい!

A 回答 (7件)

おはようございます。


社家で、祖父や伯父が神職です。

あの・・・先ず、他人様の回答を指摘するのはあまり好きではないのですが、ご指摘をとありましたので・・・取り敢えず、神道は現代に於いて国家宗教ではありません。法律として「政教分離」を法的にも謳っています。何となくそんな風に感じるであろう理由は、単に天皇が「取り敢えず(その前に別の王朝が在った事は衆知の事実です)」現代日本の礎となった「神武天皇」の皇孫として祀り事=政(まつりごと)に少なからず関与していると言うだけで、それを国民に強要しているわけでも、国家の規範として「利用」している訳でもありません。その代わり「道徳」として、知らず知らずの内に国民の中に浸透している事は確かでしょうが・・・

さて・・・神社と寺の違いですが、
形式や建築もそうですが、やはり自分の信仰するものの「拠り所の違い」でしょう。神社は神道を信仰するところ。寺は仏教を信仰するところ。それ以上でもそれ以下でも無いと思います。
あと神道と仏教ですが、表面的には色々違いはありますので分かると思いますが、案外知られていない決定的違いは「教義も持つか持たないか」です。仏教には検索していただくと分かると思いますが、各派によってそれぞれの教義があると思います。しかし、神道にはこの統一された教義が存在しません。「神(かん)ながら」を信じる全ての人は、各自の信念の基に自分の信ずる神の考えの元、自らの責任に於て神の前に恥ず事の無いよう行い、信仰をする事を教えられるだけで、作法はあっても、あーしなさい、こうしなさい、夜はこんなことやって毎回お祈り何と何を唱えなさい・・・なんて言うのは無いと思います。若しも神道教義として出てくる事があれば、それは近代日本の戦意高揚のために作り出された神道・天皇崇拝の悪しき落とし子ではないかと思います。

祀られているのは、それこそ神社には天照大神と「八百万」の神様、お寺にはお釈迦様でしょう。
あと、護国神社に神様はいません。菅原神社(天満宮)や加藤神社など人が神様として祀られているところに神様はいません。神の名の下に人の霊を慰める為の墓標であり、その霊に関連する人間にとっては拠り所でありますが、一般の人間にとってのそこは敬うべきところではあっても、信仰の対象となるべきところでは無いと思います。

経営・資金ですが・・・お寺さんの収入はよく分かりませんが、神社は宗教祭儀の際の玉串料が主な収入源ですね。これが神社会計に計上され、そこから各神職への給与が支払われたり、神社の維持費がまかなわれます。
神職個人の生活もあるので、あまりに少ないときには兼業神職として、学校の教師(ウチの場合は歴史の教師です)をしたり、お華や雅楽等を教えて、副収入を得るところもあります。あと、大きい神社であれば、社頭収入と言うものもありますが、これも神社会計に組み込まれます。(神社前に設置してあるジュースの自販機だって社頭収入なんじゃないかな?これはちょっと確信ありません)

祖父などに聞き育った事に、自分が勝手に解釈したものを加えて自分の知識としているので、本当の神職者が見たら「門前の小僧が随分ムチャな解釈して・・・」と思われるかもしれませんが・・・取り敢えず門前の小僧の知識として、ご参考程度に留めていただけたら幸いです。
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これは削除対象になっちゃうと思うのですが、今たまたま見てちょっと憤りを感じたので書き込みさせていただきます。

No.6さんの回答ですが
>神主さんに比べると、お坊さんのほうが腰が低いです。(そんなことはない、と言われる神主さんがいたらごめんなさい
と書いていますが、ごめんなさいなんていうくらいなら、そんな事をわざわざ書く必要は無いじゃないですか。神主さんだって色々いて、お坊さんだって色々います。私はお坊さんに嫌な思いを受けてここで質問しました。http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=769767
他にもお坊さんに嫌な思いを受けて悩んでいらっしゃった方に回答もしました。http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=973699
自分が信仰されているからかも知れませんが、質問された方や他の方が見て誤解するような書き方をするのは止めて欲しいです。

ご質問者様、回答でない事を書き込んでしまってごめんなさい。でも神社の神主さんがみんな高飛車なわけじゃないし、お坊さんがみんな腰が低いわけではありません。それだけは分かって欲しくてつい書き込んでしまいました。本当に本当にごめんなさい。
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お寺というのは、ひとつの「修行の場」です。



神主さんに比べると、お坊さんのほうが腰が低いです。(そんなことはない、と言われる神主さんがいたらごめんなさい)

「お釈迦様」というのは、修行を積んで悟りを開いた「釈迦如来」です。
あと「如来」には、阿弥陀如来、大日如来、薬師如来さんがあります。
浄土真宗で「南無阿弥陀仏」というのは、ひらたくいえば「阿弥陀様~お願い~!」というものです。

観音さんは「観音菩薩」といいますが、菩薩というのは、如来めざして修行を積んでる立場。

「まつっている」という表現は、仏教では使わないのではないでしょうか。

ちなみに、日本人は、「結婚式は神社」「葬式は寺」という人が多いですが、
もちろん、お寺で結婚式も、神社で葬式もあります。
(お寺の結婚式の方が神社の結婚式より堅苦しくないのでお勧めです。「そんなことはない」といわれる神主さんがいらっしゃったらごめんなさい)
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1です。


2の ek1fji 様の言われている通り、

>#1の方はお詳しいですが、神道が国家宗教というのは、完全に誤りです。

神道が国家宗教というのは誤りです。

4の 98Kin 様の仰るように↓の事実があるのですが、

>明治になり、天皇中心に国を作る事になり、政策として神と仏を分ける事になり、現在のように仏はお寺で、神は神社でとなりました。
そして神道が国家宗教になりましたが、戦後は国家宗教はなくなり宗教は全て平等になり、また曖昧になってきてます。

戦前国家宗教であった神道は、今でも国旗やきみがよのように、日本の宗教=国教と誤解している日本人も少なくなく、一部の外国では、完全に「国教」と捉えている国もあるので、そういったつもりで書かせていただきましたが、言葉足らずでした。お詫びいたします。
日本ってまだまだ自分たちの国のこと、自分たちの国がどう見られているか分かっていない部分がたくさんありますよね。
素朴に外国の方に訊かれて分からないこと…謙譲のこと、禅のこと、着物のこと…
質問とは関係ない話ですが、フランスの小学校の社会の教科書に出てきた日本の説明に添えられていた挿絵が、結い上げた髪に和服姿で、思わず絶句してしまったことがあります。
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書き出すとかなり長くなりますが、まず日本の場合


「八百万の神々」というように、山や湖や石等、霊を感じる物は全て信仰の対象とします。
古代出雲の国を中心に「大国主大神」が「豊葦原の瑞穂の国(日本列島)」を治めておりましたが、高天原(天上)の天照大神が地上を欲し、大国主から地上を譲り受けます。
この天照大神の子孫が天皇家であり、神道の始まりとされます。
こうして高天原系の神々を「天の神(アマツカミ)」、大国主など、土着の神々を「国の神(クニツカミ)」と称しますが、現在ではこうした神々を祭るところを神社と総称します。
さて、552年(諸説あり)になりますと百済の聖明王の使いで訪れた使者が欽明天皇に金銅の釈迦如来像や経典,仏具などを献上し、仏教が伝わります。
これを蘇我氏などの諸豪族が勢力争いに利用し、仏教信仰が広がります。
本来は外国の新興宗教ですが「八百万の神々」を認める日本の風土で広まったので、従来の日本の神々も仏教に取り入れられ、混ざってしまいました。
天神様や権現様も仏教なのか神道なのか分からない時代になってしまったのです。
明治になり、天皇中心に国を作る事になり、政策として神と仏を分ける事になり、現在のように仏はお寺で、神は神社でとなりました。
そして神道が国家宗教になりましたが、戦後は国家宗教はなくなり宗教は全て平等になり、また曖昧になってきてます。
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お寺の維持ですが
まずチェーン店になってます。
xx宗という本山に加盟して、一定のマージンを払う事で「xx宗xx寺」という看板を掲げ、本山から仕入れた経典を売ったりする事が出来ます。
経営実態は自営業で、加盟資格を得るため本山の開催する研修に参加し、僧侶の資格を得ます。
まず固定客を掴む事が安定経営の基礎ですから、「檀家」という会を作り、お寺の固定客になってもらい、寄付の多い方に檀家の役員になってもらったりして、会を維持します。
月命日にお参りに出かけ数千円、法事で数万円、葬式で数十万円、駐車場や幼稚園の経営など。
(宗教活動は税制面で優遇されますが、営利事業は一般同様課税されます)
新規のお客さんも必要ですから、葬儀屋などとタイアップして葬式をやらせてもらい、その後「檀家会」に勧誘して入ってもらいます。
熱心な住職ですと、法話会などを定期的にやったり庭や仏像見学を売り物に観光に来てもらったりして、収入を増やします。
収入は大体3分割で考え、1/3を人件費(住職や家族の収入)、1/3をお寺の維持管理、1/3を将来の修理に備えて貯金するところが多く、大体200軒(地域によっては300軒)以上の檀家が必要といわれます。
一部の観光寺はこの限りでなく、独立するお寺もままあります。
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#1方が詳しいので、私はもっと簡単に。


仏教は、皆さん知らない人はいないと思いますが、何気なく接していても、「神道」という宗教を意識していないために寺と神社の違いがわからなくなるのだと思います。
新興宗教はのぞいて、日本は仏教と神道があります。
仏教はお釈迦様ですね。
神道は、仏教が日本に伝来する前から日本での宗教の根本なのです。あまりにも日本人に根付いているために、かえって意識されないのかもしれません。神道はよろずの神がいて、何でも神様になってしまいます。山の神、海の神、狐も、死んだ人間も、木でも、なんでも神様になります。
お寺は、日本では仏教(イラクであればイスラム)。神社は、神道です(ですから、祀ってあるのは色々)。
日本人はお寺も神社も両方お参りに行きますが、手をぱちぱちと叩くのは神社、お寺は叩きません。
今では、年配の方でもお寺で手を叩く人がいますが、あれは間違いです。
#1の方はお詳しいですが、神道が国家宗教というのは、完全に誤りです。
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■まず、お寺ですが、仏教の礼拝所です。

語源はパーリ語の「thera」から来ているという説もあります。
仏様が祀られています。仏様と言っても、如来様や観音様が祀られている場合もあります。
経営は、宗教法人なので、その時の住職が管理しています。
維持のためのお金は、お葬式(戒名)や法事(読経)、檀家のお布施から出ているようです。
大きなお寺になると、一人でン百万くらいお布施をしている方もいらっしゃいます。

■神社は「名目上は」国家宗教です。
一般的に言って、神殿と付属の施設から成り立っています。
産土神(うぶすながみ)、天神地祇(ちぎ)、皇室や氏族の祖神、国家に功労のあった者、偉人・義士などの霊を神として祀っています。
有名なのは靖国神社で、戦死した方々が英霊として祀られているので、韓国や中国等、日本に侵略された過去を持つ国々では、一国の首相が公人として参拝することに根強い抵抗感を持っています。
こちらもというか日本において有名な宗教は大抵宗教法人の認可を受けていますので、経営はその時の宮司さんです。
維持費はお賽銭やおみくじ等の販売から、結婚式、 初詣、例祭、地鎮式、七五三等のようです。
あとはお祭りなんかもありますから、自治体からの寄付もあるようですし、神社毎に役員さんがいらして、神社維持費を集めていらっしゃるようです。

知識として知っている範囲をお答えしましたが、信仰なさっている方に対して不適切な表現や、間違った解答をしていた場合、ご指摘ください。
それから仏教徒でも神道でもないので間違っていたらごめんなさい。
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