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コンパレータ回路における
ヒステリシスの原理がわかりません。
なぜ正帰還をつけると
ヒステリシスを持つのでしょう?

A 回答 (3件)

正帰還により、


入力信号が正電圧の時はプラス側に、
負電圧の時はマイナス側に偏らせるからです。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明
ありがとうございました!!

お礼日時:2017/10/11 01:15

例えば添付図のようなコンパレータ回路で説明します。


図で帰還抵抗はRfで示してあります。コンパレータの反転入力には基準の電圧としてV2(5V)が接続されてます。電源V3は10V。コンパレータの非反転入力と信号源V1の間には抵抗R1、56kΩが接続されてます。
 この回路において信号源は0Vから10Vまで直線的に1秒で上昇し、その後0Vまで直線的に1秒で下降します。
 信号が0Vから上昇し始める初めは出力V(out)は0Vなのでコンパレータの非反転入力V(in+)は信号源の信号を抵抗R1と帰還抵抗Rfで分圧された電圧になります。添付図ではV(in+)で示される波形になります。その結果V(in+)が反転入力の電圧5Vに達するときの信号源電圧は7.6Vくらいの電圧になります。その電圧を超えると出力V(out)はLからH(10V)に反転します。信号源電圧が10Vから逆に下降してくるときは、反転入力が5Vになる信号源電圧は2.4Vくらいになります。信号源電圧V(in)がこの2.4V以下になると出力はL(0V)に反転します。
 帰還抵抗が無い場合に相当するRF=1GΩの場合は非反転入力の電圧V(in+)は信号源電圧V(in)と同じ電圧になりますから出力が反転する電圧は入力信号源V(in)の上昇時も下降時も同じ基準の電圧V2の5Vになり、ヒステリシスは発生しません。
「コンパレータ回路における ヒステリシスの」の回答画像3
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書き直します。



例えば出力がLowからHighに変わると、正帰還により
コンパレータの入力端子をHigh側に偏らせます。

このため、次にLowにするべくコンパレータのスレッショルド値を切るには
入力信号はそれを下回る必要がある、という現象が生じます。

出力がHighからLowになる時も同様。

これにより、入力信号のスレッショルド値は、
High→Low 変化の時と Low→High で異なる、という
ヒステリシス特性となります。
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